2016年5月9日月曜日

日ロ首脳会談は ❝凍結していた領土問題解決!❞ に向けてのリセットとなったか!?・・・

リセット間近の露日関係
Sputnik日本(2016年05月06日)



プーチン大統領と安倍首相の会談が示したものは両国ともがあらゆる方面で二国間関係を拡大する可能性の模索に狙いを絞ったということだった。平和条約についての協議は続けられる。これについて会談終了後の記者会見でラヴロフ外相が語った。

5月6日ソチで両首脳はあわただしさを避け、落ち着いた雰囲気の中で会談を行った。3時間以上にも渡った話し合いでは二国関係の主要問題や一連のアクチュアルな国際問題が討議された。
プーチン大統領が安倍首相と初めて顔をあわせたのは2014年のソチ五輪だった。それ以来、ふたりは国際サミットの場で何度も席を設けてきたものの、そうした場ではもちろんのこと、十分な話し合いを行なうためには時間が足りなかった。昨日の会談のテーマはシリア正常化、ウクライナ、朝鮮半島情勢、国連の枠組みの中での相互関係などだった。


以下:要約/編集!〜



プーチン大統領と安倍首相の会談で示されたのは!〜、
日露関係を改善し、拡大する可能性の模索に狙いを絞ったものだった!・・・

模索とは!〜、
 二国間に横たわる領土問題の解決は平和条約のへも重要なな道筋である!・・・

日露の首脳は勿論の事、政府高官の交流が活発になるに連れて此等(領土問題/平和条約)は遡上に載り、大きな進展がみられる事が期待出来る!・・・

極東の優先的発展路線をとったロシアは日本の投資と協力の招致に大きな、大きな関心を示した!・・・
 日本の投資と技術協力がロシアに対する強力な平和的な武器であり!〜、此れを巧妙に活用すれば日露の関係が深化(親密になる)し、何れは領土問題の解決、平和条約へと移行する可能性は非常に高いでしょう!。

➤ ❮❮5月6日ソチで両首脳はあわただしさを避け、落ち着いた雰囲気の中で会談を行った。3時間以上にも渡った話し合いでは二国関係の主要問題や一連のアクチュアルな国際問題が討議された❯❯・・・

 その場に居た訳ではありませんが!〜、落ち着いた雰囲気で3時間以上も話し合ったことは、親密な雰囲気が醸し出されて、成果はあったでしょう二国間関係の主要問題だけではなくて、多の国際問題は遡上に載った事でプーチン大統領の安倍総理に対する『❝期待度!❞/❝親密度!❞/❝信頼度!❞』が伺い知れます。
 ブログ管理人の希望的な願望が潜行して、・・・❝講釈師見てきたような!❞的な見解ですので悪しからず!。


➤ ❮❮領土問題では胸襟を開いた意見交換が行われた。領土問題の解決は平和条約締結にむけた重要な一歩だ!❯❯・・・

 領土問題で胸襟が開かれた!❞、糠喜びで終るかも知れませんが、此れは重要な、平和条約締結だけではなくて、地政学的な重要性を持つ極東ロシアの日本国と歩調を合わせた開発に繋がる可能性を秘める朗報でした。
  ❝領土問題についての両外務省間の次の協議は6月に予定されている!❞
このほか日露両国は、それぞれの安全保障の面で、外務省と国防省の、・・・ 
❝2プラス2!❞  の相乗効果を目指して交渉を再開することでも合意した。

➤ ❮❮プーチン大統領は会談の初めに!〜、❝日本は単なる隣国ではなく、我々のパートナーだ、しかも我々にとってはアジア太平洋地域における重要なパートナーだ!❞と指摘した❯❯・・・

