2022年6月15日水曜日

日本とスコットランドの繋がり、20ポンド紙幣に描かれた日本人技師が話題に!

スコットランドのエディンバラ近郊の
        フォース湾に架かる!〜、
全長2530mのカンチレバー形式による『フォース橋』!・・・

1890年に完成したこの橋には!〜、
 当時の最新技術の粋が集められており、
支間長(橋脚と橋脚の間の長さ)は
    しばらくの期間世界一を誇っていた!・・・
2015年に世界遺産リストに登録された。



フォース橋の設計を担当する事になったのが〜、
鉄道技師のジョン・ファウラーとベンジャミン・ベイカー!・・・

そして、建設工事の監督係を務めたのが!〜、
   日本土木史の父と呼ばれる渡邊嘉一であった!・・・



嘉一は1876年に工部大学校(現東京大学工学部)予備校に入学し、
1883年に首席で卒業後、工部省に技師として入省し鉄道局に勤務。
1884年の退官後、留学先のグラスゴー大学で土木工学を専攻し、
1886年に卒業すると、現地の工務所で技師として辣腕を振るった。
その後4年間、フォース橋の建築工事に監督係として参画した。
その頃に、ファウラーとベイカーとともに収まった、
カンチレバー構造の原理を実演した写真が撮影されており、
その写真が、2007年発行の20ポンド紙幣の右上に描かれている。

小さくではあるものの、紙幣に外国人が描かれるのは異例のこと。
スコットランドでも知る人ぞ知る事実だったようで、
驚きの声が相次いで寄せられている。

この話題は世界の耳目を集め、フェースブックやツイッターに投稿され、メキシコ・スペイン語でも話題になっている。


       翻訳元


翻訳元の記事に海外から多くの声がよせらている。
それらを抜粋して以下に列記致します。


◼︎ 真ん中に座ってるのがカイチ・ワタナベさん。
  この人の物語は本当に面白いよ。 +7

◼︎ こんな歴史があったなんて知らなかった。
  なんてクールな物語なんだ。 +2

◼︎ 才能に人種や宗教は関係がないからね。 +1

◼︎ 過去に撮影された写真だとしても、
  再発見された今年のフォト・オブ・イヤーでいいでしょ。 +2

◼︎ あの写真は、カンチレバー橋の原理を実演してる。
  重り役は英国に留学した最初の日本人技術者カイチ・ワタナベ。
  設計を担当したジョン・ファウラーと、
  ベンジャミン・ベイカーが支柱役になっている。 +151
            ⬆︎⬆︎⬆︎

 
◼︎ 原理を実演した写真を見ても、
     いまいちこの橋の構造は理解出来ないな。  +81

◼︎ まさか日本人がフォース橋に関わっていたなんて、
  調べるに値する興味深い歴史だねこれは。 +2

◼︎ 彼の功績を正当に認めた人たちにも賞賛を。

◼︎ 何で1880年に英国で撮影された写真に日本人が写ってるんだ? +18
             ⬆︎⬆︎⬆︎
    ◼︎ スコットランド人技師ヘンリー・ダイアーは、
     以前に東京帝国大学で教鞭をとっていて、
     ワタナベはまた彼のもとで学ぶために、
     グラスゴー大学に留学したんだ。 +38
              ⬆︎⬆︎⬆︎
       
◼︎ よくそういう事を知ってるよなぁ。
        だからこそ俺はネット空間が好きなんだ。 +11
                 ⬆︎⬆︎⬆︎
          
◼︎ 実際素晴らしい質問だと思う。
     エド時代の日本は鎖国をしてたわけだしね……。 +1
                    ⬆︎⬆︎⬆︎
           
 ◼︎ 明治維新の影響だよ。
              簡単に言うと、1868年以降、
             日本は長期にわたって急速な工業化に取り組んでいて、
              優秀な技術者たちを海外に派遣して、
               欧米諸国から学んだりしてたから。 +10



 ◼︎ カイチ・ワタナベは日本に帰国後、
  土木技師として大成功を収めたんだ。 +16
           ⬆︎⬆︎⬆︎
    ◼︎ へぇ、衝撃的な事実だった。ありがとう。
     知らない事ってまだまだ沢山あるんだなぁ。 +3

