2017年4月13日木曜日

【独メデイア/Die Zeit紙】:米トランプ大統領はシリア空爆後、自らを孤立状態へ追いやった!・・・

独ディー・ツァイト紙は米国のシリア軍基地への空爆について、その裏にあるのは戦略ではなく、トランプ米大統領の思惑だとする社説を表した。
Sputnik日本(2017年04月12日):https://sptnkne.ws/eduM


記事を書いた記者は、ハン・シェイフン市での化学兵器攻撃がまさにシリア軍が行ったという証拠は未だないとし、米軍のジェネラルらは化学兵器攻撃はアサド大統領の軍の仕業と確信を表しているものの、ベトナム開戦を仕組んだ「トンキン湾事件」やイラク侵攻のきっかけを生んだ「パウエル報告」の後ではジェネラルらの発言は信じることはできないと指摘している。
現在、この状況の捜査を行っているのは国連の元で組まれた委員会。

記者はトランプ氏は政権スタートから70日経過したものの、国内政治では何の成果も挙げていないことを指摘し、こうした条件下でトランプ氏が外交戦線で自分の姿をひけらかそうとした決意は説明がつくとの見解を表している。

「トランプ氏はこれで自分の過ちから注意をそらし、前大統領を凌駕して『モスクワの操り人形』のレッテルをはがし、アマチュアの政治家からシリアスな国の活動家に変身を遂げることができた。」

ディー・ツァイト紙は、トランプ氏はロシア、中国、北朝鮮に対して明確なシグナルを送り、これらの国が譲歩しなかった場合、事態はいっそう悪くなるぞと警告したと書いている。またロシアについては選択したシリア路線から降りることはありえず、中国も北朝鮮の金正恩指導者に大きな圧力をかけることはまずなく、正恩氏も核兵器を放棄することはないだろうと指摘している。


記者は記事の最後を「トランプ氏は自分の手で自らを孤立に追いやったのではないか」と締めくくっている。

                                                   

ブログ管理人考:

米/トランプ大統領のシリア空軍基地へミサイル攻撃の断を下したことに対して!〜、
G7 先進諸国の首脳たちが!・・・
欧米のメデイアが!・・・
支持している中で、ドイツのディー・ツァイト紙は、
『米国のシリア軍基地への空爆について、その裏にあるのは戦略ではなく、トランプ米大統領の思惑だ!』とする社説を発表した。

社説の概要は!〜、

✦ 化学兵器攻撃がシリア軍が行ったという証拠は未だない!・・・

✦ 米軍の将軍らは化学兵器攻撃はアサド大統領の軍の仕業と確信しているが、ベトナム開戦を仕組んだ「トンキン湾事件」やイラク侵攻のきっかけを生んだ「パウエル報告」の後では信じることはできないと指摘し!・・・

✦ トランプ政権スタートから70日経過したが、国内政治では何の成果も挙げていないことを指摘し、こうした条件下でトランプ氏が外交戦線で自分の姿をひけらかそうとした!・・・

✦ トランプ大統領はシリア攻撃に注意をそらし、前大統領を凌駕して『モスクワの操り人形』のレッテルをはがし、アマチュアの政治家からプロの政治家に変貌する事ができた!・・・
述べている。

化学兵器に対する人道的な見地からのミサイル攻撃では無くて!、・・・国内の足元を強化すると同時にロシア、北朝鮮や、支那に対して米国に譲歩しなければ、事態は一層悪化する!との強烈な警告と解釈できる。
詰まり米国のエゴが如実にあらわれたシリアへのミサイル攻撃だった!と言えるでしょう!。

米国は!〜、
特に、昨年の大統領選だけでなくて中間選挙(上下院)で敗れた民主党は未だに根に持ち、・・・重箱の底を突くようにしてトランプ政権のあら捜しをしている。
トランプ大統領の最大の懸念は!〜、FBIがトランプ陣営とロシアの親密すぎた関係を調査を続行している事です。

