2023年9月11日月曜日

ウクライナ戦線で西側陣営の脆弱性が暴露された!・・・

■【G20でのウクライナの扱い 

     非西側の影響力拡大を露呈=中国紙】:

      https://sputniknews.jp/20230911/g20-17052057.html

G20サミット共同宣言でのウクライナ紛争に対する立場は、発展途上国や非西側諸国の影響力拡大を露呈させている。中国の環球時報が伝えている。

G20サミットは9月9、10日の日程で、インドのニューデリーで開催された。
 サミットの共同宣言でウクライナ紛争については「G20の首脳らは、G20メンバーの間でウクライナ情勢に対する評価や見解の相違があることを認めている」と言及されている。
 昨年の宣言では「多数のG20諸国がウクライナでの軍事行動を非難しているが、この状況に関する別の意見もある」とされていたが、今年はより中立的な表現に変わった。
ロシア代表団を率いたセルゲイ・ラブロフ外相は、「西側諸国はG20サミットの議題を『ウクライナ化』することを狙ったが、その試みは成功しなかった」として、サミットの成果を評価した。

こうしたレトリックの変化について、環球時報は中国外交学院のリ・ハイドゥン教授の言葉を引用して次のように伝えている。

発展途上国や非西側諸国経済の影響力が、多極化メカニズムのなかで増大している。なぜなら、そうした国々は西側の主張や言説によってメカニズムが完全にコントロールされるのを防ぎ、G20全体としての中立性を維持することができるからだ〛、・・・

また同紙は、西側諸国は昨年の宣言にロシアを念頭とした批判を入れ込んだが、こうしたレトリックはウクライナ紛争の調停を全く促進しなかったと指摘している。

非現実的でエゴイスティックな政策が和平調停を妨げている。流血とウクライナ紛争の終焉は遠い〛、・・・

G20サミットなどに全く期待はもてません!。

ましてや共同宣言などは噴飯もの!と言えるでしょう。

サミットの議題をウクライナ化する事は見事に失敗した事で、

G20国はウクライナ支援を敬遠し始めた事が鮮明になったようです。



■【ウクライナでのロシアの成功は
        NATOの脆弱性を暴露=マスコミ】:

      https://sputniknews.jp/20230911/nato-17049581.html

NATOはウクライナ紛争で高い授業料を払わざるをえない。米国安全保障政策センターのスティーヴン・ブラーエン上級研究員はアジアタイムズへの寄稿の中でこうした見解を表している。ブラーエン氏は、NATOがウクライナ戦争でアジア太平洋地域における権益の擁護はおろか、自らの領域の防衛ですら満足にできない状態にある事実が露呈したと書いている。

ブラーエン氏は、ウクライナ紛争でロシアが成功を収めたことでNATOの脆弱性が露呈したと単刀直入に言っている。ブラーエン氏は、戦闘行為は勃発する原因が大きく異なるにせよ、武力衝突は実戦で軍事技術、戦術、戦略を試す実験場となるとの見方を示している。

ウクライナの紛争もこの点では何も変わりはない。ある意味で、現代の戦争のやり方がどのように変化したかを示している〛、・・・

ブラーエン氏はNATOが提供した武器、装甲車両、防空システムがロシア軍に対抗する上で効果がなかったからだと考えている。
 米国とNATOはウクライナにすでに1000億ドル(14兆7400億円)という巨額の軍事支援を行い、この額をさらに拡大させているものの、ウクライナには供給された兵器の数も十分ではない。

ブラーエン氏は、米国とNATOが犯した重大なミスはロシアの航空部隊が上空を完全に掌握し、ウクライナ軍が「航空飢餓 」に喘ぐ状況でウクライナにロシアへの攻撃開始を煽ったことだと指摘している。
ブラーエン氏はまさにこれがウクライナの反攻失敗を決定づけたと考えている。ブラーエン氏の考えるウクライナ紛争におけるNATOの唯一の成功は、黒海上空の国際空域を飛行のNATO軍の無人機や偵察機が入手する、ロシアの軍事施設に対する監視情報、照準を合わせるための情報をキエフに提供したことにつきる。

ただし、ここでも、もしロシアが国境を越えて軍事行動を取ると決断した場合、NATOはただちにその優位性を失いかねないとブラーエン氏は警告を発している。
ロシア軍は国際空域においてNATOの偵察手段をあっさりと破壊するだろう。NATOはウクライナ紛争に大規模に介入し、よく訓練されたNATO軍兵士や軍事顧問のいる特殊部隊を地上展開させているにもかかわらず、今のところロシアはNATOとウクライナにとってはありがたいことに、かなりの自制心を発揮しているとブラーエン氏は書いている。

