2020年1月9日木曜日

イラン・カシム・ソレイマニ司令官は嫌われ者だった!・・・


米政権によるイラン革命防衛隊コッズ部隊の
  カシム・ソレイマニ司令官の殺害は!〜、
イラク内での政治的流れを変える
      可能性が非常に高い!・・・


カシム・ソレイマニ司令官は!〜、
中東全体で最も危険な人物であり、その死はアルカイダやISISの
      指導者を倒すよりもはるかに重要だった!・・・


カニシュカン・サタシバム(Kanishkan Sathasivam)氏は〜、
カシム・ソレイマニ司令官の真の姿を大紀元で語った。

          イラン革命隊は!〜、
各地でテロ行為を実行してきた!・・・
2019年6月に日本のタンカーが爆撃された事件も、米中央軍はこの革命隊が実行したと発表している。

✦ イラクとシリア、またイラン国内でもソレイマニの死を祝う
          複数の大規模なデモがあった!・・・
 ソレイマニは、多くの人々から強く嫌われた人物だった!・・・

 最近のイラク内部の反政府デモには、ソレイマニに対する
                 不満が含まれていた!・・・

ソレイマニの死により!〜、
イラク国内の反イラン派は活気づくだろう!・・・
いっぽう、イラン政権は求心力のために、目立つ形で報復できる手段を模索するだろうとサタシバム氏は述べた。


ファイサル王イスラム研究センター上級顧問
ジョセフ・A・ケチチャン(Joseph A.Kechichian)氏は!〜、
『今後、民族主義による求心力を強化しなければ、親イランのシーア派指導部は著しく弱体化する可能性がある』と、大紀元の取材に語った。

トルコを拠点とするカーネギー中東政治研究会アナリスト、アリ・ベイカー氏も、ケチチャン氏の見方に同意する。『多くのイラク当局者が、ソレイマニと個人的に結びついていた。だからイラクと米国の治安部隊はソレイマニの死後、国内問題を解決するための制約は少なくなった』

また、ベイカ―氏は、イランがソレイマニの死により生じた空白を埋める行動を取らない限り、『イラク人への抑圧は軽減する』と述べた。

サム・バジ(Sam Bazzi):
イスラム反テロ研究サイト『ヒズボラ・ウォッチ』創設者


サム・バジ氏は!〜
 ソレイマニがイラン政権の地域運動と政治同盟などに多くの政治的な強い影響力を持っていた!・・・
彼の死は、イラクが分裂し、新しい首相を選出する過程で起きたという。

■【米国の政治的利益】:
ソレイマニの殺害はトランプ米政権にとって!〜、
イラク国内で政治的影響力と課題を生み出した!・・・
米国の長期的な関心は、イラク人の今後の動向である!と専門家は語っている。

米国は、中東で最も悪名高い敵を排除したが、… これについて、米政府は『長期的な利益がイラク国民にあることを明示しながら、慎重に行動するよう求められる』と述べた。

専門家の意見は!〜、

 ケチチャン氏: イランは米国を警戒している。オバマ政権の
   親イラン政策を忘れてはいないかもしれない!・・・

 ベイカー氏: ソレイマニがいないことで、イラクは適切な時期に
  イランの影響に対抗するための窓口になる可能性がある!・・・
 このような状況で事態がどのように推移するか予測するのは難しいが、イラクの人々が米国の支援を必要としているのは確かだと述べている。

イランとその代理組織は!〜、
      復讐を声高に叫んでいる!・・・
彼らは政治的な手段でイラク内部で報復すると警告した。

ソレイマニ司令官の殺害は、明らかにイラン政権の立場を硬化させた。
イランとその同盟国は報復を望んでいることを明確にしている。これは、政権がイラクで支持者を結集させて政治的に報復することにつながるだろう。

実際、イラク議会は1月6日、駐留米軍の撤退を要請する決議を採択した。これについて、米ポンペオ国務長官は『イラクの人々は米軍を必要としている』とし、決定の見直しを促した。トランプ政権は、もしソレイマニ殺害でイランが米国に報復すれば、制裁も辞さないとしている。

参考記事:
ソレイマニの死、イラク政治が変わる=専門家


                                                      



さて、イランがカシム・ソレイマニ司令官の米軍のドローン攻撃で殺害された事に対して、イラク国内の米軍基地に報復ミサイル攻撃を敢行した。

此のイランの反撃に対して、トランプ政権の出方が世界の注目を集めている。
イラン攻撃が米軍基地に齎した被害状況によってトランプ政権は判断を下す事が予想される。
現在の処は、両国の発表が大幅に異なっており、判断が困難である。
イラン政府の公表は!〜、
 米兵士の死者は200人!・・・
 2000人が傷を負った!・・・
と、されているが、どうした確認したのか?の詮議は後回しにても、嘘である事は明白です。


■【Alleged Footage Of Iranian Missiles Attacks On Bases Holding US Troops】:


この動画は、イラク国内の米軍基地に撃ち込まれたイランのミサイルですが、… 人命に被害は無かったように思われます。

トランプ政権は、人命の被害はなかった!と言明していますが、・・・真偽の程は定かではありません。
然し、未だに人命の被害状況が公表されていない処を鑑みれば、トランプ政権の言明通りかも知れません。

トランプ政権がイランに対して制裁攻撃を断行するか?、しないか!、、… は国内世論に懸かって居るように思われます。


■【トランプ氏対イラン政策、国民の不支持拡大 戦争突入予想強まる】:
調査は、トランプ政権がイラクでイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害した直後の6─7日に実施した。

 米国の成人の53%がトランプ氏の対イラン政策を支持しないと答え、不支持率は昨年12月半ばに行った同様の調査から9%ポイント上昇した!・・・

 トランプ氏の行動を『強く非難する』と答えたのは39%で、
       12月より10%ポイント高かった!・・・

反応は支持政党によって分かれ!~
 民主党支持者 :トランプ大統領のイランに
      対する行動を支持しない(90%)!・・・

 無党派層: 支持しない(50%)!・・・

 共和党支持者: 支持しない(10%》/支持(80%)!・・・

ソレイマニ氏の殺害後もトランプ大統領の全体的な支持率は横ばいで、
   支持が41%、不支持が54%だった。

ロイター/イプソスが3─6日に実施した別の世論調査によると!~、
 イランが『差し迫った脅威』だと答えた割合は41%
      (昨年5月の調査から17%上昇)!・・・

● 米国が数年中にイランと戦争をすると予想した割合は71%
       (5月から20%上昇)!・・・

● イラン軍への『先制攻撃』が望ましいと答えたのは27%
(5月から15%上昇!)… 41%は先制攻撃をすべきでない33%は
   分からないと答えた!・・・
 圧倒的に米国民は先制攻撃には反対しているが、既にイランは米国に攻撃を加えている、これをなんと思うか?、数日中に判明するでしょう。

今回のは世論調査では、米国人が混乱しており、また、メデイアが総力上げてトランプ大統領の負の報道に影響されている観がある。
何せ、カシム・ソレイマニ司令官が中東では英雄ではなくて、多くの国々の人々から嫌われていた。
数々の冷酷なテロ攻撃を主導した首謀者だった事は報道せず、イランでは慕われていた英雄だった!を強調した報道に米国民は惑わされているのでしょう。

トランプ大統領の真の敵は!〜、
イランではなくて国内の大手メデイアであることは確信的となったようです。





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