2016年5月8日日曜日

『もし、米トランプ大統領が誕生したら!』⇒日本に取っては❝吉か凶❞か・・・

❝トランプ大統領!❞なら中韓「大凶」 韓国は困窮、日本は対応次第で好機も 
ZakZak(2016.05.07)



トランプ氏が米大統領になれば、東アジアの安全保障はどうなるのか?   ☛ ☛ ☛ 


 米大統領選の共和党指名争いで、不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が指名獲得を確実にした。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)の指名が濃厚で、11月の本選は、両氏が激突する見通しとなった。トランプ氏は、大統領に就任すれば、米軍が日本防衛のために支出している国防費の全額負担を求める考えを示したが、東アジアは大丈夫なのか。専門家の分析では、韓国は困窮するが、安倍晋三政権の対応次第で、日本は中国を出し抜くことも可能だという。

以下:要約/編集!〜




トランプ氏は4日、米CNNのインタビューにこう答えた!〜、

➤ 私は日本と非常に良い関係を持っている!❞・・・ 

➤ 米国は(日本防衛に)莫大な労力、エネルギー、兵器を投じている。日本にはかかった費用を返済してもらいたい!❞・・・

 北朝鮮には狂ったヤツがいる。もし、(日本や韓国が)米国に(防衛費などで)適切に対処しなければ、どうなるか分かるだろう。自力で防衛しなければならなくなる!❞ ❯❯・・・

 根っからの政治家では絶対に言えないことをへいぜんたと、実にさらっと!、と言ってのけるトランプ氏には既存の政治家には見られない ❝新鮮味!❞ が感じられ、さらに
❝未知数の魅力!❞と ❝意外性!❞が加わり大きな期待が持てそうです。

トランプ氏がCNNとのインタビューで述べた事は、単純に思えるが、・・・実際は多くの意味合いが込められており、正しく解釈すれば、日本にに取っては大きな益を齎す可能性があります。
 然し、トランプ氏が『ジェネラル・エレクション⇔大統領選』で民主党候補のヒラリー・クリントン氏を撃破しなければならず、此れは至難の業です。

➤ ❮❮CNNの最新世論調査では、ヒラリー氏の支持率は54%で、トランプ氏は41%。その差は昨年7月以降で最大というが、ヒラリー氏は「私用メール問題」や「ウォール街からの巨額献金」を抱えており、本選でのアキレス腱(けん)となるのは必至といえる❯❯・・・

世論調査は!〜、
Wednesday, May 4:
General Election: Trump vs. Clinton CNN/ORC 』Clinton 54, Trump 41 Clinton +13
5月4日にCNNが発表されており、確かに圧倒的な差が付いていますが、・・・
Monday, May 2:
General Election: Trump vs. Clinton Rasmussen Reports Clinton 39, Trump 41 Trump +2
 『ラスムッセン・レポート』の調査ではトランプ氏が、予備戦が開始されてから数多のメデイアが発表されている中で、初めて支持率が僅差とは言え、クリントン氏の支持率を上回りました。

❝ヒラリー氏は「私用メール問題」や「ウォール街からの巨額献金」を抱えており、本選でのアキレス腱(けん)となるのは必至といえる!❞・・・
 これは微妙な処で!〜、
ヒラリーはオバマ大統領の援護でFBIの私用Eメールで国家機密の高い物を私用Eメールで何度、何度も発信した事で、FBIの事情聴取を受けていますが、・・・
オバマ現職大統領の権力をちらつかせてFBIに圧力を掛けて搦め手からヒラリー・クリントン氏を援護しています。
 現在の事情徴収の進行状態では、FBIは 違法性がなく問題ない!❞ との見解を発表しているので、此の問題はクリントン氏のアキレス腱になる可能性は非常に低い。

 最近のオバマ大統領の支持率は鰻登りで、いつの間にか支持率が不支持率を超えています。この現象は、共和党エスタブリッシュメント(利権享受支配層)VSトランプ氏との壮絶な戦いに嫌気を差した、有権者がオバマを支持に切り替えたのでは?と思える節があります。

ヒラリー・クリントン氏の私用Eメールに関して過去に拙ぶログで取り上げおり、・・・更に吟味すればトランプ氏が此のカードを有効に使い大統領選を有利に運べるのでは、思いお浚いの為に、抜粋して記載致します。


◼︎【フォーブス誌:プーチン大統領が米大統領選挙の結果を決める可能性がある】:
 Sputnik日本(2016年02月16日 ): http://sptnkne.ws/aDr6
 
 フォーブス誌のポール・ロデリック・グレゴリー評論員は、「もしロシアのプーチン大統領が、米国大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン氏の電子メールを入手していたら?」と恐れている。