ブラーエン氏は、米国やNATO諸国では兵器備蓄が枯渇しているのに対し、ロシアは近代兵器を増産しているだけでなく、あらゆる種類の兵器の改良を進めていると強調する。このことからブラーエン氏は、仮に明日ウクライナ戦争が終結したところで米国とNATOは、膨大な国防支出の維持、ウクライナで浪費した軍備の回復、兵器の改良を長期的に行うことはまず不可能だと結論づけている。

スプートニクは、西側のマスコミには、F16の供与でウクライナの状況はさらに混迷するという軍事専門家の見解が頻繁に現れるようになったと報じている。

ロシアを侮り、ただ闇雲にウクライナ支援と、経済制裁しただけのお粗末な対応は、ロシアを潰す処か、却って西側陣営の脆さを曝け出した結果に終わったようです。

ロシアは旧ソ崩壊当時とは変貌し、プーチン大統領が見事に再建を果たし経済力、軍事力も瞠目する程に強靭になっています。

侮って、しっぺ返しを食らっているのが米国を筆頭に西側陣営と言えるでしょう。


■【ロシアの対空防衛の特徴を露軍人が語る】:

     https://sputniknews.jp/20230911/17049208.html

ロシアの対空防衛システムに並ぶものは世界にはない。プレハーノフ記念ロシア経済大学、政治学社会学部の学部長を務めるアンドレイ・コシュキン予備役大佐は、ロシアのレンタ・ル紙からの取材に、ロシア軍の複合体の特徴についてこう語った。
コシュキン氏は、ロシアの防空システムは世界標準のレベルであると指摘している。


我々は、世界に稀有な複合体を提供する国である。
 一例として挙げられるのがS-400対空ミサイルシステムで、これは、あらゆる点で米国のパトリオットシステムより優れている〛、・・・

コシュキン氏は、世界にその名が轟く米国のパトリオットはウクライナの特別軍事作戦でかなり評判を落としたとして、次のように語っている。

パトリオットはキエフ近郊でロシアの『キンジャール』ミサイル
 を阻止しようとしたが、失敗した。
 つまり、実際にはロシアのシステムの方がかなり効果的である
 ことが判明した。ロシアの防空システムが地上部隊をうまく防御
   しているという事実は、もう言うまでもない〛、・・・

コシュキン氏は、ロシア軍にはさらにS-500というユニークな複合体もあり、空中から低空を飛ぶ、あらゆる標的を狙うことができると結んだ。

ロシアの対空防衛の有効さ!、精強さ!は!〜、

    既にウクライナ戦線で実証済です!・・・

西側陣営が安物のウクライナ神輿を担いでお祭り気分でいた事に、今頃はさぞや!、臍を噛んでいることでしょう。耄碌したバイデン大統領以外は。



■【ウクライナ軍は大損失 
   ロシアはまだ主力さえ投じていない=独紙】:

      https://sputniknews.jp/20230910/17047191.html

ウクライナ軍は反攻でかなり大きな損失を出している一方で、ロシアはまだ主力さえ投じていない。独大手日刊紙「ベルリナー・ツァイトゥング」はこうした記事を掲載している。
同紙は、ウクライナ軍は2023年6月4日以来、ロシアの防衛線を突破しようと試みているものの、何の成功も収めていないと指摘している。

ウクライナ軍は反攻で人員、西側からの軍事機器の両方に莫大な損失を出しながら、大きな成功は収めていない。(中略)ロシアは反対に、未だに軍の主力も展開していない〛、・・・

記事を執筆したコラムニストは、ウクライナ軍は現在、あまりにも貧相な状態にあるため、供与が決まっている西側の兵器もウクライナ軍が失った莫大な人的損失の穴埋めはできないと強調している。

