100%出資の新会社を上海市に設立し、レクサスのEV(電気自動車)および車載電池の開発・生産を行う。
今回の決定に合わせて、トヨタは上海市政府と『カーボンニュートラルに関する包括的提携契約』に調印。
水素エネルギー、自動運転技術、電池リサイクルなどの分野で(支那政府が2060年の達成を目指す)カーボンニュートラルの実現に向けたモデル事業を展開することに合意した。
トヨタの発表によれば、レクサスの新工場は上海市金山区に建設され、年間生産能力は10万台、2027年の生産開始を目指している。
(訳注:外資系自動車メーカーによる単独出資の完成車工場の建設を支那政府が認可したのは、2018年のテスラに続いて2例目。上海市政府との包括提携契約は、その後押しになったとみられる)
(訳注:外資系自動車メーカーによる単独出資の完成車工場の建設を支那政府が認可したのは、2018年のテスラに続いて2例目。上海市政府との包括提携契約は、その後押しになったとみられる)
現時点では、トヨタはレクサスを!〜、
日本、アメリカ、カナダでしか生産していない!・・・
レクサスの2024年のグローバル販売台数は前年比3.3%増の85万1000台、その2割強の18万台余りを支那市場で販売した。
ここ数年、支那市場では高度なスマート機能を搭載した支那メーカーの高級EVや高級PHV(プラグインハイブリッド車)が販売を伸ばし、(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディなどの)外資系高級ブランドの市場を蚕食している。
そんな中、レクサスは大幅値引きに頼りながらも、2024年の販売台数が前年比プラスを維持した唯一の外資系高級ブランドとなるなど、健闘を見せていた。
ここ数年、支那市場では高度なスマート機能を搭載した支那メーカーの高級EVや高級PHV(プラグインハイブリッド車)が販売を伸ばし、(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディなどの)外資系高級ブランドの市場を蚕食している。
そんな中、レクサスは大幅値引きに頼りながらも、2024年の販売台数が前年比プラスを維持した唯一の外資系高級ブランドとなるなど、健闘を見せていた。
同社は2021年12月、2030年までに30車種のEVを投入し!〜、
同年のEV販売台数を(全世界で)350万台に
引き上げる計画を発表!・・・
その中で、レクサスのEVを2030年に100万台販売し、2035年にはレクサスの全車種をEV化する目標を掲げた。
世界のトヨタが最大級の『捕らぬ狸の皮算用』で支那上海に新工場を建設するとは驚きです。目先の欲に目が曇っているようです。
現在、支那市場で高級車が軒並み支那EVに食われている状況で、トヨタが辛うじて販売を伸ばしたのは、それこそバナナの叩き売り商法の結果である、決して喜べるものではありません。
外資系の"威光"薄れ、高級ブランド車が総崩れ】:
https://toyokeizai.net/articles/-/854666
トヨタ自動車の高級ブランドのレクサスは1月15日、支那市場での2024年の販売台数が18万台を上回り、前年より『増加した』と発表した。具体的な販売台数は公表していないが、2023年の販売実績は18万1400台だったことから、増加幅は僅かだったもようだ。
しかも、これはかつてない大幅値引きに頼って実現したものだ。
レクサスの主力セダン『ES』は、2年前にはメーカー希望価格にプレミアムを上乗せしないと買えないほどの人気だった。
処が、2024年には販売店が提示する値引きが6万元(約128万円)前後に達し、年末には8万元(約171万円)を超えた事例もあったと言われている。
まさにバナナの叩き売りですね!。
そこまでして、支那市場にしがみついていたい!のか?
エンジン車からEV・PHVへの移行で支那が世界に大きく先行したのは、支那政府が関連産業の発展を強力に支援した効果が大きい。
その過程でEV・PHVの部材から完成車までフルセットのサプライチェーンが構築され、専門人材が大量に育成された。
テスラが支那および世界で販売を急拡大できたのも、同社の上海工場の貢献を抜きには語れない。トヨタはレクサスの上海工場で、テスラの成功体験の再現を目指しているのかもしれない。
テスラが支那および世界で販売を急拡大できたのも、同社の上海工場の貢献を抜きには語れない。トヨタはレクサスの上海工場で、テスラの成功体験の再現を目指しているのかもしれない。
そのトヨタが目指しているテスラの成功体験は!〜、
2025年3月4日4日 ロイターによれば、テスラが支那で生産した
『モデル3』と『モデルY』の2月の世界での販売台数が、
前年同月比49,2%減の3万688台だったと発表した。
2020年8月以来、2年半ぶりの低水準。
一方、EVとプラグインハイブリッド車(PHV)をラインアップにそろえる支那大手の比亜迪(BYD)の乗用車販売台数は90,4%増の61万4679台と大幅に伸ばしており、ライバルの支那勢との競争が激化している。
2020年8月以来、2年半ぶりの低水準。
一方、EVとプラグインハイブリッド車(PHV)をラインアップにそろえる支那大手の比亜迪(BYD)の乗用車販売台数は90,4%増の61万4679台と大幅に伸ばしており、ライバルの支那勢との競争が激化している。
テスラは、支那からデカップリングの最中であり!〜、
米国に2つの主要な生産工場を建設している!・・・一つはネバダ州のリノ郊外にある『ギガファクトリー・ネバダ』で、主にバッテリーを生産し、2023年1月にはEV用バッテリーとEVトラックの生産のための2工場を新設すると発表しました。
もう一つはテキサス州のオースティン近郊にある工場で、サイバートラックなどのEVを生産しています。
すでに、支那市場では逆立ちしても支那大手EV企業には勝てない事を認識しています。
関税合戦も共産党支那との一騎打ちの形勢となっています。
こんな状況の中、トヨタが支那大陸に周回遅れでEV工場の建設とは、違和感を払拭出来ません、
関税合戦の最中に支那に投資額、146億元(約2800億円)もの巨額な投資を惜しげもなく投入するとは、流石はお金持ちのトヨタですね!。
共産党支那政府の自動車産業政策の変化も!〜、
レクサスの独資工場の計画を後押しした!・・・
トヨタが支那で完成車の現地生産に乗り出した当初は、外資系メーカーには中支那の自動車メーカーとの合弁が義務づけられており、独資による工場建設は不可能だった。そのうえ、設立できる合弁会社は2社まで、出資比率は50%以下に制限されていた。
だが支那政府は2018年から自動車産業の外資規制を段階的に緩和。まずEVの完成車工場について独資による建設を認め、2022年には(エンジン車を含めて)すべての外資規制が撤廃された。
参考文献:
■【トヨタ、中国・上海で「レクサス」のEVを現地生産】:
https://toyokeizai.net/articles/-/858197?display=b
米国と支那が激烈な火花を散らして!〜、
関税合戦を展開している!・・・
両者、世界第一位(米国)、第二位(共産党支那)の規模を誇る強者ががっぷり!と四つに組んで戦っている。
どちらも負ける事は出来ず、現在の処は傷口を益々と広げている。
この様な世界情勢の中で、トヨタの支那大陸への新たな投資には驚きました。
尤も、トヨタが支那への新たな投資は、関税合戦が始まる前だったので、今でもこの判断に固執しているのか?どうかは不明です。
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