2015年6月1日月曜日

パート(2)キューバ旅行記

キューバ旅行記パート(1)でアップできなかった写真を改めて掲載致します!・・・

グワナボの繁華街、町並み!・・・

逗留していた民宿のベランダから見下ろして街路を走る1950年台代の車!・・・

民宿の経営者夫婦の姪の15歳誕生祝いのパーティーでの模様!・・・
などなどのスナップ写真を如何にアップ致します。













『浜辺の町・グワナボ』の目抜き通りの歩道に蟹が巣を造り出没するとは!、・・・此れも物資不足で町並みが整備されていない証ですが、他の観光地では絶対に見られぬ微笑ましい光景であり、思わずカメラでスナップ撮影となりました。
数年後は観光客の増大ともに町並みも整備され蟹達は巣を追われる破目になるでしょう!。

キューバには通貨は2種類あり!、・・・
✦ 外国人向け兌換ペソ(CUC)  ⟹  1CUC=$1
✦ 国民向け人民ペソ(CUP,MN) ⟹  1CUC=25CUP

紙幣だけではなくてコインも2種類あり、間違ってCUCコインで支払うと高いものになって仕舞うので注意を要します。
バスなどは5CUP(邦貨約4円)でグワナボからハバナまで行けます。
学生は無料です。
初めは2種類の通貨には戸惑いました。国営の店にビールを買いにいったら2種類の値段が、然も両方ともにペソで表示されており、・・・初めは人民ペソの値段に目が行き、随分高いなぁ!〜と思いましたが、外国人向けの兌換ペソでは1ペソ(約100円)であり、安堵しました。

面白い事には!、・・・店でビールを買って飲んでも、バーで飲んでも缶ビールは100円、瓶は115円です。共産主義体制下では競争の原理は働かず、何処の店、バーでも同じ値段です。
ビールは外国人向けで地元の住民には贅沢品であり、ラム酒一点張りです。
因みにラム酒の値段は3~25CUCです。
 賃金は邦貨にして1日200〜300円では、3百円のラム酒も高価過ぎますが、・・・地元の方は横流しで可成りの低い価格で入手しているそうです。

                                                   



    年代物の古いバイクに座り木陰で涼んでいる方を撮りました。

民宿のベランダは丘陵地帯に有り、一日中浜からで心地よい浜風が通り抜けて行きます。この風に涼みながら路上を走るクラシックカーを撮りまくりました。









                                                  

民宿の経営者夫妻の姪の15歳誕生祝い!・・・
キューバでは古いスペイン統治時代の風習が残っており、・・・女の子が15歳になった時の誕生祝いは、昔の日本の男の子が15歳になった時の元服式と同様に、一人前の女性になった!として盛大にパーテイを開き祝い、・・・『スイート15歳(甘い15歳)!』と囃されます。
男の子の場合は特別に祝うことはないそうです。

午後7時からパーテイが始まり真夜中まで続き中には夜っぴて祝い酒を飲み交わして談笑する者さえいました。



15歳の誕生祝いの主役のサリア・ゴンザレス嬢!・・・



誕生祝いの会場は民宿で開かれました。
招待された客は約350人!・・・。


 父親とダンス!・・・
微笑ましいひとときです。



同級生や友人たちがバス(女性のみ)をチャーターしてパーテイに駆けつけて来ました。後方のトラックで男性が運ばれて来ました。女性はバスで男性はトラックで女性優先と言え差別待遇といえるでしょう。差別待遇です。キューバではトラックも人を運ぶ交通手段と認識されていますが、・・・日本や北米では危険!となり道路交通法で禁じられている。














兎に角も、楽しいパーテイでした。
筆者も柄にもなく、ラム酒を飲み過ぎて舞い上がりカンフーダンスを披露して大喝采を浴びました。古希を過ぎている筆者にはダンスはきつく、翌日は足腰が痛む有様でした!。
                                        

筆者考:

筆者の家族はトロントからエアカナダ航空でハバナ(空路3時間15分)に行きました。
待合ロビーで日本人らしきツアーグルプを見かけ、手にしている赤い日本国パスポート(よく目立つ!)を見て、間違いなく日本人で有ることを確認して話しかけて、会話が弾みました。
ツアーグループの総勢は添乗員を含めて11人で、殆どが60〜70歳代の高年者で、そのうち60%は女性の方方でした。
 キューバ旅行の目的は撮影で、皆さん、腕自慢で高価なカマラ持参で意気揚々としていました。
何故、キューバ?、・・・欧州や北米と違い人物などを撮影してもプライバシーなども問題が起きる事など少なく心行くまで撮影が出来る事の理由でした。
その他2人連れの日本人男性(何れも高年者)キューバ観光客もいました。
 別に特別な目的はなくて、米国との国交回復で経済封鎖が解かれ、今後は爆発的に米国人、特にキューバ系が里帰りでキューバを訪れて、古い懐古調的な観光資源(ハバナのスペイン統治時代の建物や街並みが様変わりする前に、是非とも記憶にとどめて置きたかった!と言っていました。

エアカナダ便!・・・羽田 ⟹(13時間)カナダ・トロント ⟹(3時間15分)ハバナ。
同じエアカナダ航空会社なので乗り換えも簡単です。
羽田空港からトロント直行便が出ているとは知りませんでした。

帰りの便も同じグループが搭乗していたのには吃驚しました。
筆者の家族がカナダに戻った翌日も24人の日本人ツアーグループがキューバからトロント経由で日本に帰国したそうです。
規模は小さいですが目ざとい旅行会社が米国と国交回復したキューバに焦点を当てて、ツア・計画をたて売り込んで居るようです。
近来の日本人は海外旅行は慣れており、欧州、北米、アジア諸国のツアーでは目玉商品にはパンチに欠け、キューバは新鮮に感じられるのでしょう。

今後は益々と日本人観光客がキューバを訪れる事と、筆者は予想しています。

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