西側が兵器や弾薬の供与、またウクライナ兵へのトレーニングと
 いう形で支援したところで、ウクライナは軍事では
          ロシアに勝てない〛、・・・

記事を執筆したコラムニストはロシア憎しで凝り固まっている者とは異なり、感情的にならずウクライナの戦況を怜悧に見据えています!。

ドイツ大手日刊紙がウクライナの軍惨状を報道するとは、それだけウクライナ軍は壊滅状態なのでしょう。

ロシアが本格的にウクライナを攻撃開始したら、ウクライナ軍は木っ端微塵となり、雲散霧消するでしょう


■【ウクライナ紛争で米国の
       武器生産の弱点が露呈=マスク氏】:

      https://sputniknews.jp/20230910/17043757.html

ウクライナ紛争は米国の武器生産速度の遅さを露呈した。これは米国の主な軍事的な脆弱性だ。米国の大富豪イーロン・マスク氏はSNS「X(旧ツイッター)」でこのような考えを示した。
 マスク氏は、防衛企業アンデュリル・インダストリーズのSNSへの投稿にコメントした。同社は、「民主主義の武器の蓄えをリセットする」ために新たな軍産複合体の企業グループをつくることによって米国とその同盟国の軍事力を立て直すよう呼びかけた。

あらゆる紛争は、要するに戦闘ユニットの数と損失の比率を掛けたものだ。米国の軍事的脆弱性はまず、兵器生産の速度が遅いことと関係している。私たちはそれをウクライナで目にしている〛、・・・

マスク氏によると、新しいプロトタイプをつくるのは簡単だが、生産を軌道に乗せるのは難しい。
マスク氏は先に、米国のウクライナに対する約13億ドル(約1813億円)の追加支援に厳しい反応を示し、ウクライナ支援の資金がどのように使われているかを明らかにするよう米当局に呼びかけた。

マスク氏の非難は軍事専門家と同様な分析していますね!。

ウクライナ戦争は米国の軍事力の衰退を浮き彫りにしており、… 

バイデン政権下では衰退が加速しているのは否定できません。


武器生産能力、生産性のなさは、ロシアが矢継ぎ早に開発、改良を遂行してウクライナ戦線に投入するのとは大違いです。

米国がシャカリキになって超音速ミサイルを開発している反面、ロシアでは既に大量生産に始まり、ウクライナ戦線大きな戦果を上げています。


マスク氏は、それを危惧して、米政府に素早く解決するように訴えていますが、バイデンは聞く耳を持たず、逆恨みをして

今ではマスク率いる企業に圧力を掛けています。


■【デンマーク、ウクライナ兵訓練の

        ために博物館から戦車を借りる】:

      https://sputniknews.jp/20230910/17045587.html

デンマーク軍はウクライナ軍兵士を訓練するために自国の3つの博物館からレオパルト1A5戦車6両を借用した。デンマークはウクライナ軍戦車兵の訓練を買って出たが、同国最後のレオパルト1戦車を2005年に退役させていた。フォーブス誌のコラムニスト、デヴィッド・アックス氏が指摘している。
 アックス氏によると、大半のレオパルト1A5戦車は実際のところドイツの軍需企業 Flensburger Fahrzeugbau Gesellschaft が保有していた。戦車は20年間倉庫に置かれていたため、修理が必要だった。そのためデンマーク軍は、レオパルト1A5戦車を使ってウクライナ兵の訓練を始めるために、デンマークの博物館に支援を求めた。

ウクライナ軍に大量の余剰戦車を提供するのと、古い戦車を再び使えるようにして、その操縦訓練を行うのは別の問題だ。特に戦車が19年間も保管されていた場合は〛、・・・

アックス氏によると、デンマークは2005年に最後のレオパルト1戦車を退役させて、より近代的なレオパルト2戦車に置き換えたが、ウクライナ軍戦車兵に対する訓練の第一段階を自ら進んで引き受けた。なお、訓練の第二段階はドイツで行われる。
デンマーク国防省は8日、最初の10両のレオパルト1A5戦車がウクライナに到着したことを確認した。同省によると、ウクライナ兵はすでにドイツで訓練を受けており、そこではデンマーク人の教官が乗員の訓練を行っている。

これより前、軍事専門家は、北大西洋条約機構(NATO)のウクライナ兵訓練がどうして失敗続きなのかについて説明した。

博物館から戦車を借りて!~、

 ウクライナ兵を訓練している!・・・

デンマークは、今年の3月30日に最後まで反対していたトルコ議会から承認を得て、加盟が認めれたほやほやの新参加盟国です。

加盟した途端に米国から圧力が掛かり、ウクライナ支援が加速されました。その一環としてウクライ兵の訓練が課せられ、事もあろうに、博物館戦車を借用せざるを得ない羽目になった!。

お笑い草!、国際社会に恥を晒した。

大体、軍事小国のデンマークが背伸びするからこのような結果になたのです。



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