2024年2月16日金曜日

ロシアに対抗する大陸間核兵器の配備を求める声が欧州で高まる‼・・・

   F-35によるB61爆弾投下実験(左)と核爆発

12月以降、ウクライナ戦争へのさらなる資金提供が阻止され、ドナルド・トランプ前大統領がホワイトハウスに復帰する可能性が高まっていることを受けて、欧州では、米国が欧州大陸への軍事的関与を縮小するのではないかという懸念が高まっている。

          カタリーナ・バーレイ:

1968年11月19日生まれ(55歳)

欧州議会副議長、ドイツ社会民主党員、


ドイツの与党・社会民主党の次期欧州議会選挙の最有力候補者カタリーナ・バーレイは2月13日、これに基づいて、EUは独自の核兵器能力を持つべきだと主張した。ドナルド・トランプの最近の発言に鑑みれば、もはやアメリカの核の傘に頼ることはできないと彼女は強調し、『ヨーロッパ核爆弾』はEU共同軍を強靭化する為めの重要な一歩になりうると付け加えた。

バーリー氏は、もし米国がウクライナ戦争への資金提供を控え続ければ、欧州はその責任をより一層負わなければならないだろうと付け加えた。
  彼女の声明はドイツのオラフ・ショルツ首相のワシントン訪問を受けてのもので、その主な目的は国会議事堂に戦争資金の提供を再開するよう説得する事だった。
 これは成功には程遠いと低い評価されている。

 フランスがM51大陸間核弾道ミサイルの実験を実施

ヨーロッパはすでに世界のどの大陸よりも圧倒的に多くの核保有国を擁しており、核兵器不拡散条約で認められている世界の5つの核兵器システムのうち2つ、すなわちイギリスとフランスを保有している。

  ベルギー、ドイツ、イタリア、オランダ、トルコも、核シェアリング計画に基づいて戦争が勃発した場合、自国の領土に配備された米国のB61戦術核爆弾へのアクセスが保証されており、… これは欧州の核保有国7か国が万一の場合に核攻撃を実施できることを意味する。

  ロシアとの紛争勃発。 これら7カ国のうち、フランスとトルコを除くすべての国は、2035年までに核運搬任務に最適化されたF-35第5世代ステルス戦闘機を配備する予定である。 ドイツが特にF-35を最初に発注したのは、国産の非ステルス機ユーロファイターには著しく欠けていた高度な核運搬能力を理由としていた。

     F-35がB61爆弾を投下実験

欧州8番目の国であるポーランドは2023年6月30日、米国との核シェアリング計画の締結を目指しており、2026年にF-35の受領を開始する予定であると発表した。ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は以前、この問題を次の記事で提起した。

      ヤロスワフ・クラシェフスキ

  2022年10月に予定されたが、米国国務省によって拒否された。
 ポーランド陸軍のヤロスワフ・クラシェフスキ将軍は最近、核兵器の入手が『今後数年間の』ワルシャワの目標であると述べ、…
これはトランプ大統領に対抗して東ヨーロッパの安全を確保するプロセスの一環であると述べた。 
核共有協定は非常に物議を醸しており、不拡散専門家らは名目以外は事実上新たな核兵器国を創設するものとみなしている。

11月、ニューヨークに本拠を置く
      報道機関ニューズウィーク誌の報道は‼・・・
B61戦術核爆弾の新型により、F-35が1回の出撃でロシアの
 首都モスクワの住民31万人以上を大量殺戮できるようになり、…
    それを中心部に投下すべきであると強調した。
 
より人口密度の高いサンクトペテルブルクでは、死者数は36万人以上に増えるだろう。 第5世代戦闘機からの攻撃からロシアの領空を守る能力は依然として激しい論争となっており、NATOの東ヨーロッパへの拡大により同盟の基地オプションが大幅に拡大し、航空資産とロシアの主要人口密集地との間のかなりの緩衝材が取り除かれた。
  フィンランドの同盟加盟により、2023年4月にNATOとロシアの国境の長さが2倍になったため、翌月には米空軍が同国におけるF-35の駐屯機会が大幅に拡大していると報告された。 
フィンランドが最終的にF-35用のB61核弾頭の利用を獲得する可能性が広く推測されている。

参考文献:

【Calls Grow in Europe For Continental Nuclear Arsenals Aimed at Russia】:

https://militarywatchmagazine.com/article/europe-continental-nuclear-arsenal-russia


既にトランプさんが大統領に復活したかのような、米欧の慌てぶりです。
トランプさん在任中は米国史上で初めて米国が他国に介入せず、地域紛争がほとんどなかった事を、欧州の首脳たちは忘れているらしい。呆れたものです!。

NATO の東方拡大で、ロシアとEUのバッファーゾーン(緩衝地帯)が消滅、ロシアとの直接的な軍事衝突の可能性が高まる‼…その危険性を全く認識できなかった。米欧の歴代首脳たち、特に米国、英国、ドイツ、フランス、の戦略、地政学的な時勢眼の無さは致命的である。
 それがウクライナ戦争を惹起させ、現在の下手すれば第三次世界の勃発の恐れが台頭して来た。

何を欧州は慌てふためいているのか‼、… 人類史上、原子爆弾を投下して、無辜の市民を大量殺戮した初めての国はロシアでは無くて米国である事を忘れてしまったのか‼。

特にポーランドが危険である、国民性が感心できるものではなくて、感情に走りやすいので要注意である。
こんな国に核兵器を与える米国は何を考えているいるのか? 反面、プーチンさんは冷静であり、自ら核兵器を使ってドイツ、フランス、英国を先制攻撃をしないでしょう。
ロシアが秘蔵の核ミサイルを使うのは最後の手段で、…このままで、米主導のウクライナ戦争を続ければ、何れはNATO との戦争が勃発、米国がロシア攻撃を開始すれば、その報復攻撃で超音速大陸間弾道ミサイルで米国を攻撃するでしょう。

因みに、ロシア既に、核弾頭を搭載し、米国の防衛システムを突破する『SS-X-30サタン2』新型大陸間弾道ミサイル/ 『RS-28サルマト』を配備している。
 米欧が今から開発、配備には時間が掛かりすぎ、…
有事の際には間に合わない。

戦火は欧州だけではなくて、米国でも燃え上がる。
機を観て支那が台湾侵略が始まる。
日本も勿論!、巻き込まれ恐ろしい未来図が描かれるでしょう。

何故、ドイツ、フランス、ポーランドがロシア攻撃用の戦術核ミサイル及び核爆弾が必要なのか?
加えて既にミサイルを配備の完了を想定して、…   F-35を使った核爆弾投下実験をロシアと目の鼻の先で実施している。
ロシアを挑発、恫喝して何の益があるのか?
脳味噌が腐敗して正常な判断が下せなくなっているのではないか?言わざるを得ない。

欧州が依り一段と!
  きな臭く鳴ってきたようです

余程、トランプさんの復活に恐怖心を抱いているようですが、これはバイデン政権、民主党など反トランプ勢力が最大限に活用して、選挙運動を展開、トランプさんへのプロパガンダで攻めまくるでしょう!。


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