2015年3月27日金曜日

胡散臭い!〜、支那主導のAIIB(アジア・インフラ投資・開発銀行)の設立!・・・


中国投資銀、公正性や審査能力など疑問だらけ 他の国際機関に損害を与える恐れ
ZakZak (2015.03.25)



習近平国家主席(前列中央)肝いりで設立を目指すアジアインフラ投資銀行だが、危うい内情も垣間見える

中国主導で設立準備を進めるアジアインフラ投資銀行(AIIB)に深刻な懸念が浮上している。参加表明国も増え、日米主導のアジア開発銀行(ADB)に対抗すると息巻くが、中国が突出する枠組みは公正性に乏しく、審査能力にも疑問符が付く。そもそもADBの最大の借入国である中国が「まず借金を返すのが筋では」との指摘もある。安易な参加は、巨額債務と低成長にあえぐ中国に利用される恐れもある。

 AIIBは、新興国に鉄道や道路、発電所などの建設資金を融資することを名目に設立。資本金は1000億ドル(約12兆円)を計画。ADBの資本金1650億ドル(約20兆円)に対抗しようとしている。

 創設メンバーには東南アジア諸国連合(ASEAN)の全10カ国やインド、中東諸国、中央アジア諸国など計27カ国が決まっている。

 中国が創設メンバーへの参加期限とする3月末が迫る中、英国、ドイツ、フランス、イタリア、ルクセンブルク、スイスも参加表明。韓国も中国の強い圧力に屈する寸前だ。

 米国も「国際金融機関はとても高い基準が求められる」と融資審査など運営面に懸念があるとの見方を示唆する一方、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)はオバマ政権が中国側に対して、世界銀行やADBとの共同出資事業を提案していると報じた。

日本でも、麻生太郎財務相が「(AIIBの)中に入って協議していく可能性はある」と参加に含みを持たせたと伝えられたが、安倍晋三首相は「中国が国際社会のルールや法の支配を尊重する形で発展をとげる」よう求め、疑問点が解消されないままの参加には消極的な考えを示した。

 一方で、日本が歴代総裁を出しているADBを中国は露骨に挑発している。楼継偉財政相は22日、ADBの運営が「官僚主義で煩雑で、最良とは言えない」と批判した。

 北京で開かれた経済フォーラムでの発言で、ADBの中尾武彦総裁も参加していた。中尾氏が、AIIBの投資対象のプロジェクトは環境保護への配慮などが必要だと指摘したところ、楼氏は「(欧米や日本が中心の国際機関の)既存の制度が全て良いとは思わない」と反論した。

 そんなAIIBでは中国の存在感の大きさが目立つ。ADBは日米主導とはいえ、出資比率は日本が15・7%、米国が15・6%にとどまっており、本部はフィリピンのマニラに置かれている。これに対しAIIBでは中国が40~50%出資するとみられており、本部も北京が予定されている。

 そもそも昨年6月時点のADBの国別発効済み融資残高で、全体の25・3%とトップを占めるのが中国だ。ADBからの借金が最も多い国がADBを批判しているというおかしな構図だ。

 銀行としてイロハのイである審査能力も疑わしい。中国国内の投資でも、2009年に完成した三峡ダムは深刻な環境破壊を引き起こした。11年の高速鉄道事故も記憶に新しい。

週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏は「融資のチェックを誰が行うのか歯止めがない。海外へ進出した中国の民間企業のうち7割は赤字を計上しており、AIIBでもでたらめな融資が行われるのではないか。そもそも中国が銀行を立ち上げるなら、まずADBからの融資を全額返済すべきではないか」と指摘する。

 AIIBは、借り入れ国の返済能力を超える巨額の融資が行われ、別の国際機関に損害を与える恐れがあると指摘されている。それどころか、「融資を受ける国は、必ず中国の製品を買わされるはずだ。ヒモ付き融資がAIIBの真の姿かも知れない」(同)というのだ。

 中国経済の先行きも厳しい。米マッキンゼー国際研究所の報告書によると、中国が抱える債務は07年以降3倍に膨らみ、28兆2000億ドル(約3385兆円)と、国内総生産(GDP)の3倍近くに達する。

 経済成長率についても、中国政府は14年の数値を7・4%と公表したが、英国のシンクタンク、ロンバード・ストリート研究所は、実際には4・4%だったと推計している。

 自国の経済が傾きつつあるなかで、半ば強引に進められる銀行構想。前出の勝又氏は、「中国の過剰生産能力は、低成長の国内では処理しきれない。そこで、編み出されたのがAIIBという舞台装置だ」とみる。

 実利を求めて参加しようとする国も、本当においしい思いができるのだろうか。

                                        


◼︎【日本は”米国の指示待ち、恥ずかしい”と中国メディア アジア投資銀への参加促す】:
newsphere (2015年3月25日)


