視聴率下落 能登半島地震後1カ月で課題露呈】:
https://www.sankei.com/article/20240211-KURK37STCVH4HA466Q2ZCWHSMA/?outputType=theme_weekly-fuji
今年の元日に起きた能登半島地震の発生時に強い口調で非常事態を伝え続け、東日本大震災の教訓を生かした緊急報道で評価を得たNHK。ところがこの1カ月で課題が次々に露呈した。元NHK解説委員でメディアアナリストの鈴木祐司氏が、視聴率、視聴者の声、報道OBの意見から評価していく。
まず個人視聴率。特定層の実態まで調べるスイッチメディアによれば、地震発生から翌日の羽田空港での衝突事故が重なった当初の数字はかなり高かった。ところが1週間もすると昨年1月の平均値を下回るようになり、通常通りの枠で放送した1月の平均値は前年比で1割下がった。
問題は視聴者層のばらつきが大きい点。高齢者の数字は比較的安定していたが、女性の64歳以下と若年男性は大きく数字を落とした。原因は以下のSNSの声に象徴されるだろう。
「能登地震のニュースばっかり。同じことを何度も何度も」「被害者の大変さを押し付けるニュースにうんざり」「〝遺族をケアするポイント〟はニュース番組で不要」
NHKの報道OBの見方も厳しい:
「朝・夕・夜の各番組のキャスターが現場に行き、民放のワイドショーのように自分の番組に向けたリポートを繰り返すのが目立つ。結果、どの番組もリポーターが変わるだけで似た話を繰り返し、情報性よりも手軽なテーマばかりとなった」
特定層の視聴率は特に厳しくなった。企業の管理職、公務員、男性35~49歳のTVニュースをよく見る層は、前年比で1・5割ほど減った。「見る価値なし」と評価した人が増えたのである。
これは「震災から1カ月」を特集した2月1日にも表れた。
「全国向けニュースである以上、防災上の問題点や教訓が大切。この日は石川県の地域防災計画が取り上げられたが、27年前に作られたままで、見直しに着手したのは昨年8月だったというもの。これがトップ項目に入らず、政治や海外ニュースを報じた後のいわば地震の第2部ニュースだった。優先順位が明らかにおかしい」
「朝・夕・夜の各番組のキャスターが現場に行き、民放のワイドショーのように自分の番組に向けたリポートを繰り返すのが目立つ。結果、どの番組もリポーターが変わるだけで似た話を繰り返し、情報性よりも手軽なテーマばかりとなった」
特定層の視聴率は特に厳しくなった。企業の管理職、公務員、男性35~49歳のTVニュースをよく見る層は、前年比で1・5割ほど減った。「見る価値なし」と評価した人が増えたのである。
これは「震災から1カ月」を特集した2月1日にも表れた。
「全国向けニュースである以上、防災上の問題点や教訓が大切。この日は石川県の地域防災計画が取り上げられたが、27年前に作られたままで、見直しに着手したのは昨年8月だったというもの。これがトップ項目に入らず、政治や海外ニュースを報じた後のいわば地震の第2部ニュースだった。優先順位が明らかにおかしい」
(NHK報道OB)
1995年の阪神淡路大震災以降、報道は誰に向け何を伝えるのかを問う声が大きくなっている。〝被災者に寄り添ってます〟感ばかりでは、被災地以外の人にソッポを向かれてしまう。報道は時々刻々の変化に併せて進化しなければならない。〝内向き・やってます〟感がにじむ内容では、視聴者が逃げるのは当然だ。
1995年の阪神淡路大震災以降、報道は誰に向け何を伝えるのかを問う声が大きくなっている。〝被災者に寄り添ってます〟感ばかりでは、被災地以外の人にソッポを向かれてしまう。報道は時々刻々の変化に併せて進化しなければならない。〝内向き・やってます〟感がにじむ内容では、視聴者が逃げるのは当然だ。
ニュースは走りながら考える能力が問われる仕事なのである。
ネットユーザーのNHKに対する声は!〜、
■ 民放のニュースは全然観ていないのでどういう報道の仕方をしているのか分からないけど、ニュース7だけで言うと同じ被災者の方にいつも取材しているのがとても気になる。
取材を受ける被災者の方が取材OKを出してくれているからずっと同じ人を追いかけているのだろうが、良心が痛まないのだろうか。昨日も奥さんと娘さんを亡くした男性が出てきて、家を探したら奥さんが誕生日にサプライズでくれた腕時計が見つかったっていう報道していたけど、何度も同じ人の所に取材に行ったりしないで、もっと被災者に有益な情報を報道する方がよほど報道番組らしいと思うが。今のニュース7はあまり観る気がしない。
■ 能登半島の地震が重大なニュースであることは間違いない。
時間を拡大する必要もあると思うが、地震のニュースはひとまず最初の10分ほどで一段落させて、他のニュースをちゃんとやってもらい、30分過ぎから再び地震の掘り下げたニュースをやるようにして欲しい。 また、給水車がどこで水を配るとか、亡くなった人が良い人だったとか、そういうのは後回しで十分。
■ 私は基本的にはNHKを信頼しているし、特に災害関連においては被災者向けの告知(どこそこで給水やってるとかブルーシート配ってるとか)など決して民放ではやらないような事までやってくれてるのでやはりなくてはならないと思っている。
ただ、やめてほしいなと思ってる事がひとつある。
それは地震の直後に役場と電話でつないで状況を聞き出す事。
