2019年1月31日木曜日

フランスに受注が決まった豪州次期潜水艦:海自そうりゅう型の提示が再燃する可能性が出てきた!・・・


豪海軍次期潜水艦を巡り!~、
数年前に日仏独などが受注競争を展開した!・・・


親日アボット首相の下!~
 500億豪ドル(約4兆円)という豪最大の防衛関係プロジェクトには、日本も『そうりゅう級潜水艦』で売り込みをかけ、一時は受注確実と見られていた。


 安倍首相と仲の良かった当時のアボット豪首相が退陣したこと、アボット首相に退陣し代わった親支那のマルコム・ターンブルが支那の要望に応じたのか?、…
 引っ繰り返し、加えて豪側が国内生産を望んだことなどが影響し、最終的に潜水艦建造を受注したのは、フランスのネーバル・グループ(当時DCNS)だった。
 採用されたのは、原子力潜水艦、バラクーダ級の動力をディーゼル・エレクトリック方式に変更したものであった。
現地生産に日本よりも、前向き姿勢を打ち出していた仏提案が決め手となった。

■【豪仏両国は潜水艦建造の
      政府間協定をすでに結んでいる】:
協定によれば!~、
 12隻の潜水艦が南オーストラリアのアデレードで、
       2022年より建造される予定!・・・
 豪海軍への最初の納入は2030年代初めで、2040年代終わりまでには
       全隻引き渡しが完了する計画!・・・

然し、2016年4月に決めた豪海軍次期潜水艦のフランスへの発注が揺らいでいる。
最近、豪国内から異論が相次ぎ、年内に予定される議会選挙など今後の展開次第では発注が取りやめになる可能性が出てきた。
 此れは受注が決まった当時から囁かれていた事であった。フランスが提示したのは原子力潜水艦を通常型に改造する計画であり、…問題なく改造が可能?、また運用実績がなく不安が最初から付き纏っていた。此れが表面に現れて問題視され、注文取りやめが現実のものとなるか?。

 海上自衛隊がすでに運用(配備)している『そうりゅう型潜水艦』+『米国の武器システムを搭載』した日本の当時の提案を最善とする声は、… 今なお豪国防関係者の間では根強く燻っている。

防衛装備品の輸出は、… 国際的には単なるビジネス以上に、安全保障上のパートナー国との協力を深め、情報収集体制を強化する手段として位置づけられる。
豪仏両国で潜水艦建造の政府間協定が結ばれた後!~、
 計画の細部を詰める『戦略的パートナーシップ協定』(SPA)の
        締結交渉が難航!・・・
 知的財産の移管やトラブルが起きた場合の補償を
       めぐる対立が原因と報じられた!・・・

現有のコリンズ級は!~
スウェーデン企業の設計に基づき豪州で建造したが、故障が多く稼働率が極めて低いことに豪海軍が苦心している!・・・
こうした経緯を踏まえ、『完成された潜水艦が』がいまだ存在しない新型に故障が発生しても迅速に修理・改良できるよう、仏が持つ技術情報などをあらかじめ開示するよう豪側が求めているものとみられる。

もともと新型潜水艦のユーザーとなる豪海軍内部では!~、
2009年から順調に運用実績を重ねている海上自衛隊のそうりゅう級潜水艦を輸入するのが最善との見方が根強かったのである!・・・
建造に際していかに豪経済に波及効果があったとしても、結果として完成した潜水艦がコリンズ級と同様に故障が多いものになれば、豪海軍にとっては国防上で大問題となる。
ただ選定当時は、豪州の雇用充実を重視するターンブル氏が首相で、現地生産に日本よりも前向き姿勢を打ち出していた仏提案が採用された。


■【仏への発注、取り消しも】:


ターンブル首相は退陣。引き継いだ同じ自由党の現モリソン内閣で国防相を務めるクリストファー・パイン氏は『豪仏のSPA交渉は既に決着した』として、順調ならそう遠からず正式調印できるとの判断を示している。