◼︎ 本当に凄い写真だ。
  日本人がフォース橋の建設に関わってたなんて。

◼︎ 前に日本人観光客をたくさん乗せた観光バスが、
  フォース橋の撮影スポットに停車してるのを見たよ。 

◼︎ ここで有名なフォース橋の最近の様子をどうぞ。 +2

   

 
◼︎ この場を借りて、カイチ・ワタナベ氏の、
  あの素敵な口ひげについて語り合いたいのだが。 +8

◼︎ キャサリン・ジョセフのアルバムのカバーにも、
  あの3人が写った写真が使われてた覚えがある。 +6

◼︎ この写真を引き延ばして部屋の壁に飾りたい。
  だってかなりクールだもん。 +7

◼︎ へぇ。20ポンドに彼らの写真が使われてるなんて、
  今の今まで全く気づかなかったわ。 +2
           
 ⬆︎⬆︎⬆︎
   
◼︎ ところで、イギリスってどこも同じ通貨じゃないの?
     他の地域でもこの20ポンド札は流通してる?
     どう機能してるのかいまいち分からない。
                ⬆︎⬆︎⬆︎
      
◼︎ イギリス国内の通貨は全て同じなんだけど、
         スコットランドは3つの銀行が、
         北アイルランドは4つの銀行が、
         あとイングランド銀行がそれぞれ造幣出来る。
         イングランドとウェールズのお店では、
         他の2つ地域の紙幣に馴染みがないから、
         受け取りを拒否される事もあるけど、
         それでもそれぞれの紙幣は互換性がある。 +2

◼︎ スコットランド紙幣に登場した外国人は、
  今まで何人いたかみんな知ってるかな?
  ボーナスヒント:日本人はどこに隠れている? +3
            ⬆︎⬆︎⬆︎
      ◼︎ カイチ・ワタナベの存在を初めて知った。
     この事実は間違いなく色んな人に教えたくなるね! +2



◼︎ 日本人が世界遺産の橋の建設に関わってたなんて、
  スコットランド人でも知る人は少なかったのでは。 +1
            ⬆︎⬆︎⬆︎
   
◼︎ おそらく、英連邦の紙幣に載った唯一の日本人だろう……。
     みんなも改めて20ポンドを見て欲しい。 +2

◼︎ この橋の設計者たちはまさに天才だと思う。 +1
             
 ⬆︎⬆︎⬆︎
   
◼︎ 今とは違ってコンピューターを使った、
     シミュレーションとかも出来ない時代だからね。 +2

◼︎ フォース橋は傑作。
  その橋が日本とこんな繋がりがあったなんて知らなかったよ。

◼︎ 橋梁技術者として、この橋が大好きだ。
  昔のエンジニアは数学とかの代わりに、
  人間を使って工学的原理を実証してたんだよ。
  古い(1900年代)の教科書には、
  学生が構造配置をテストしてる写真が沢山掲載されてるよ。 +124

◼︎ フォース橋はスコットランドのアイコンでありシンボルだ。
  そんな橋に関わった日本人のことを、
  スコットランド人はもっとよく学んだ方がいいね。 +8


日本人の海外での評価を高めた!〜、
   日本土木史の父と呼ばれる渡邊嘉一!・・・


日本人がスコットランドで残したた不朽の名作と言われ、…
築130余経ても輝きは失われる事なく、スコットランド国民に愛されている全長2530mのカンチレバー形式による『フォース橋』。

明治時代の日本人の資質と照らし合わせると現今の日本人の資質の退化が鮮やかに浮き彫りにされる。
寂しい限りである。

何れにしても、スコットランドで其の国の紙幣に描かれる事は、それだけスコットランド人が渡邊嘉一の功績を認めている事の証である。
このような話題は、日本のメデイアは取り上げ日本人の誇り!として大々的に報道、特にNHKはするべきである。
また、文科省も日本の学徒の向学心を唆る為に、特別企画として授業の科目に加えるべきである。
このような明るい話題は現今の日本が最も必要としている!といえるでしょう。