グレゴリー氏は!〜、
 ロシア大統領府には、米大統領選の予備選挙だけでなく、次期大統領の政策にも影響を与えるあらゆるチャンスがあると述べ、・・・ロシア大統領府のサイバー戦士たちが、民主党候補のヒラリー・クリントン氏の電子メール(同氏の私用メール3万1830通を含む)の全キャッシュを盗みだす大きな可能性を持っていたと考えている!・・・

 クリントン氏の電子メール公開をめぐるスキャンダルに言及し、クリントン氏の電子メールがロシア大統領府あるいは他の敵対的情報機関の手に渡ったら、・・・プーチン大統領に候補者の権威に影を落とす機会を与えるだけでなく、米大統領選挙の結果を決めるチャンスも与えることになり、米国の国家安全保障にとって正真正銘の悲劇となる事を恐れている!・・・

✦ 元KGBのエージェントとして誰かの権威を失墜させる経験を豊富に持つプーチン大統領は、クリントン氏の機密ファイルを使用する複数の案を検討するだろうとの確信を持っている!・・・

寸評:
ヒラリー・クリントン氏が発信した『公私を混同したメール』が3万1830通もあったとは恐れ入る。
 ロシアのサイバー部隊は世界を震撼させている支那のサイバー部隊とは勝るとも劣らない精強な戦士の集団である。 この精強な戦士たちにかかると、クリントンの私用メールに混じっている政府(国務省)最高機密の文書などは容易くハッキング可能で有ることは明白です。

◼︎【クリントン氏の私用メール22通に最高機密情報、非公開に】:

(ブルームバーグ):米国務省は29日、ヒラリー・クリントン氏が国務長官在任中に私用のメールシステムを使って送っていた電子メールについて、22通を非公開とするとした。最高機密情報が含まれているためという。

寸評:
22通は極秘資料であった事の証であり、改めてヒラリー・クリントンの職務に対する姿勢が問われる事になるでしょう!。

◼︎【米国務省、ヒラリー・クリントン氏のメール1000通を公開】:
Sputnik日本(2016年02月14日): http://sptnkne.ws/aCAk
  
米国務省は13日、元長官であるヒラリー・クリントン氏のEメールおよそ1000通を公開した。リア・ノーヴォスチが伝えた。
 クリントン氏が国務長官としての職務中に民間サーバーを利用していたことが強い批判を呼んでいる。秘密情報がハッカーの手に渡る可能性があった、というのである。また、クリントン氏は自分の声望に関わるような情報を事後的に削除していた可能性もあるという。  


此等、クリントン氏に纏わり付いている『公私混同・Eメール疑惑!』を、オバマ大統領が権力を利用してクリントン氏を搦め手から、擁護し大統領選をクリントン氏の選挙運動を有利を展開させるのか?、・・・越権行為であり、中立が要求される現職大統領が依怙贔屓してクリントン氏を援護するとは言語道断である。


➤ ❮❮トランプ氏はすでに、ヒラリー氏に ❝不正なヒラリー!❞ とレッテルを貼り、❝彼女は偉大な大統領にはなれない!❞ と言い切っている!❯❯・・・

➤ ❮❮米FOXニュースのインタビューでも、『(分裂状態に陥った共和党を統一し)人々を団結させる』『ヒラリー・クリントンには勝てるだろう』と語った!。AFP通信が5日配信した❯❯・・・

此等トランプ氏の発言は!〜、
 自信の表れであると同時に、反トランプ一色で凝り固まっている共和党主流への融和の呼びかけであり、民主党やヒラリー氏への宣戦布告と言えるでしょう。
本選は党と党の総力戦になるため、通商政策や外交・安保政策などで距離がある共和党主流派との調整が不可欠となり、共和党が一丸となれるかが、トランプ氏がクリントン氏を制して大統領になる鍵となる。

◼︎ ❝今後のヒラリー攻撃次第で、トランプ氏の本選逆転もあり得る状況なのだ!❞・・・
これには、中国や韓国が身構えているとみられる。

➤ ❮❮トランプ氏は4年前の大統領選に出馬しなかったが、途中まで『アンチ・チャイナ』の過激な言動で注目された。今年1月には、核・ミサイル開発を繰り返す北朝鮮を糾弾し、❝北朝鮮問題を解決しないならば、中国を潰してしまえ!❞/❝貿易関税を引き上げるか、貿易そのものを中止してしまえば、2分以内に中国は崩壊する!❞などと言い放った❯❯・・・
 習近平国家主席率いる支那が軍事的覇権を強める南シナ海問題でも、オバマ政権が避け続けた強硬姿勢に踏み切る可能性は非常に高い。

◼︎ ❝南朝鮮については、同盟国と認めているのか疑わしい!❞・・・
➤ ❮❮南朝鮮が負担している駐留経費についてトランプ氏は司会者に『何%だ』と尋ね、『5割』と教えられると、❝なぜ100%ではないのか。全額負担するべきだ!❞ と発言した。米韓の軍事協力に絡み、❝米国は南朝鮮を守る必要がない!❞ と繰り返している!❯❯・・・
 これでは、支那や南朝鮮は心中穏やかではなくて、今後の大統領の展開には目を皿のようにして注視しなければならないでしょう。

◼︎ ❝日本も無傷では済みそうにない!❞・・・
➤ ❮❮日本防衛費の負担要求に加え、今年3月には、日本の核保有を容認する発言もした。先のインタビューでも『(日本と韓国の核武装容認論は)敏感な問題ではない』と言い切っている!❯❯・・・

➤ ❮選挙演説では、支那やメキシコとともに日本に触れ、『米国民の雇用を奪っている」と批判してきた。日米が主導し、日本経済の起爆剤に期待されるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定』にも反対している!❯❯・・・

 『日本にとっては憂慮すべき選挙戦(=本選)になるかもしれない』(住友商事グローバルリサーチの足立正彦シニアアナリスト)という指摘もあるが、・・・
 トランンプ氏は根っからの政治家ではなくて実業家であり、然も過去には『倒産!⇒再起!⇒倒産!⇒再起!』を繰り返した事がある。
 此等の遍歴を鑑みれば、トランプ氏は不屈の闘魂と柔軟性を備えている稀有な人物と見做す事が出来ますね!。
 此の柔軟性は米国に取っては支那や南朝鮮よりも!〜、日本が遥かに重要であると認識《国益に叶う!》すれば、対日本外交政策は劇的に変転して、・・・日本国とは以前にも況して、友好関係が深化する期待がが持てます。
 トランプ氏は安全保障の面でも、・・・軍事的なものはさて置き、実業家らしく経済的《損得)な側面を見ている。これは政治家では絶対に発想は出来ません。

➤ ❮❮安倍首相は、夕刊フジGW特別号(2日発行)のインタビューで、米大統領選について触れ、『 ❝私も関心を持って、情勢をフォローしている!❞。日米同盟は、日本の外交・安全保障政策の基軸であり、米国は世界の平和と安定に大きな責任を負っている。次期米大統領が誰になるにせよ、日本にとって米国の重要性は変わらないし、米国にとっても日本の重要性は変わらない』と語った❯❯・・・

 これは一国の宰相としては当然あり、異論の余地は全くありません!。
日本政府高官は『政府内にトランプ陣営とのパイプを持つ人がいない』として、外務省などに情報の収集と分析、人脈づくりを指示していますが、名立たる無能、無作為の連中がのさばっているが外務省では、・・・害蟲省の異名を持ち日本国を毀損する害虫の吹き溜まりでは、何も期待は出来ずに、却ってトリンプ氏の神経を逆撫でして日米関係を悪化させる恐れを払拭は出来ません。

◼︎ ❝トランプ大統領の誕生は、日本をはじめ、東アジアを激震させるのか!❞・・・

 米国政治に精通する徳島文理大学の八幡和郎教授は!〜、
➤ ❮❮現時点では、ヒラリー氏が有利だが、(1)トランプ氏が発言のトーンを抑えるなど変身する(2)副大統領候補に、マルコ・ルビオ上院議員など、共和党主流が納得する人物にする(3)ヒラリー氏の自滅-などで逆転の可能性はあると述べた!❯❯・・・

続けてトランプ氏が大統領になれば!〜、

✦ 南朝鮮は最も困るだろう。韓国をあれほど軽視する人物はいない。世界中に兵士を送り出して歓心を買うぐらいしか手が無くなる!・・・

✦ 日中は微妙だが、(安全保障法制を成立させた)安倍首相は、トランプ氏とうまく関係を築ける可能性がある!・・・

✦ トランプ氏と安倍首相、ロシアのプーチン大統領で『日米ロ連携』という道もある!・・・

支那は大嫌いだが、実業家出身であるトランプ氏ディールの相手と見る可能性は非常に高く、ある面では危険です。
 安倍政権は ❝支那は、米国をたたき落としてナンバーワンを狙っており、極めて危険だ!❞と、此の危険性は米国の国益を著しく損なう事を、・・・トランプ氏に、及び周辺に認識させる事が非常に重要です。

ロシアのプーチン大統領とトランプ氏は互いに尊敬しあう仲ですが、何処まで本気なのか定かでありませんが!〜、

トランプ氏はロシアを含めて日本とで新世界平和秩序体制の構築が念頭に有るのでは思える節があります!・・・
 ❝NATO は役立たず!❞ と見做しており、NATO予算は米国が70%とも拠出しており、此れは見直すと宣言していますが、・・・恐らくトランプ氏の構想が実現すると、NATOの存在感が薄くなる事を予想しているのでしょう。

NATOの存在意義は対ロシアへの軍事的ものだけに、ロシアと米国が日本が構築する世界平和秩序体制が完結するとNATOは無用の長物になるは必然です。





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