❝❝ 順調なら!❞❞ との条件つきであり、決着はついていない事が考えられる!。


足元では国防省に近いシンクタンク、
      豪戦略政策研究所(ASPI)のウェブサイトなどで!〜、
● 仏との潜水艦計画は総じて失敗!・・・
● 我々(豪州)はプランB(代替案)を検討すべきだ!・・・
などといった専門家の異論が噴出しているが、… この背景には、脅威がほとんどなかった時代は、コリンズ級のような稼働率の低い潜水艦でも乗り切れたが、ここ数年間で状況は一変した。
 支那がインド洋や豪州に近い太平洋の島国に援助攻勢をかけ、軍事進出の気配まである現在、完成してみないことには実際の性能が確認できない仏潜水艦よりも、既に約10年にわたり運用され改良も続いている『そうりゅう級』の方が安心して調達・運用できる、との豪海軍関係者の思いがある。

さらに、豪会計検査院が選定に関して疑義をはさみ!〜
調査に乗り出す可能性が出てきたことをこのほど地元紙が報じた!・・・
豪州では2019年に総選挙が実施される予定で、その行方次第では仏提案の採用が覆る可能性が高まって来た。

参考記事:
豪潜水艦商戦、日本案再浮上の気配 




                                                    


■【軍事ミリタリー 海上自衛隊 潜水艦 そうりゅうは本当に強いのか?他国の潜水艦と比較!】:


日本のネッ空間に、この案件に寄せられたコメントは圧倒的に、もし豪州で製造されるなら、共産党支那に機密、技術漏洩の恐れがある!。
豪州に売るな!・・・
などの声に満ち溢れている!・・・

✦ 中国に情報流出しそう!・・・

✦ 潜水艦の技術って想像以上に高度で門外不出!・・・

✦ 中国におもねる力が強かった時期に欧州勢に一気に押し切られたからな 
  現場や運用側はそうりゅう型が欲しかったんだろうが政治に負けた 
   そして起死回生の動きか!・・
✦ フランスの計画案が天井知らずに値上がりしてるそうだね!・・・
✦ 完成品輸出ならいいけど現地組立だろ、
      絶対に重要技術が中国に流出する!・・・

✦ 豪は親中派と慎重派が綱引きを繰り返しているが、
 長期的にはより中国寄りへ動いている。 
 中国系移民も大量増加中で選挙でも影響力が増してくる。 
 したがって、虎の子の技術はもう豪には渡すべきでない!・・・

✦ まだ未練がましくこっち見てんの 製造までオーストラリアでやれって
   信頼出来ない国にそんなノウハウやれるかよ!・・・

✦ ダメ、絶対! 中華に日本の通常潜の弱点を知られる !・・・

✦ 自国生産を目論む事は自明と成った今w 
       中華に流出を消せないから無理だわ!・・・

✦ 記事を読むと、現有のコリンズ級は豪州で建造されたが故障が多く稼働率が低い 
海軍の現場では現物が存在しないフランス製の新型より、運用実績のある日本から購入するほうがいい、 との声が強いみたいね!・・・

✦ どうせ フランスの尻をたたくか 値下げさせるための 
       当て馬だろ…まともに考えるだけ損だわ!・・・




日本は、再浮上しつつある案件にどう向き合うかに加え、官民にまたがる輸出体制をいかに刷新するか喫緊の事案となってきた

ネットでは支那への機密漏洩を恐れ、❝❝ 豪州にはうるな!❞❞との声が溢れてはいるが、… 支那への融和姿勢が顕著だったマルコム・ターンブル首相退陣の後、政権を継いだスコット・モリソン首相は対支那姿勢が強硬であり、トランプ大統領の意を汲んで支那包囲網を強化している。

もし、豪州がフランスとの次期潜水艦の発注を取り消し、日本の『そうりゅう型潜水艦』へ鞍替えしても、… 支那への機密、技術漏洩の不安は大いに薄らぐことでしょう。
いずれ、日本は兵器輸出が全面的に
  解禁になる日が訪れる事は予測され!〜、
此れを念頭に入れて、『政・官・財・民』が一体となって協力、武器輸出体制を構築する事が今後の日本の行方を大きく変え、つれて国防力の増強につながるでしょう!・・・
是非とも安倍政権には頑張って貰いたいものです。