2023年1月12日木曜日

米国/ロシア/支那 大国間の問題の坩堝で蠢く日本 安全保障は脆弱そのもの!

日本の安全保障環境は!〜、
   刻々とに厳しさを増している!・・・

昨年、ウクライナ情勢を巡って日ロ関係は!〜、
 完全に冷え込み、ロシア軍は日本海や東シナ海など
 で支那軍との合同軍事演習を行うなど、
    日本を軍事的にけん制している!・・・

支那を巡っては尖閣や台湾で緊張が続いており、
北朝鮮は昨年異例のペースでミサイル発射を行った。
    基本的には今年もこれらが継続する。

だが、日本が懸念すべきは!〜、
    純粋な安全保障問題だけではない!・・・
経済安全保障の領域でも事態は深刻化している。


        支那、ロシア、米国の大国間に挟まれ!〜、
        独自の外交展開が出来ずの岸田首相!・・・

■ さらに激しくなる米⬌支経済戦争:
 トランプ政権時に始まった米⬌支那貿易戦争の激化により、日本国内でも経済安全保障への関心が高まったが、支那は緊張が高まる台湾情勢において、軍事演習やサイバー攻撃、偽情報流布などと同時に経済制裁によって台湾を揺さぶっている。近年、支那は台湾産のフルーツや高級魚ハタ、ビールなどを一方的に輸入停止するなどし、台湾を経済から疲弊させようとしている。

 そして、この問題を背景に米⬌支経済戦争はいっそう激化するかもしれない。習近平国家主席は従来通り台湾を核心的利益と位置づける一方、バイデン政権は台湾を支那¥の太平洋進出を抑える最前線と位置づけており、双方にとってこの問題は譲れない一線となっている。また、米/支双方とも軍事衝突が発生すれば多大な経済ダメージが生じることを理解しており、そうなれば『相手への政治的不満』と『被る経済的大損害への恐れ』というジレンマの間で、経済的な摩擦が激化する可能性がある。

■ 進む米⬌支間での部分的デカップリング:
 バイデン大統領も習国家主席も!〜、
       最近の会談で軍事衝突を回避!・・・
対話のオプションを常に残すことで一致しているが、米国は半導体など重要品目についてはデカップリングを進めている。

 バイデン政権は半導体や人工知能(AI)、スーパーコンピューターなどの重要品目や最先端技術の分野において、国内での生産・開発に回帰するリショアリングと、サプライチェーンを開発・強化する際に同盟国や友好国と結束するフレンドショアリングを強化している。
 反対に、支那は一帯一路の拡大や親支那(ロシアやイラン、ミャンマーなど)との関係を強化し、反欧米的な経済サプライチェーンを強化しようとしており、… 米中間で自らを軸とするネットワーク固めが進んでいる。

■ 脅かされる日本の経済安全保障:
 これは、経済を支那に最も依存し、米国にとって対支那の最前線に位置する日本にとっては難しい立場となる。
支那に経済を大きく依存する国は多いが、米支対立の最前線という用件が加わる国は少なく、もしかすると日本が2つの要件に最も当て嵌まっているのかもしれない。

 日本がその大国間の狭間に陥り、もしくは経済安保でも対米協調を強調すれば、支那は日米の経済カップリングを切り離す為に、… 日本がどうしても必要とする支那産原材料の輸出制限や輸出品価格の引き上げなどによって、日本に対して経済的揺さぶりをかけてくる可能性がある。
 そういったリスクを考慮すれば、日本独自で海外の日本企業の生産拠点を国内に呼び戻す!。
同盟国や友好国など近しい関係にある国に限定したサプライチェーンを構築する事を率先して考えていくべきだろう。
然しながら、能力も!、人望も!求心力も!、大局観も!、欠けている、ナイナイ土筆んぼうの岸田総理に、期待するのは無理でしょう。

参考文献:

■【安全保障だけではない 脅かされる日本の「経済安保」】:

https://newsphere.jp/world-report/20230110-1/

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