両首脳の視点は!〜、

✦ 貿易経済パートナー関係!・・・

✦ 政治面でも貿易経済関係でも特別な注意を要する数多の問題!・・・

✦ プーチン大統領は安倍首相を今年9月2日、3日とウラジオストクで開催される第2回東方経済フォーラムに参加するよう招待!・・・

 シベリア、極東の優先的発展路線をとったロシアは日本の投資と協力の招致に関心がある。日本はこの極東マクロ地域にとっては主要な貿易パートナー国!・・・

✦ 日本の投資家らはまた先進発展領域(TOR)やウラジオストク自由港への関心を表している!・・・
等に当てられた。

東洋学研究所の上級研究員、エリゲナ・モロヂャコヴァ教授の見解!〜、

➤ ❮❮露日首脳会談、・・・対話を継続しようとする露日の意気込みは双方にとって必要なもであり、ロシアは極東において中国だけに頼ることなく自国の経済的国益を多角化せねばならない!❯❯・・・

プーチン大統領が日本は重要なパートナーと深く認識しており、政治経済で両国には注目に値する種々の期待でき、未来に繋がる多くの事象が埋もれている。
 ロシア自身、エネルギー資源や旨みのある投資といった観点からも、またアジアのパワーバランスの維持という点からも日本国にとっては魅力的な可能性が非常に高いと言っても差し支えないでしょう。

➤ ❮❮和条約を含め、多くの問題解決に接近できるのは経済を通してのみだ。近い将来にポジティブな解決ができないとしても、対話を行い、ビジネスにとって関心のあるあらゆる方面で経済協力を推し進めることは欠かせない❯❯・・・

日本の首相が自国でのG7サミットを目前に控え、米国の承認が取り付けられないにもかかわらず、配慮を重ねながら会談を成立させたという事実は安倍総理の大きな外交成果である。安倍総理が一連の外交政策の中でロシアにいかに重要な意味を付与しているかが覗窺える。
 安倍総理はプーチン大統領を日本に招待する事をプーチン大統領に伝えたが、・・・現時点では訪日の期日は発表されていないのにも拘らず、安倍首相はプーチン大統領を東京ではなく、故郷の山口県で出迎えるつもりであることは明らかにした専門家らはこれは特別な扱いだと評価している。

                                             

ブログ管理人考:

紆余曲折!〜、
米オバマ大統領に配慮しながら!・・・
漸くこぎ着けたロシア・プーチン大統領との首脳会談!・・・
領土問題⇒日露平和条約に向けて力強い歩を踏み出した!・・・

両国が互いに尊重し合い友好な関係を構築するのには困難、茨の路が待ち受けていますが、是非とも無事に通りぬけ目的を達成して欲しいものです。

此処!〜、数日間で日露関連のニュースが多く発信されており、此れをたどると安倍総理の対ロシア外交が如何にプーチン大統領、政府高官が期待されているかが窺い知れるので、如何に列記致します。


◼︎【安倍首相、クリル諸島問題で新たなアプローチを提案】:
Sputnik日本(2016年05月07日):http://sptnkne.ws/bmkF

安倍首相はプーチン大統領との会談後、声明を表し、クリル諸島問題の解決に新たなアプローチを提案したことを明らかにした。NHKが報じた。

安倍首相は「今までの発想にとらわれない新しいアプローチで交渉を進めていく」と語った。

これより前、ペスコフ露大統領府報道官は、プーチン、安倍両首脳はクリル諸島について話し合うものの、急速な進展は望めないという声明を表していた。

◼︎【ラヴロフ外相「露日の平和条約協議は6月に開催」】:
Sputnik日本(2016年05月07日) http://sptnkne.ws/bm3m

ロシアと日本の間で平和条約締結問題を話し合う外務次官級協議が6月に開催される。露日首脳会談後の会見でラヴロフ外相が述べた。
 会談では平和条約についても話し合った。露日平和条約協議、次のラウンドが6月行われる。


◼︎【露日首脳会談、プーチン大統領 ❝日本は重要なパートナー!❞】:
Sputnik日本(2016年05月06日): http://sptnkne.ws/bkZ2

 プーチン大統領は安倍首相とのソチでの会談の席で日本はロシアにとって重要なパートナーであり、両国は政治、経済面で注目を要する問題を抱えていると語った。

プーチン大統領は、「日本は単なる隣国ではない。我々のパートナー であり、しかも我々にとってはアジア太平洋地域における重要なパートナーだ。周知の事が原因で政治分野でも貿易経済関係でも我々はある程度注意を要する問題を複数抱えている。もしかするとこうした状況のために我々は両国関係を構築し、それを高いレベルで維持することに殊更の注意をさくべきなのだ」と語った。