電話に出てくれてるということはまだそれだけの余裕はあり切迫した状態ではないとは思うんだけど、そうは言っても相当な揺れの後で役場としての対応をしたり各方面から連絡が来たりすると思うんだよね。 ぶっちゃけ、のんきに電話でインタビューされてる時じゃないと思うのに、結構長々と「今の状況は?」とか「怪我人はいるか?」などを聞かれてる。 すっごい迷惑だと思うんだよね。 「今それどころじゃないだろが!」っていつも思う。
■ ニュース7より看板番組の「ニュース9」のほうが、毎日見るに堪えない。9時からのニュースは民放と競合しないので、夕食とりながら仕方なく見ているが、10時からの「ニュースステーション」と比べて内容の差が歴然。また同じNHKと比較しても、有馬嘉男キャスターが頑張っていた当時は活気があって、取材力・情報の深さ・コメント力・バリエーションなど、格段に良かった。
これは今のアナウンサーや記者の差というよりも、方向性決めるをもっと上のディレクターやプロデューサーのせいではないか。
人事をつかさどる局長レベルから抜本的に替えないと…。
NHKのニュースはもう終わってる気がする。
■ 能登半島地震の最新情報は重要だし、被災地や被災者のその後を取り上げたニュースも重要だと思う。
ただ、NHKでは「ニュース7」だけでなく「おはよう日本」などのニュース番組でも、最近は特に他の大きなニュースが無い日は、能登半島地震のその後を伝えるニュースがトップで放送されることが続いていて、 連日他の最新ニュースを差し置いて、視聴者が本当に必要とする情報なのだろうか、と疑問に思う。
地震の被害に遭われた方々の大変さはよく伝わるけど、視聴者はそれ以上の情報は得られないし、 テレビで見ていだけで何も助けることができない虚しさを感じる視聴者もいるかもしれない。
能登半島地震のその後の、急いで伝える必要のない情報については、後日のニュース番組内やNHKスペシャルなどで特集を組んで、まとめて放送した方がいいのではないかと思う。
■ 今朝のニュースで、外国籍の方が警察官になれないからと、警察署の配慮で1日署長になったニュースを取り上げていました。
ご本人にとっては嬉しい事と思いましたが、NHKが取り上げた理由が外国籍でも警察官や公務員採用を広げるべきと言いたいのだと感じました。昨年の、不法滞在者を擁護するドラマや、韓国ばかりの紅白などを見ると、本当に日本に必要な放送局なのか甚だ疑問です。
■ 昔は「ウチの子にはNHKしか視せない」ってのが美点であるくらいに真面目な番組制作を行ってましたが、いまやバラエティから何から民放の芸人やスタッフを引っ張って来て金に物を言わせた番組と言った印象がぬぐい切れなくなってるね。
ニュース7に限らず報道番組そのものが日本の公共放送って立場を逸脱した話題に力が入ってて、肝心の視聴者の心を捉える番組制作能力ってのが減退してる印象。
記事の能登半島地震だって、いつまで被災者への同情煽ってるのって進行には番組自身で疑問を持って報道して欲しい。
そう言うのが出来ないなら、最低限の内容だけ放送する国営放送に組織を変えて欲しい。
■ NHKと民放の違いが全く分からない。
NHKは「財力」が豊富なため、いろんなことに手を出せることが、民放には及ばないが、NHKでなければならない理由がまったくない。
もしNHKでなければならないものがあるとすれば、教育番組とか、民放が手を出しにくいが、一定の意義がある番組だろう。
今のNHKは映画からスポーツなど、金にものを言わせて、あらゆるものに手を出している。挙句の果て、テレビとは関係ないネットにも触手を伸ばし、延命に躍起になっている。
はっきり言って、テレビ離れやこれだけコンテンツの多い世の中にあって、強制的に契約や支払いを求める「NHK」にどれだけ、存在意義があるのか、国民の議論が必要だ
■ 午後7時のNHKニュースは、生活に欠かせないものでした。しかし最近の報道内容は、特定の事柄ににこだわった特集報道のようなものが多くなっています。 その日に合った出来事を、短時間に要約して報道していたのがNHKニュースです。 能登地震の詳細な被害状況を知りたい視聴者に対しては、ニュースの後に報道特集を組めばよいと思います。 そう言うと、必ず能登地震の被害者を軽視した人権問題だと言い出す「自称『善人』と言われる人間」が現れます。 また、いつも感じていることがあります。 報道各社の関係者(アナウンサーなど)は、TVを通じて視聴者に「寄付金」を募っていますが、高給取りのマスコミ関係者が率先して寄付すべきだと思います。 それが(視聴者の共感を呼び)、それが呼び水となって一般国民からの寄付金増加につながるのです。 多くの被災者は、「お見舞いの言葉よりも現金寄付」を望んでいるはずです。
■ 各局が同じ視点で放送しているのであれば、ニュースだけなら、同じパターンになるのは、やもう得ない。
東北のときは、範囲が広くて、福島では原発事故に繋がったから、すわ関東圏も輪番停電があり、放射能の情報もありで、関東でも他人事ではなかったから、情報を欲しいと思う気持ちは大きかった。
石川県の被災された人達はお気の毒だが、青森~千葉県までの5県がなんらの損害が発生プラス放射能汚染と規模が違った。
でもNHKの情報は必要です。
ダイ・ハードNHKファンの方が散見できるコメントが寄せられています。
NHKなど見るのは高年者層であり、若者は見ないでしょう。ニュースはネット時代ではいくらでも他のコンテツで情報収集はできます。
NHKが傲慢不遜‼で視聴料を強奪する権利を政府から付与されている間は日本は永劫に戦後体制からの脱却は困難でしょう。
日本国の再生はNHK解体から‼・・・
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