ショーン・スパイサー大統領報道官は、ホワイトハウス定例記者会見で、『シリアの無辜の市民への化学兵器仕様は、ナチス・ドイツが化学兵器をしようした!に匹敵できる!』と記者団に語ったが。
此れが大きな波紋、バックラッシュとなって、・・・『ナチス・ヒットラーはガスを使用し殺戮したが化学兵器は使用してはいなかった!』と熾烈な非難をあびて謝罪する始末。

トランプ大統領は!〜、
 昨年、選挙中に『ロシアとの関係改善し協力してシリアの内戦を終結させる!』と標榜していた人物とは、これが同じ人物かと思える程の豹変し、『ロシアのプーチン大統領は無辜の市民、いたけない子供たちを化学兵器で殺戮した悪魔である!』とテレビで米国民に向かって言明した。
加えてスパイサー大統領報道官は!〜、
サイドの米軍のシリア攻撃は『100%on the table=100%あり得る!』と言明しました!。
これに対してプーチンは激怒しており、・・・『CNN トランプ大統領になってからロシアとの関係は悪化した!』報道して、ロシア・大統領の激怒が本物であること証明しました。

今日、国連常任安保理委員会が!〜
シリアの化学兵器の使用にたいして決議を採択する予定ですが、おそらくロシア、支那は拒否権を発動するでしょう。
国連常任理事会のテレビ実況を観ましたが、米国大使のニッキー・ヘイリーの独壇場で
過激な言葉で、ロシア・アサド大統領、ロシア、イランを非難しており、特にロシア・プーチン大統領はシリア軍がか化学兵器で攻撃するのを知っていた、ロシアは国際的に孤立を余儀なくされる!と凄まじい勢いで攻撃していました。
果たして、シリア・アサド大統領の退陣の決議案を提出するのか?は現在の処は定かではありません!。

トランプ大統領の言質!・・・
スパイサー大統領の記者会見でのシリアの化学兵器はナチス・ドイツと同等だ!・・・
米国連対しのにっきー・ヘイリーの過激な発言でのロシア非難!・・・
形振り構わずのロシア・プーチン大統領への攻撃はシリアミサイル攻撃を正当化しようとする焦りが垣間、見え隠れしています。

昨年、トランプ大統領が標榜したロシアとの親密な関係を構築してシリア内戦を終結させるの言葉は雲散霧消して代わりとの仲が険悪になった米国のシリアミサイル攻撃でした。

大統領補佐官スパイサーが!〜、
記者団に向かって放った言葉『再度のシリアの攻撃は100%あり得る!』は、ロシア訪問している米国務長官・テイラーソンが米国の使者としてロシア外相・ラブロフ及びプーチン大統領との会談を円滑に進める事ができるのか?、・・・
雲行きはよくありません!。

ブログ管理人は!〜、
トランプ大統領が標榜した「ロシアとの関係を改善してシリア内戦を終結させる!』を信じて応援していました。
米国とロシアの仲が緊密になると!〜、
日本は晴れて戦後体制からの脱却が可能になり、更にロシアとの関係も米国に気兼ねせずに大胆な対ロシア外交を展開するする事が可能になり、此れが北方領土問題の解決に繋がる!と多大に期待していましたが、これは萎んで仕舞いました!。残念至極です!。

追記:
ロ、安保理決議案に拒否権 シリア攻撃で米非難
Sputnik日本(2017年04月13日):https://sptnkne.ws/edBy


ロシアのガチロフ外務次官は12日、シリアでの化学兵器使用を非難してアサド政権に調査受け入れを迫る米英仏3カ国の修正決議案について、国連安全保障理事会で拒否権を行使する意向を示した。インタファクス通信などが伝えた。共同通信が報じた。
一方、リャプコフ外務次官は12日、決議案は米国のシリア攻撃を正当化するのが狙いだと批判。仮に決議案について話し合うなら、米国の攻撃を国際法違反の侵略行為として非難すべきだと主張した。また、化学兵器禁止機関(OPCW)が13日に特別会合を開き、ロシアが求めた化学兵器の実地調査などについて協議する予定だと述べた。


先の報道によると、プーチン大統領はシリアに化学兵器の使用が非難される状況は2003年、米国によるイラク戦争と酷似しているとして、これらを比較した。



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