2017年9月3日日曜日

【大朗報】ホンダジエットが大躍進!・・・

日本のホンダジェット、上半期の売上世界一に
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日本メーカー製のビジネス(超軽量)ジェット機ホンダジェットは、2017年上半期の売上で、小型ジェット機分野で世界一になった。日本の諸メディアが報じた。

本田技能工業の子会社で米国に拠点を置くホンダエアクラフト社は、ホンダジェットの需要は生産開始から安定して高かったが、17年上半期には24機もの生産を達成したと発表した。価格は490万ドル(約5億3千万円)。

同社によると、ホンダジェットは最も速く経済的な小型ジェット。最高速度は時速約777キロで、巡航高度は約13100メートル。

1度の給油で2183キロの距離を航行可能。

                                                   


以前に拙ブログでホンダジエットを取り上げました。
その記事を再度、抜粋し要約してアップ致します。

◼︎【納入が開始されたホンダジェットの海外の評価!・・・】:

ホンダジェットがビジネスジェットの概念を覆す? 市場改革だけじゃない、期待される役割!〜、



前身の本田技術研究所創業から約69年、本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)はとうとう長年の夢を実現させた。「空飛ぶスポーツカー」と表現される、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」だ。昨年末、米連邦航空局(FAA)の認証を受け、顧客への引き渡しが始まった。

 ホンダジェットとは、ホンダが開発し、ホンダの航空機事業子会社ホンダ・エアクラフト・カンパニー(以下、HACI。所在地アメリカ)が製造・販売する7人乗りの小型ビジネスジェット機だ。特徴的なのは、エンジン。胴体後部に搭載する通常のビジネスジェットとは異なり、ホンダジェットは主翼上面に配置している。これにより、空気抵抗が減って燃費効率が上がり、客席と荷物室はより広くなったという。

 日本国外では主にバイクメーカーとしてその名を知られているHONDAが、ジェット機メーカーとして世界でどう受け止められ、ホンダは今後どこに向かっていくのか。

◆業界の地図を塗り替える存在に
 英経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、ホンダジェット納入開始の1ヶ月以上前になる11月16日、セスナ社のビジネスジェット機に関する記事の中でホンダジェットに触れた。「機体そのものは革命的なものではない」としながらも、世界的不況で中型・小型ジェット機市場が影響を受けるなか、「小型ジェット機セクターは、ホンダジェットの販売開始を待ちわびている」と指摘。ホンダジェットが業界を活性化する存在になるとの期待をうかがわせた。

 また経済誌フォーブスも、寄稿記者キャスリン・クリーディー氏が12月14日付の記事で、「ビジネス航空機市場に大変革をもたらす存在」という見出しでホンダジェットを紹介した。過去には主に軍用機を生産していたブラジルの航空機メーカー、エンブラエルを引き合いに出し、同社が2000年にビジネスジェット機市場に参入して業界の地図を塗り替えたことから、「ホンダジェットが同じことをするかもしれず、さらにビジネス航空機だけにとどまらないかもしれない」として、将来的にホンダが旅客機製造に参入する可能性に言及した。

◆ホンダの実績が信頼性の裏付けに
 米ニュース専門チャンネルCNBCは12月10日、ノースカロライナ州グリーンズボロにあるHACIの本社工場で取材を行った様子を放送した。フィル・ルボー記者はリポートの中で、セスナ(2014年ビジネスジェット機販売実績世界第2位)やエンブラエル(同4位)の社名を挙げ、ホンダジェットはこれらの競合になるだろうと指摘。さらに電子版の記事の中では、自動車や芝刈り機、ジェネレーターを製造してきたメーカーに航空機を発注したいだろうか、という疑問に対し、マーケティング会社フロスト&サリバン社のウェイン・プラッカー氏の「むしろそこがホンダの強み」という見解を紹介した。同氏は、広範な分野でホンダが培ってきた信頼性の高さが、消費者を惹きつけるだろうと予測している。

寸評:
ビジネス専門で、株式、債権、商品市場、金融市場の報道で絶大な視聴者を持つ米CNBC局が、ホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)の工場視察するとは、異例の事で、・・・それだけホンダジエットが話題になり、注目を集めている証拠です。
 ❝広範な分野でホンダが培ってきた信頼性の高さが、消費者を惹きつけるだろう!❞・・・最大級の賛辞で有り、ホンダの技術の高さが再認識されたようです。

余談ですが!〜、我が家の芝刈り機は『ハスカバーナ(スエーデンに本社を置く。芝刈り機の世界最大の大手)』ですが、エンジンはホンダ製です。性能は抜群であり、以前に使っていた芝刈り機とは大違い、エンジンのデザインは見事と言っても決して過言ではない程です。

◆ホンダジェットが担う将来の役割
 ホンダジェットに世界から寄せられている期待は、市場に革命を起こす勢いや信頼性の高さだけにとどまらない。FTは前述の記事のなかで、ホンダジェットが担うべき将来的な役割に言及した。かつてアメリカでバイク乗りにまつわりついていた「油まみれの反逆児」というイメージをホンダのバイクが払拭した実績に触れたうえで、ホンダジェットにとって一番重要な役割は、プライベートジェットが持つ「金持ちの象徴」というイメージを払拭し、人々が受け入れやすいものにすることだというのだ。「クリーンで騒音の少ないプライベートジェット機は、ビジネスジェットの分野で似たようなこと(ネガティブなイメージの払拭)をできるのではないか」と期待している。
 


 ホンダはその哲学に、「夢へのチャレンジとその実現」を掲げている。ホンダにとって、航空機は悲願だった。四輪自動車を手がける前の1962年に、創業者の本田宗一郎氏はすでに航空機産業への参入を宣言していた。1986年に研究開発をスタートさせてから約30年、夢実現のスタートラインにようやくこぎつけた。ホンダは今後、北米、欧州、ブラジルなど11の拠点で年間80〜100機を生産していくとしている。2014年のビジネスジェット機納入実績を見ると、市場全体で722機となっており、上位4社の年間実績は100機を超えている。ここにホンダジェットがどう食い込んでいくのか、注目していきたい。(松丸さとみ)

寸評:
ホンダジエットに期待されているのは❢〜、プライベート/ジェットが持つ富裕者の象徴を叩き壊して人々が受け入れやすいものにする。此れは一種の市場革命であり、ホンダがそこまで来されているとは驚ききでした。
夢へのチャレンジとその実現!❞・・・此れがホンダの哲学であり、単なる収益を追求する守銭奴ではなくて、ロマンがあります。

此れは戦後間も無く、米軍の爆撃、原爆投下で、余燼が燻ぶる焦土とかした日本で原動機付き自転車製造から出発したホンダ。
今は亡き創業者の本田宗一郎氏のロマンを引き継いる。



                                                   


画期的デザイン!、・・・主翼上面エンジン配置の革新性を評価され、世界の航空業界から話題、注視を集めている。

◼︎【5億円ホンダジエット購入者の活用法は?】:





開発経緯:



✦ 1962年(昭和37年)に本田宗一郎が航空機事業への参入を宣言!・・・
✦ 1986年(昭和61年)から和光基礎技術研究センターが開設されてからは本格的に航空機研究を開始!・・・
✦ 1989年(平成元年)にはアメリカ合衆国ミシシッピ州立大学ラスペット飛行研究所と提携、技術を固めた!・・・
✦ 初めて開発された小型実験機MH02は、1993年(平成5年)に他社製エンジンを搭載しての飛行に成功!・・・
✦ エンジンを含めすべて自社製のビジネスジェット機 HondaJet を開発!・・・
✦ HondaJet(国籍・登録記号: N420HA)は、2003年(平成15年)12月にアメリカ合衆国ノースカロライナ州グリーンズボロのピードモント・トライアド国際空港にて初飛行を行い、同月16日に一般発表された!・・・
✦ 量産機については、2009年初旬に初飛行、2010年末にデリバリー開始を予定していたが、当初の予定より開発は遅延!・・・
✦ 量産型認定用機体のフライトは、2010年12月20日にピードモント・トライアド国際空港での初飛行に成功!・・・
✦ 2007年10月、「エンジンを翼の上に設置する独創的な空力設計」によってHondaJetの造形がこれまでの航空力学の常識を大きく覆しながら優美な美しさを兼ね備えた点が評価され、グッドデザイン賞金賞を受賞!・・・
✦ 2012年9月、アメリカ航空宇宙学会より「エアクラフトデザインアワード2012」受賞!・・・
✦ 2012年10月には量産ラインでの組み立てが開始された!・・・
✦ 2013年前半に年間80機のフル生産体制に入り、デリバリー開始予定とされていたが、FAAの型式証明取得が遅れている!・・・
✦ 2013年12月13日、ホンダとGEの折半出資子会社であるGE Honda エアロエンジンズは、Honda jetに搭載されるエンジン「HF120」が、米国連邦航空局による連邦航空規則のPart33が定める型式認定を取得し、量産に向けたステージに入ったと発表!・・・
✦ 12月20日にはHondaJetがFAAの型式証明取得に先立ち必要になる型式検査承認(TIA)を取得したことを発表!・・・
✦ 2014年6月27日、ホンダがホンダジェットの量産1号機が初飛行に成功したと発表!・・・
以上ウイキペディア引用

性能:

最大巡航速度: 778 km/h(高度30,000 ft 420kt TAS)、マッハ 0.72
最大有視界航行距離: 2,593 km (1,400 nm)
最大計器飛行航行距離: 2,185 km (1,180 nm)
燃料消費率: 3.3km/kg
最大運用高度: 13,106m (FL430)
離陸距離: 807 m (3,120 ft)
着陸距離: 694 m (2,500 ft)
最大上昇率: 1,216 m/min (3,990 ft/min) 

残念ながら、この性能では軍用機としては?、が付きますが、国産エンジンの開発、成功は日本の航空機産業界へ振興の力強い基盤となり、・・・今後はホンダエンジンの改良を重ね一歩も二歩も進んだエンジンへと羽化(国産戦闘機)する可能性が期待できる。

 敗戦後、大東亜戦争の余燼が燻る荒れ果てた焦土の中から産声を上げた本田技研工業・・・


創業者本田宗一郎氏の卓越して経営能力と独創的な開発能力で、原動機付きの自転車を世に送り出したのを皮切りに!・・・『本格的バイク開発、大成功!』⇒⇒⇒『数多くの名車を開発、成功!』⇒⇒⇒名車を市場に送り出し瞬くの間に、自動車業界で重要な位置を占める!・・・。


残念な事に本田ジェットは日本ではなくて米国での生産となりますが、これは米国が米国巨大企業のGE(特に航空機エンジン製造)が割り込み、本田も単独では本田ジェットの販売には自信を持てず、GEの販売網を通す事を決定したと考察されます。

 結局、米国は戦後に航空機開発を禁止したように、日本企業が困難を屈服して開発した航空機をコントロールする占領意識を未だに持ち続けている様です。


 HAI(航空エンジン事業子会社であるホンダ エアロ インク)、Hondaとゼネラル・エレクトリック社(以下GE)の合弁会社であるGE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC、以下GE Honda)が、2013年12月にFAA型式認定(Type Certificate、TC)を取得したターボファンエンジン「HF120」の生産を担当する。
 HF120(ホンダ・エンジン)は、初期の生産をマサチューセッツ州リンにあるGEの工場で開始し、2014年11月から、GE Hondaの型式認定に基づいて、HAIバーリントン工場においてFAAの監督下で生産を続けている。

何れは日本で生産する事を計画しているとは思いますが、・・・現在の経営陣は愚弄バル化の狂信者であり、日本で生産するかどうか?は定かではありません。 其れに日本国はスパイ防止もなく、スパイが跳梁跋扈しているのでは技術が盗まれる恐れが高く、日本での生産を躊躇している可能性もあります。

ホンダ創業者の故本田宗一郎長年の夢、『航空機を開発し大空を飛翔する!』が実現しました!・・・
 本田宗一郎の夢を乗せたホンダジエットが世界の空で飛翔する!・・・
そして優雅な飛翔ぶりと、大空に羽ばたく勇姿は、現今の日本人が失いつつある日本人の誇り確固たるものにして呉れるでしょう!!!・・・。

今は亡き本田宗一郎氏も草葉の陰で膝を打って喜んでいる事でしょう!!!・・・



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