プーチン大統領は「尊敬する首相、あなたのこの訪問をまさにこうした、相互に関心のある問題に共に取り組む可能性だととらえましょう」と指摘した
これに対し、安倍首相は次のように語った。

「昨年9月の首脳会談以来、我々の両国間関係は活発に前進している。」

「今日、私は平和条約締結をはじめとする政治といった双方向の課題や、我々、また全世界の目の前に立ちはだかるアクチュアルな国際問題について、ウラジーミルと共に忌憚のない意見交換をしたいと思っている。」

安倍首相はプーチン大統領に対して、親しい間柄で用いる二人称で呼びかけた。

安倍首相は「首脳会談以来、両国関係は活発に前進している…。私たちは国連総会やG20の場のみならず、電話でも良い対話を行なってきた。こうしたコンタクトを私は高く評価している」と語った。


「ソチの美しい光景を思い出しながら、昨年11月以来、ウラジーミルと会う機会を待ちきれない思いで待っていた。私は今日、あなたに会えて本当に嬉しい。」安倍首相はこう付け加えた。


◼︎【米国の圧力で途切れた露日対話は今、復活しつつある、露外務省】:
Sputnik日本(2016年05月06日): http://sptnkne.ws/bkVR


ロシアは、日本との間に両国のあらゆる議題についての途切れることのない、建設的対話をもつことを支持している。6日、ロシア外務省のマリヤ・ザハロヴァ公式報道官はこうした声明を表した。

ザハロヴァ報道官は、露日の相互関係は米国の圧力で中断されたものの、現在、徐々に復活しつつあると指摘している。


❝我々の側から対日対話を中断したことはなかった!❞、残念ながらこれもセルゲイ・ラヴロフ外相がすでに指摘したとおり、やはり米国の圧力によって日本の側から中断されていた。現在、それは徐々に復活しつつある。我々は問題解決のためには、それが日本であるか、または他の国であるかにかかわらず、ひとつの原則が機能しているということを何度も繰り返してきた。それは遮断ない通常の対話の維持だ。


ロシアのメデイアとは裏腹に!〜
日本の産経新聞はロシアに好感を持っていないのか?とも思える報道ぶりです!。

◼︎【北方領土「新たな発想」、局面打開の具体策は見えず 「この3年、何も動かず」露ペースに懸念】:
産経ニュ=ス(2016.5.8 )

 安倍晋三首相は6日の日露首脳会談後、北方領土問題で「新たな発想」に基づく交渉を呼びかけた理由について「停滞していた状況を打破するため」と説明した。会談では問題を「現首脳間で解決する」という方針でも一致し、首相は今後、交渉を加速化させたい考えだ。ただ、「新たな発想」は日本側が局面打開への意欲を示したという意味合いが強く、交渉で具体策を見いだすのは難しそうだ。


 首相は会談前日の5日、北方領土問題について「首脳同士の直接のやり取りなくして解決することはできない」と交渉進展への意欲を強調した。第2次安倍政権発足後、首相は平成25年4月にロシアを訪問し、首脳会談で北方領土交渉の“加速化”で合意したと打ち上げた。しかし、「この3年間で何も動いていない」(日露外交筋)のが実情で、首相には今回の首脳会談を通じてロシア側を問題解決の方向に振り向かせる狙いがあったとみられる。

ロシアのメデイアからは今回の安倍総理とプーチン大統領の会談を歓迎し、好意的な熱気が充満し、それが伝わってくるのに、翻って『日本のメデイア・産経新聞』からは何らの熱気も漂ってはこずに、冷ややかな感情さえが窺い知れる!。

安倍総理が全知全能を傾けて、日露首脳会談に臨んでいるの、ロシアに猜疑心を持ち何も期待はしていない!、的な他人事の記事を流すとは情けない!。
例え外交辞令でも良いから、華やかな提灯記事を報道するべきでしょう。

 尤も、産経新聞は伝統的に親米、反ロシアの姿勢が顕著であり、簡単には豹変は出来ないのでしょうが、・・・もっと柔軟な姿勢を示して欲しいものです。



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