2022年6月24日金曜日

シャープ 一年後に社内公用語を英語にする!・・・

■【シャープ、社内公用語を1年後に英語に 
         グローバル人材育成加速】:
           

シャープの呉柏勲社長兼最高経営責任者(CEO)は23日、株主総会後の経営説明会で「社内公用語を1年後に英語にする」と述べた。社員の英語力の向上を通じてグローバル人材の育成を加速させる。

呉氏はシャープ親会社の台湾・鴻海精密工業出身。4月にシャープCEOに就任後、海外事業の拡大を強調してきた。7月に海外統括本部を設置して海外企業との協業や企業の合併・買収(M&A)などを推進する方針で、呉氏は「日本中心のブランドから世界のシャープに成長したい」と話した。

 また、業績不振が続く大型液晶パネルを生産する「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」について「3年以内の黒字化を目指す」と強調。SDPは27日、シャープによる完全子会社化が完了する予定だ。

 説明会に先立って開かれた株主総会では、呉氏らの取締役選任と、鴻海出身で経営再建を主導した戴正呉会長、野村勝明社長の取締役退任が決まった。【妹尾直道】


                                                     


ヤフージャパンの記事に寄せられたコメントは!〜、
なんと、驚くなかれ、3649件である!・・・
それだけ関心が高い証である。

賛否両論のコメントで、中には!〜、

ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

このように社内公用語を英語に切り替える企業のニュースを聞くたびに、素晴らしい試みだといつも思います。幼少期に英語を習得したバイリンガルではなく、成人してアメリカに移住し、そこから現地の英語を学んだ者として思うのは、普段から英語を話す環境にいて「英語脳」で物を考えないと、いざ英語を話す必要がある時につまずくことがあり、普段から英語脳の環境に身を置く必要性を感じてきました(例えば日本に一時帰国したり、アメリカでも日本人とおしゃべりした直後は日本語環境なので、途端に日本語脳に切り替わり、英語が少し話しにくくなると感じています)。英語脳で考える=英語圏の文化や習慣で思考する、ということでもあるので、より英語圏の人(同僚やクライアント)らとコミュニーケーションが取りやすく、グローバルで闘っていく人材になりやすいと思います。


素晴らしい!と激賞しているコメントが寄せられている。
米国で仕事をしているのなら、多少は英語脳で考える必要があるが、日本で勤務している日本人には英語脳は障害になるだけが落ちである。

ブログ管理人は、20歳(1963年)の時に商社の技術要員としてNY市に派遣されクレーム処理として、英語がさっぱ理解出来ずとも、仕事をそつなくをこなした経験があります。英語よりも技術で仕事をやり遂げました。

英語脳がグローバル化に必要と考える事自体が異常と言える。
NY滞在2年間で仕事をやり遂げながら英語を習得し!〜、
     今では英語と日本語を使い分けています!・・・
米国渡米がきっかけとなり、日本と北米を行ったり来たりの渡り鳥の生活の末に、カナダに落ち着き、今ではカナダ片田舎(農村地帯)でスコットランド系4世の女性と世帯を持ち日々の生活を送っています。
 勿論、日常語は英語ですが、インターネットの世界でフェースブックやスカイプでの通信機能を利用して、… 日本のクラスメートや親友、知人、親戚と交流を続けていますが、自分はグローバル的な存在とは一欠片も思ってはおらず、純日本的な人間だ!と自負しています。
グログ管理人は、下手な英語で物を考えず、… 日本的な考え方で事象を追求した方が自己研磨に役に立つ!と経験から学びました。

今では傘寿を今年の1027日に迎えますが、現役の頃は同僚で仕事のできる方は日本語もしっかりとしており、理論的に仕事を進め下手な英語を得意になって使う者よりは遥かに有能だったことを今での鮮やかに覚えています。
英語圏では3歳の子供でも英語を喋り、大人になるとグローバル的な人間に成長するのか?、それよりも母国語を深く学びそれをもとにして、専門的な知識を身に着ける方がグローバル的な視野を持ちます。
母国語をおざなりにして英語を身に着けよとすると、中途半端、すなわち日本語も英語もお粗末なものとなるでしょう。

上述のコメントと対照的なコメントも寄せられているのでご紹介致します。

 〚短絡的だな。 英語話せれば世界で戦えるなんていかにも現場を知らない
  素人が考えそうな事だ。 英語に限らずだけど、現地語を話せるなんて現地に
  行けば当たり前。 日本だって台湾だって、そこの言葉があるのと同じ。 
  シャープは製品を売るんだから、大事なのは現地の習慣や考え方の研究。 
  それで受け入れられやすい製品を開発製造して提供すること。
   開発や製造は日本語でもドイツ語でもできる。
   現地の事を知りたければそこの人間を雇えばいい。
   時間もお金もかけて日本人に英会話させるなら商売や研究開発に
       時間割いた方が合理的〛、・・・

 〚英語を公用語にすることで英語を喋れる人材を増やすという取り組みで
   あることは分かります。ただ、英語を話せる=グローバルな人材では
   ありません。
    グローバルな人材とは、英語を話せるよりも土台となる基礎知識や
   応用的な専門知識を理解している人材である必要があります。
    勿論英語力を身に着けることで、知識を広範に取得できる機会を
   得られますが、そんなにうまくいくでしょうか。
    それに、1年後と言いますが、たぶん無理があります。
    元々英語力が身についている人材であれば問題ないのでしょうが、
   学校卒業後英語に久しく触れていない人に公用語レベルの英語力を
   1年以内に身に着けるのは厳しいです。
   拙速であることも重要かもしれませんが、急ぎすぎるとかえって
        弊害になってしまう気もします〛、・・・

このコメントは見事に問題の核心を抉り出しており!〜、
ブログ管理人は、異議なしで大賛同致します!・・・

なお、寄せられたコメントを閲覧したい方は!〜
冒頭のサイト!〜、

覗けば閲覧できす。





0 件のコメント: