2014年12月26日金曜日

カナダ大学『支那/長春大学』と 提携中止!・・・



死刑囚臓器利用の疑惑が晴れるまで、長春大学との提携を中止するとカナダ・ラヴァル大学は決定。写真は地元紙「ル・ソレイユ」。(スクリーンショット)


カナダ大学、提供臓器問題で長春大学と提携中止 大型病院で「手術練習」
中国吉林省の長春大学と25年の提携関係にあったカナダ・ケベック州のラヴァル大学は、「死刑囚と政治犯の臓器を移植用に使用」との疑いがあるとして、長春大学との医学交流を打ち切ると決定した。ラヴァル大学の内部文書を地元紙「ル・ソレイユ」が17日付で伝えた。近年、中国の不透明な臓器提供をめぐり、国際社会から批判の声が高まっている。

 疑惑は5月、ケベック州医学交流代表団の長春訪問時に浮かんだという。ラヴァル大学の内部文書には「複数の確かな証拠によると、中国では死刑を処された政治犯の臓器が移植用に使われている」「疑惑が払しょくされるまで、中国との医学交流のプロジェクトを中止する」と記されていた。

 両大学は医学部学生の交換留学などの交流活動を長年、行ってきた。今年5月長春市を訪問したばかりというラヴァル大学医学部外科イヴァン・ドゥビル(Yvan Douville)部長は「ベッド数3500の大型病院で、何回も腎臓移植手術を練習した」と述べた。

 中国には、ビジネス目的で臓器移植用臓器を摘出するため、政治犯含む囚人に死刑が執行されているとの疑念がかねてから掛けられている。ドゥビル部長は「臓器提供のために死刑宣告するとなど考えられない。中国がそうしているかどうか、私にはわからない。証拠はないが、もし疑いが事実であれば倫理的な問題があり非難されることは確かだ」と述べた。

 「死刑囚から臓器を提供するよう強制することは出来ない。(死刑囚の臓器利用を)止めるための国際社会の圧力がかかっている。(止める以外)中国政府に他の選択肢はない」とドゥビル部長は加えた。

 刑務所は「臓器バンク」 法輪功含む良心の囚人が対象

 中国の臓器収奪問題、通称『臓器狩り』を世界に提起したのは、カナダの元アジア太平洋地区担当大臣デービット・キルガー氏と国際人権弁護士デービット・マタス氏だ。独立調査団を立ち上げ同問題を探った報告書には「不当な理由で、囚われの身となった法輪功学習者が、生きたまま臓器奪取されている」「刑務所は『臓器狩り』のための臓器バンクとなっている」とショッキングな内容を伝えた。この調査報告書と関連書籍は『中国臓器狩り』『国家による臓器狩り』として、日本でも日本語で読むことが出来る。

 対する中国政府は矛盾する説明を繰り返してきた。長年、死刑囚からの臓器提供を固く否認していたが、2005年7月、衛生部(厚生省)の黄潔夫・副部長(次官)が国際保健機構(WHO)の会合ではじめて「渋々と」認めた。しかし2006年3月28日、外交部の秦剛・報道官は定例記者会見で、「中国で死刑囚が臓器提供ドナーになっているとの噂は、真っ赤な嘘であり、中国の司法制度に対する悪意ある攻撃だ」と発言した。

 皮肉なことに中国当局が公表するデータは、カナダ調査報告書の裏付けにもなっている。これまでの当局発表と国内メディアの報道によると、2000~2005年の6年間は計6万件の臓器移植を実施した。一方、法輪功弾圧が始まる以前の1999年までの合計は1.85万件に留まっている。「なぜ弾圧直後から、移植用臓器が急激に増えたのか」という疑問の声に、中国政府からの納得のいく説明はまだない。

 国際批判が強まる中、前出の黄潔夫・副部長は2012年から「死刑囚の臓器利用を停止する予定」との発言を続けた。これについて、大紀元の取材に答えた米政府系シンクタンクの元研究員で中国問題専門家ジャーナリストのイーサン・ガットマン氏は「国際社会の追及を避け、国家ぐるみの臓器収奪の組織犯罪を隠し通すための策略に過ぎない」と見方を示した。

 ガットマン氏は実態調査に取り組む有識者の一人。7年間をかけて、数百人の中国法輪功学習者ほか、中国の収容施設の責任者、医師、法輪功弾圧を執行する幹部などを取材してきた。ガットマン氏は今年8月出版の著書「大虐殺(Slaughter)」で「これまでに6万人以上の同愛好者は臓器収奪の被害者になった」と明かした。

 モントリオールのノートルダム病院の腎臓内科医師で腎臓移植権威のマリーシャンタル・フォーティン氏は、中国では「臓器はドナーからではなく、誰かが(移植のため)殺害される」と訴える。臓器移植のために中国へ渡航するのは「とても患者に勧められない」と述べた。(翻訳編集・叶子)

大紀元日本(12月23日)

                                        


筆者考:

近来のカナダのスティーブン・ハーパー首相はバラク・オバマ米大統領の『支那に対する屁っ放り腰でお尻を舐めるが如くの対支那外交!』を踏襲しているが・・・此れに反して民間、特に大学はカナダ政府の方向とは逆方向に進んでいる。

◼︎【中国吉林省の長春大学と25年の提携関係にあったカナダ・ケベック州のラヴァル大学は、「死刑囚と政治犯の臓器を移植用に使用」との疑いがあるとして、長春大学との医学交流を打ち切ると決定した】・・此れは大英断と言える。
25年間の長期に亘る提携を打ち切る英断は、国際社会の賞賛の的となるでしょう!。

米国の大学も支那のプロパガンダ(スパイ養成)、広告塔である孔子学園の閉鎖の英断を下す大学が現れ、此の動きは連鎖反応をよぶと!と予想されている。

◼︎【北米で相次ぐ『孔子学院』批判と閉鎖 「中国の手足、学問の自由を無視」】
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141027/frn1410271140003-n2.htm


9月下旬、米国で2つの大学が孔子学院に相次いで「NO」を突き付けた。シカゴ大は5年間の契約更新交渉の打ち切りを決定。続けて、ペンシルベニア州立大も提携の打ち切りを発表した。今後も此の動きは広まる模様!。



  1. ラヴァル大学
  2. 大学
  3. Founded in 1663, this French-language public school is the oldest university in Canada.
  4. Address: 2325 Rue de l'Université, Québec, QC G1V 0A6

ラヴァル(仏:Laval)はケベック州の都市。モントリオールの郊外にあり、モントリオール最大の衛星都市。ラヴァル市単独でケベック州の地方行政区の1つにも区分される。人口は401,553人(2011年)でカナダで13位。モントリオール大都市圏の構成自治体である。




支那が生きたままで法輪功学習者の臓器を摘出する場面を表現する油絵。画家Dong Xiqiang(大紀元)

✦ ❮カナダ/ラヴァル大学の臓器移植に対しての疑惑は、勿論国際社会の非難も然ることながら、・・・5月、ケベック州医学交流代表団の長春訪問時に浮かんだという。ラヴァル大学の内部文書には「複数の確かな証拠によると、中国では死刑を処された政治犯の臓器が移植用に使われている」「疑惑が払しょくされるまで、中国との医学交流のプロジェクトを中止する」と記されていた❯・・・

25年間の長期に亘り提携を結んで来ていたにも拘らず、疑惑があれば直ちに提携中止の決断を下す。羨ましい限りの清々しさであり、・・・日本国の『政・官・財』の泥臭さ(ハニートラップ)と対極にあるもので、真に羨ましい限りです。
カナダ/ラヴァル大学の清々しさをと日本国の大学の現状を俯瞰すると、・・・悪寒が全身に駆け巡る程に日本国の惨状が鮮やかに浮き彫りにされ、何とも絶望的な気分に包まれて仕舞います。

➤ ❮モントリオールのノートルダム病院の腎臓内科医師で腎臓移植権威のマリーシャンタル・フォーティン氏は、中国では「臓器はドナーからではなく、誰かが(移植のため)殺害される」と訴える。臓器移植のために中国へ渡航するのは「とても患者に勧められない」と述べた❯・・・

支那共産党政府の主導で長年間続けられていた『法輪功学習者の臓器狩り』で何万、何十万の方々が臓器売買の為に不当な罪を着せられ死刑判決、執行で臓器が取り出された。
嘗てのナチス/ヒットラーが真っ青になる程の残虐さは歴史に特筆される。

頑なに『法輪功学習者の臓器狩り』を否定して来た支那政府の今回のカナダ・ラヴァル大学の英断で増々と否定するのは困難になり、何れは臓器移植の為に死刑判決/執行が中止となる事を筆者は祈るばかりです。


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