 麻生太郎副総理兼財務大臣は24日、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、アジア開発銀行(ADB)と協同することが望ましいと述べた。麻生氏は先週、AIIBへの参加について、融資審査の手続きの透明性が確保できれば可能性もある、と姿勢を軟化させたのではと受け取れる発言をした。しかし、24日には、これを訂正し、「参加については極めて慎重な立場」とこれまで通りの姿勢を示した。

 新華社は、日本にアメリカの承認を待たずに参加するべきと促している。また、日本がいつまでもアメリカの指示待ちをするとすれば、とても恥ずかしいことだ、との意見も取り上げた。

寸評:
随分と夜郎自大で勝手な言を発信している!。
何故に『米国の指示待ち』は恥ずかしい事になるのか?、・・・日本と米国はADB(アジア開発銀行⇔Asian Development Bank)の2大出資者(共に16.65%)であり、AIIBと融資が重複する可能性がるのでは、明確な青写真が提出されなければ日本国は参加は出来ません。
支那主導のAIIB(アジア・インフラ。投資銀行)などに参加しても益は限定されて仕舞い、却って焦げ付き融資の尻拭いをさせられるのが落ちです。

AIIB誕生の裏事情は、中国の不動産・重化学産業の不振との見方があり、・・・恐らく此れは真実でしょう。
経営が困難になった支那企業への融資がAIIBを通して安易に可能になる、此れが最大の目的である!と筆者は断言します。

◼︎【韓国政府が中国主導のAIIB参加方針を決定、米国に通告・・韓国ネットは「アジアの親分が日本から中国に」「米国はこれで日本の味方」】
FOCUS-ASIA

韓国メディア・文化日報は18日、韓国政府が中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加する方針を固め、米国にその意思を伝えたと報じた。米国政府は、同盟国のAIIB参加に否定的だったこれまでの姿勢から、「各国の判断する問題」と態度を軟化させている。

寸評:
此れがオバマ政権の無能さを証明する物です!・・・
南鮮は例によってコウモリであり、・・・支那の参加強要には抗せなかったようです。
EUの主要国が参加を決定したのは、余りにもオバマ政権の劣悪な外交に落胆し、保険の意味を兼ねたようです。

◼︎【Austria decides to join establishment of AIIB】:
『オーストラリアがAIIB参加決定!』

As the deadline of applying for the founding membership of AIIB approaches, another western country, Austria, has also decided to join the organization. 

The decision was made after a cabinet meeting on Tuesday. The country's Finance Minister earlier had said that Austria's participation in the AIIB would serve government goals of building strategic partnerships with Asian countries, and paving the road for Austrian companies to develop their businesses in the region. 

寸評:
参加表明の期限が近づき、新たな西側陣営、オーストラリアがAIIB参加を表明した。
此の決定は24(火曜日)閣僚会議に置いて為された。
AIIB参加は政府の目標であるアジアとの戦略的なパートナーシップを構築してオーストラリア企業がアジア地域に於いて、ビジネスが円滑に展開出来る事になるであろう。
EU主要国が参加表明した事で、バスに乗り遅れる事を恐れる脅迫観念を払拭出来なかったのでしょう。詰まり『捕らぬ狸の皮算用!』の安易な判断!と、言える。

参加国・参加予定国:37ヵ国、2015年3月26日現在
アジア太平洋地域
 国名            参加表明年月日
  ⬇︎              ⬇︎
1)中華人民共和国        2014年
2)モンゴル          2014年
3)フィリピン          2014年
4)ベトナム           2014年
5)ラオス            2014年
6)カンボジア          2014年
7)タイ             2014年
8)ミャンマー          2014年
9)マレーシア          2014年
10)シンガポール        2014年
11)ブルネイ          2014年
12)インドネシア        2014年
13)バングラデシュ       2014年
14)インド           2014年
16)ネパール          2014年
17)スリランカ         2014年
18)モルディブ         2014年
19)パキスタン         2014年
20)タジキスタン        2015年
21)ウズベキスタン       2014年
22)カザフスタン        2014年
23)オマーン          2014年
24)カタール          2014年
25)クウェート         2014年
26)サウジアラビア       2015年
27)ヨルダン          2015年
28)ニュージーランド      2015年1月20日
29)オーストラリア      2015年3月25日
30)南朝鮮          2015年3月19日 
     
他地域:

国名             参加表明年月日
 ⬇︎              ⬇︎
31)イギリス          2015年
32)フランス          2015年
33)ドイツ           2015年
34)イタリア          2015年
35)ルクセンブルク       2015年
36)スイス           2015年
37)オーストリア        2015年


支那主導で設立準備を進めるアジアインフラ投資銀行(AIIB)に重大な問題が浮き彫りにされて、参加国の間で懸念が醸成されている・・・


日米主導のアジア開発銀行(ADB)に対抗すると息巻くが、中国が突出する枠組みは公正性に乏しく、審査能力にも疑問符が付くのは当然である!・・・

米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)はオバマ政権が支那側に対して、世界銀行やADBとの共同出資事業を提案していると報じた!・・・

