2015年8月3日月曜日

原爆投下に対する米国人の意識の変化!・・・

「原爆投下正しかった」米国人46% 若年層は「間違い」が多数 70年経て変化する意識
 NewSphere(2015年8月1日)




この8月、日本は太平洋戦争終結70年を迎えるとともに、広島、長崎に原爆が投下されてから70年ともなる。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、広島への原爆投下を報じた70年前の自紙の報道をブログで紹介し、英デイリー・メール紙(電子版)は、広島で原爆の災禍に見舞われた人たちの証言を伝えるなど、海外メディアで取り扱われる機会が増えている。そんな中、英調査会社ユーガブは7月、アメリカで原爆の発明の是非と、広島、長崎への原爆投下の是非についての世論調査を行った。原爆投下の是非をめぐっては、世代間で認識の開きが大きいようだ。

◆若年層では原爆投下は間違いだったとする意見が優勢
 ユーガブは7月18~20日、アメリカ人1000人を対象に面接調査を行い、22日に調査結果を公開した。同社ウェブサイトのリリース記事が注目したのは、回答したアメリカ人の62%が、核兵器の発明は良くないことだったとしている点だ。良いことだったとしたのはわずか20%だった。

 日本への2回の原爆投下は、正しい決定だったとした回答者は46%に上り、間違った決定だったとした回答者の29%を上回った。アメリカは、広島と長崎に原爆を投下することによって、日本に侵攻する必要を回避したが、この原爆投下によって13万人から25万人が死亡した、と記事は語る。原爆の使用は、戦争終結を早めたと広く信じられている、としている。

寸評:
➤ ❮❮核兵器の発明は良くない』⇒62%❯❯・・・
➤ ❮❮日本への2回の原爆投下は、正しい決定だったとした回答者は46%❯❯・・・
 矛盾している米国人の意識ですね!、核兵器の発明は良くなかった!と62%が意識しているのに46%が原爆投下正しい決定と回答している。
 おそらく質問設定が『原爆投下は米兵の命を守るための必要悪だったと思いますか?』などの誘導質問だったのかも知れません。

 けれども、若い世代ではこの見方は大きく変わってくるようだ。18~29歳では、回答者の45%が、原爆投下の決定は間違いだったとした。正しい決定だったと答えたのは31%だった。ユーガブの調査結果を報じた米外交専門誌ナショナル・インタレストは、年齢層による見解の差に注目している。30~44歳では、これよりもう少し意見が割れており、36%が間違いだったとし、33%が正しかったとした、と伝えた。

 それ以上の年齢層では、正しかったとする割合が優勢になる。ナショナル・インタレストはこのことを「驚くまでもない」とする。アメリカではこれが伝統的な見方だったからだろう。45~64歳では、55%が正しかったとし、間違いとしたのはわずか21%だった。65歳以上では、この傾向がさらに進み、65%が正しかったとし、間違いとしたのはわずか15%だった。同誌は「圧倒的」支持だとしている。

寸評:
 日本国を含めて何処の国でも、・・・高年者の脳細胞は硬直して柔軟性を失い偏屈に成るようです。 ❝雀百まで踊り忘れず!❞とはよく言った物で、一旦若い頃に脳細胞に刻まれた事は死ぬまでに完全消去する事は出来ぬようです。日本人が自虐意識を子供の頃から教育現場ですり込まれた事を払拭するのが困難なのも無理かなる事です。

◆時代が下るにつれて、原爆投下への支持は低下している
 ナショナル・インタレストは、時代による見解の変遷にも注目している。上述の通り、回答者全体では、「正しかった」が46%、「間違いだった」が29%だった。アメリカ人の間では、原爆投下の決定への支持が長年にわたって減少しており、今回の調査結果も、この傾向を引き継ぐものだとナショナル・インタレストは語っている。

 終戦直後の1945年8月に世論調査機関ギャラップが行った調査では、原爆投下の決定を支持する意見が圧倒的だった、と同誌は語る。支持が85%に及び、不支持はわずかに10%だったという。その後、支持は急激に減少してきたが、今なお、概して半数以上が支持している、としている。原爆投下から50年を迎えた時期にギャラップが行った世論調査では、アメリカ人の59%が支持しており、その10年後のギャラップの調査では、57%が支持していたという。

寸評:
✦ 原爆投下直後は85%・・・
✦ 50年後は59%!・・・
✦ 60年後は57%!・・・
✦ 70年後は46%!・・・
遅々としては居ますが、着実に正当化する米国人が増加しているのは喜ばしい事です。

◆存在自体が望ましくない原爆の使用というジレンマ
 またナショナル・インタレストは、アメリカ人の相対的多数が、日本に対する原爆使用をいまだに支持しているにもかかわらず、圧倒的に多くのアメリカ人は、核兵器の発明は良くないことだったと答えた、と報じ、相反する見方が存在することを示唆した。

 このような相反する見方は、米地方紙デトロイト・ニュースに掲載されたとあるオピニオン記事にも見られる。筆者は、原爆を投下しなくても、アメリカが戦争に勝利していたことは疑いがない、と語る。兵士の犠牲が抑えられた、という説についても検討した上で、事実をすべて考慮すると、原爆の使用はおそらく不必要だった、と筆者は結論付けている。マッカーサー元帥自らが、原爆投下は誤りだったと考えていた、と語る。

 けれども、アメリカは原爆投下という過ちを犯したが、その責任はやはり大日本帝国(の指導部)にある、と筆者は語る。恐らく新型兵器の脅威が国民に迫っていることを察しつつ、ポツダム宣言を「黙殺」(記事中では「意図的に無視」)したからである。アメリカはしばしば、核兵器を使用した唯一の国だと批判されるが、罪は国民をそのような惨事にさらした大日本帝国にある、と結論付けている。

◆原爆投下、敗戦を経てきた日本が今後進むべき道とは
 カナダの有力全国紙グローブ・アンド・メールは、原爆投下、敗戦という歴史を経てきた日本が、今後取るべき道について提言するオピニオン記事を掲載している。筆者は米デューク大学アジア太平洋研究所のサイモン・パートナー所長。19・20世紀の日本史を専門とする歴史学教授である。

 同氏は、日本の国会で安保法制が進められていることに触れ、また憲法改正によって、日本を本格的な軍事国にする案もあるとする。しかし同氏は、日本が目指すべきは再軍備ではなく、世界の調停者になることだと主張する。日本にはそのための資格が立派に備わっているとしている

「平和憲法」のもと戦後の日本国民は、平和を希求してきた。憲法はアメリカ人の手に成るもので、意に反して日本政府に押しつけられたものであることはよく知られているけれども、憲法、特に9条は、日本国民の間で、驚くほど長く人気を享受している、と氏は語る。また、原爆によって日本国民は、核戦争の惨事をこうむる国が二度と出ないよう、世界的な平和運動をリードするのに自分たち以外に適任者はいないという意識を持つようになった、としている。

 にもかかわらず、日米同盟のために、日本は侵略的な戦争への支援も含め、アメリカの外交政策に歩調を合わせねばならなかった。しかし今や、日本は、より自主的で積極的な役割を果たすべき時が来た、と氏は語る。衝突が衝突を生み、世界的に一触即発の状況で超大国が不安定な現代では、力強く、信頼できる調停国が主導する多国間交渉からのみ永続的な解決は生まれうる。日本はその役を果たすのに最も適任だと氏は断言する。

 私たちは、この乱れた世界で、強力で影響力の大きな調停者を、どうしようもなく必要としている。まさに日本は、世界がより平和でより繁栄する未来のために最良の希望かもしれない、と氏は結んでいる。 (田所秀徳)

寸評:
カナダを代表する大手新聞のグローブ・アンド・メール紙は経済誌としても超一流で日本のジャーナリズム精神を喪失した新聞(産経新聞は除く)が束になっても敵わぬ新聞ですが、・・・記事の内容を精査するとお花畑新聞と言えるようです。。

➤ ❮❮憲法はアメリカ人の手に成るもので、意に反して日本政府に押しつけられたものであることはよく知られているけれども、憲法、特に9条は、日本国民の間で、驚くほど長く人気を享受している❯❯・・・日本人よりも現日本国憲法を理解しているには驚きです。米国人よりは遥かに知性が高い!と言っても差支えはないようです。
 残念ながら、米デューク大学アジア太平洋研究所のサイモン・パートナー所長。19・20世紀の日本史を専門とする歴史学教授は超が付くリバラルであり、・・・外交力は武力が背景になければ生かせない事は認識してはいないようです。

➤ ❮❮この乱れた世界で、強力で影響力の大きな調停者を、どうしようもなく必要としている。まさに日本は、世界がより平和でより繁栄する未来のために最良の希望かもしれない、と氏は結んでいる❯・・・
気持ちが悪く成る程の買い被りです。結局は平和憲法を賛美しており、9条教が蔓延している日本国を強力で影響力の大きい調停者と見立てている。
日本国に跋扈する『逝かれ・ブサヨ」』が聞いたら感涙で全身が包まれてびしょ濡れになるかもしれません!。

✦ 周辺国との軋轢、葛藤の連続:
南朝鮮!、・・・情報戦、竹島侵略、不法占拠中であり、事ある毎に対馬を簒奪しようとしている。
北朝鮮!、・・・日本人を拉致した侭、核兵器を開発、ミサイルの照準を日本国に当てている。
支那!、・・・尖閣諸島、沖縄を支那領土と喧伝しては、軍事的恫喝、挑発を繰り返している。
ロシア!、・・・終戦当時のどさくさに紛れ、火事場泥棒的に北方領土を掠め取り、70年間の不法占拠している。

此等の周辺国に対しての日本政府の外交能力はゼロに等しく解決の糸口すら見えぬ。
この日本国を眺めて強力な調停者と見立てる期待する意識は何処から来るのか?!、平和憲法なのか?、それなら此の御仁はウルトラ・リベラルの範疇にはいるでしょう。

➤ ❮❮アメリカは原爆投下という過ちを犯したが、その責任はやはり大日本帝国(の指導部)にある、と筆者は語る。恐らく新型兵器の脅威が国民に迫っていることを察しつつ、ポツダム宣言を「黙殺」(記事中では「意図的に無視」)したからである。アメリカはしばしば、核兵器を使用した唯一の国だと批判されるが、罪は国民をそのような惨事にさらした大日本帝国にある、と結論付けている❯❯・・・❝日本人の神経を逆撫でする!❞
に尽きる記事を寄稿した筆者の唯我独尊が丸出しの主張!と言える。
結局はこれが言いたくてわざわざ、周りくどい米国人の原爆投下の意識調査に託けて正当性を主張したかったのでしょう。学者に有るまじき歪んだ、狡猾な人間と言っても決して過言ではないようです。


                                                                                                                                                                                                             


筆者考:

NewSphereの記事を取り上げ、拙ブログ記事草稿中に記事内容が余りにも酷すぎて気分が悪く成り、・・・他の記事ネタを探そうとしましたが、時間もなく途中で止める訳にはいかず、その侭で更新記事の草稿を続けました。

然し気分の悪さは消えず、気分転換を図り、・・・そこで筆者なりに米国人の日本国、日本人に対する意識調査のサイトを探し出し結果調べた結果、以下の事が判明しました。

◼︎日本人と米国人の原爆投下に対する意識の相違:


Justified  :      正しかった。
Not Justified :    間違っていた。


◼︎第二次世界大戦に対する日本の謝罪は充分だったか?:


◼︎ Yes, japan has apologized sufficiently:   日本は充分に謝罪した。
◼︎ No Japan has not apologized sufficientry: 日本は充分に謝罪はしていない。
◼︎ No apology necessary   :                                 日本は謝罪の必要はない。

驚きです!、〜『日本は充分に謝罪した37%』と『謝罪の必要はない24%』を合計すると、実に61%が日本国は今後は謝罪をする必要がないとの結果です。

首相官邸は此れを考慮して、8月15日の安倍首相戦後70年の所感(談話)には謝罪の語句を一語足りとも必要はありません。河野談話、村山談話も継承する必要もなく、70年前の大戦の反省を粛々と語り、未来への扉を開く事を強調する論調にするべき!と筆者は切望しています。
  

◼︎米国人VS日本人が互いに見つめる視点の相違:





Hardworing (勤勉さ)
               Inventive  (独創性)  
               Honest   ( 誠実さ  )     
               Intolerant     (不寛容さ)
               Aggressive   (積極性)
               selfish      (利己主義)


   米国人が日本を視る目は(評価)は、日本人が米国人を視る目よりは驚く程に高く、・・・米国人が日本人より優れているのは積極性だけである。
日本人は偏狭であると、日本の粗大マスゴミや逝かれ・ブサヨ、反日分子は事ある毎に偏狭な愛国主義者(ナショナリスト)と誹謗、中傷しているが、米国人は僅か36%が日本人を偏狭と観ているだけで、・・・日本人の29%とは余り変わり映えがしない。

米国人の僅か19%が日本人を利己主義と観ているだけ、・・・詰まり奥が深い!、この評価には日本人は誇りを持つべきだと思います。



◼︎米国人と日本人の互いの信頼度、油断ならぬ支那!、異なる日本!、日本の軍事的役割:



✦ Can trust Japan /US a 
great deal /fair amount:

     米国と日本は互いに信頼できるか?・・・大いに、適度に。
✦ Can trust China a great deal /fair amount :
  支那は信頼出来るか?、・・・大いに、適度に。
✦ Japan should play a more acutive  military role in reginal affairs :
 日本は地域の事変に対してもっと軍事的な役割はたすべきか?。

此の懸案に対する米国人と日本人の意識調査は驚きでした!・・・。
米国人、日本人の互いの信頼度の高さ!・・・
支那人に対する信頼度は米国人が30%と日本人が7%!・・・
米国人の支那人に対する信頼度は少々高すぎる観があるが、まぁ!〜、70%は信頼して居ない事は、オバマ政権よりは遥かにマトモな意識で言えるでしょう。
47%もの米国人は日本の軍事的役割を果たすことを望んで居る事は驚きでした!。
日本人は23%と低く、・・・これは戦後の歪んだ教育現場、日本国破壊を目論む日教組の教師が跋扈して粗製濫造された判断力、分析力、愛国心が欠如した若者が大量に社会に送り出されている現状では已む無し!の言葉があるのみです。

参考文献:
Americans, Japanese: Mutual Respect 70 Years After the End of WWII



                                                   


原爆投下に対する米国人意識調査の記事内容から逸れて仕舞いましたが、元に戻って
『原爆投下は正しい判断だった!』と回答した米国人は、・・・正当化の根拠は何なのか?意識調査で質問して欲しかったものです。
『日本上陸戦の際、米軍兵士の犠牲を阻止する為だった!』が通説となっていますが、此れは今では真実では無い事が判明しており歴史家、軍事専門家などは新型爆弾(原子爆弾)の破壊力を試したが検証をされています。

筆者は長い北米生活で折につけ、毎年米国の原爆投下に対する意識を示す、テレビの時事放談(歴史)、ラジオのトークショー、新聞の投稿欄、などで米国人の意見を見聞きして来ました。

圧倒的に多い正当化の理由!・・・
スネーク・アタック(卑怯な騙し討 ⇔真珠湾攻撃)をした日本は原爆を落とされて当然!』でした。おそらく意識調査では正当化の理由の質問はなかったのと思われます。
 正しかったと回答した米国人の中で、真珠湾攻撃を理由にした者は90%以上に達するものと筆者は推測します。
これを意識調査の結果に反映させなかったのは!、・・・
真珠湾攻撃の復讐心の燃えての正当化と捉えられるのを恐れて為と筆者は推測しています。ある面で米国人は異常に偏執狂的な性情を備えているものが数多散見でします。
30年前に筆者がラジオトークショーで原爆投下に対して視聴者からの意見を取り上げていました。 
 其の中で、中年(声から判断)女性が意見を述べていましたが、・・・話している内に興奮して、❝スネーク・アタック(真珠湾攻撃)をして、無辜の市民を殺戮した卑怯な日本は原爆が落とされて当然!❞と最後は喚き散らしていました。此れは筆者の生涯の中で絶対に色褪せない記憶です。
日本軍は軍事施設だけを攻撃目標として市民の殺傷は可能な限り避けた。
日本と米国は宣戦布告なしの戦争状態!・・・米国が蒋介石を支援し、資金、武器弾薬を与え、あまつさえ『フライング・タイガー作戦』で直接軍事行動を開始していた。
此れをもってしても真珠湾攻撃は不意打ちとは言えぬ!。

此等の歴史の事実を知らぬ一般の米国人は、ルーズベルト大統領に洗脳され己等が正しい!と信じこまされた無知蒙昧の輩が原爆投下を正当化している。
尤も日本人国民のGHQ・マッカーサーが仕掛けた罠(WGIP)で見事に洗脳され未だに自虐の呪縛から開放されてはいないのでは、米国人を非難は出来ません。悔しい限りです。


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