AIIB設立の動きはインフラ資金を必要とするアジアの新興国・途上国の間で歓迎されているが、・・・米国が警戒しているのは、支那がインフラ投資を通じて、アジア諸国を取り込み、陸のシルクロード、海のシルクロードなど中国の勢力圏づくりにAIIBを利用しようとするのではないかと疑心暗鬼に包まれているからで、・・・これは当然であり、日本国も同様です。
支那が規則、融資資格の綱領を遵守する訳が無いのは過去、現在の歴史の鏡を眺めれば、一目瞭然!と言っても間違いではないでしょう。
AIIBの総裁は支那人でなり、腐敗の温床となり、支那企業が簡単に融資を受けて、見返りに巨額なキックバックを懐に入れる絵巻が描かれます。

AIIBの設立は、同じく支那の主導で設立に向かっているBRICS銀行(正式には新開発銀行)などとともに、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)などに代表される既存の国際金融秩序に挑戦するものだとも認識されている。

AIIB設立が成功すると、既存の国際金融機関が牙城を脅かされて、融資合戦が始まる可能性が高く、国際金融秩序が破壊せれるは必然と筆者はい言わざるを得ません。
もし、ロシアが参加表明したら、支那の、英国の、EU主要国(ドイツ、フランス)の反応は?、・・・支那が承認すれば対ロシア制裁を実施中英国、EUは参加を撤回するか?、まぁ!〜、ロシアはウクライナ紛争で此れの対応に忙殺され参加表明などは到底無理だと思われますが、策謀家のロシア・プーチン大統領の事、EUの足並みを乱れさす事を目的として参加表明する可能性は否定は出来ません。

アジア地域以外の欧州各国が雪崩を打って参加表明したのは、英国であり、英国に甘い汁を吸われては堪らぬ!とドイツがAIIB行きのバスに乗り、他のEU諸国が金魚の糞!宜しく追従したようです。さもしい根性が透けて見える。

 嘗て7つの洋を席巻した、『英国/アングロサクソン人!』や『ドイツ/質実剛健のゲルマン民族!』が誇りをドブに捨てて見境もなく、・・・地球上の人類の存在を脅かして、支那中華圏で世界を包み、己が支配者と納まる野望が見抜けないのか?、支那人の薄汚い尻を追いかけている構図は正視に耐えません!。

何れにしても、支那は3月末日で参加承認の期限を切り、・・・今年中(2015年)業務開始を計画しているが、計画倒れに終わる可能性は限りなく高く、100%無理と筆者は考察しています。

 AIIBは、借り入れ国の返済能力を超える巨額の融資が行われ、別の国際機関に損害を与える恐れがあると指摘されている。それどころか、「融資を受ける国は、必ず支那の製品を買わされるのを余儀なくされる、ヒモ付き融資がAIIBの真の姿かも知れません!・・・。


既存の国際金融機関:




昨年6月時点のADBの国別発効済み融資残高で、全体の25.3%と債務のトップを占めているのが支那であり、ADBからの借金が最も多い国がADBを批判しては、借金も返済せずに新たにADBと競合する国際機関・AIIBを設立する支那の醜悪な夜郎自大振りは鼻につく!。
 加えて支那で吹き荒れているシャドーバンクで崩壊で経営危機に陥っている無数の企業の再建を放ったらかしにして、AIIBの設立に狂奔している支那は、・・・穴だらけで沈み欠けているボロ船で荒れ狂う大海に乗り出そうとしているは、❝狂気の沙汰!❞の一語に尽きるようです。

『世界制覇の野望を抱く狂気の国・支那』に同調して『英国・アングロサクソン人!』&『ドイツ・ゲルマン人!』が誇りをかなぐり捨てて支那に跪くとは、世も末です。

筆者は今年の後半は世界の景気が大幅に後退して、『来年は未曾有の金融不安が到来する!』と予測しています。6年間のQE(金融緩和⇔紙幣の大増刷=麻薬)で世界同時株高や不動産価格高騰などの金融資産バブルを齎したが、実体経済は追いつかず置き去りにされ、脆さを抱えた侭の歪んだ構造が、突然に崩壊する可能性が日毎に色濃くなってきている現今の世界経済!・・・。

景気後退がすぐ其処まで来ている不安に筆者は包まれています!・・・

景気後退は不況 ⇒ 経済恐慌へと移行する可能性を否定は出来ません!・・・

特に米国が不況に突入したら、経済を立て直す処方箋はありません、・・・長年の麻薬使用(QE)で無理を重ねて体力が低下しており、此れ以上にQEを重ねて人為的に金利を下げても麻薬効果はなく却って金融機関を崩壊させるだけ!となるでしょう。

此の様に、既に世界の経済が後退期の扉の前で佇んでいる時に『海の物とも山の物ともつかないAIIB設立』は『混迷の時代行きの切符』となるは確実と言える!!!・・・。





0 件のコメント: