2014年7月9日水曜日

サムスン、ベトナムで大型投資 「脱中国」加速

サムスンはベトナム北部バクニン省にある携帯電話工場の近接地にディスプレー工場を建設する予定だ
画像の拡大
サムスンはベトナム北部バクニン省にある携帯電話工場の近接地にディスプレー工場を建設する予定だ
 サムスングループ傘下の部品メーカー、サムスンディスプレーは2日、ベトナム北部バクニン省の人民委員会から工場や研究開発(R&D)施設を建設する投資認可を得た。投資総額は10億ドル(約1020億円)。新工場はスマホやテレビなどに使われる高精細度ディスプレーの生産や研究開発を担う見通しだ。
 サムスングループは、スマホを含む携帯電話を生産するサムスン電子を軸に、今回のディスプレー工場の前に、バクニン省で累計25億ドルの投資認可を取得し、工場を運営してきた。バクニン省の工場では4万人以上が働き、近くのタイグエン省にある第2工場とあわせ、携帯電話の生産台数は世界での販売台数の4割に迫る。ところが、5月初旬に中国とベトナムの対立が先鋭化した後、ベトナムの工場はサプライチェーン(部品供給網)寸断のリスクに直面した。
ベトナムにあるサムスンの携帯電話工場にとって中国は大事な部品調達先だ。重要部品である液晶ディスプレーのモジュール回路は中国の広東省東莞市にあるサムスンディスプレーの工場で生産し、トラックでベトナムに運んでいる。中越対立がエスカレートして、万が一、両国の国境が閉鎖されれば、中国からの部品調達に支障が出るのは必至だ。
 ベトナム当局から投資認可を得るには時間がかかる。中越対立が先鋭化する前から、サムスンがディスプレー工場のベトナム移転を検討していたのは間違いない。だが、この工場を新設する狙いは、ベトナムに生産を集約し携帯電話の生産効率を高めることだけでない。政治リスク回避もあったと思われる。
画像の拡大
 ベトナム政府はサムスンの動きを歓迎している。サムスンのおかげで13年、同国の輸出品目で初めて「携帯電話・部品」が首位に立った。携帯電話の完成品を中心とする同品目は同年のベトナムの輸出総額の約16%を占め、輸出を中心とする同国の成長戦略に合致する。
 課題は部品調達の中国依存の高さだ。輸入品目別で「携帯電話・部品」の約7割は中国に頼る。この中身の大半は部品とみられる。中国に主要産業の「首根っこ」を押さえられているわけだ。
 「中国依存の早期是正が必要だ」。ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席は6月、国営紙などにこう述べた。ベトナム当局は官庁や国有企業に「脱中国」を命じたもようで、サムスンの動きもこれに呼応する。
 ベトナムはこれまで道路、鉄道、発電所などインフラ建設の多くを中国企業に発注してきた。「安く、早く建設する中国企業はありがたかったが、今後はほかの国への発注が増えるはずだ」と日系企業関係者は推測する。
 有力な代替企業はどこか。ここでも名前があがるのはサムスングループだ。13年、同グループはベトナム政府と覚書を交わし、同国の大型インフラ整備を共同で進めることで合意した。サムスン側はすでに、火力発電所、空港や造船所、石油化学コンビナートなどに投資する意欲をみせている。
 サムスングループのベトナムにおける累計投資額は13年末で57億ドルにのぼる。ベトナム南部では家電工場の建設計画もある。これに加えてインフラ案件も受注すれば、総投資額の100億ドル到達も遠くなさそうだ。
 一方、サムスングループへの依存度が高まれば、今度は同グループの投資方針や事業動向がベトナムにとっての新たなリスクになりかねない。実際、ベトナムのサムスン携帯電話工場からの輸出額は14年1~6月が前年同期比1.3%減で、09年の工場稼働以来、初めて前年実績を割り込んだ。ベトナムにとっては、中国同様に、サムスンにも過度な依存は禁物だろう。

日本経済新聞 (2014/7/8)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM06H03_X00C14A7000000/

                                              

筆者考:

如何なる風の吹き回し!・・・

支那と南朝鮮の『告げ口コンビ』がお互い親密な情愛(反日で共闘)を示しては迷走を続けている中で、サムスンは脱支那とはこれ如何に!・・・

何れにしても未だに支那に入れ込んで居る日本の大手企業に比べるとサムスンの身の軽さに脱帽すると、同時に日本大手企業の支那市場への未練がましさは見苦しい!・・・

サムスンはパクリ商法、安売りで世界市場を席巻し日本の家電業界を斜陽へと追い込んだが、身の軽さが最大の武器だった事は否定出来ない!・・・

支那のご機嫌を損ねる脱支那に舵を切ったサムスンの前途は?・・・

◼︎ ❮サムスングループ傘下の部品メーカー、サムスンディスプレーは2日、ベトナム北部バクニン省の人民委員会から工場や研究開発(R&D)施設を建設する投資認可を得た。投資総額は10億ドル(約1020億円)。新工場はスマホやテレビなどに使われる高精細度ディスプレーの生産や研究開発を担う見通しだ❯:

投資総額は10億ドル(約1020億円)と凄いものです。アップルのスマートフォンをパクリあっという間に廉価を、ウオン安を武器にして世界市場席巻し、業績は鰻登りで蓄積された資産は天文学的な額である。
近来はスマートフォンやタブレットの販売が減少して3四半期連続の収益減小となっているが!、・・・赤字決算ではなくて四半期毎に数千億の利益を生み出している超優良企業である。2104年、3〜6月期の利益は24%減でありながらも7200億円と発表された。羨ましい限りの利益です。

赤字決算に転落し身動きが取れなくなる前に豊富に蓄積された資産を使い大胆にベトナムに投資するサムスン社の経営姿勢は敵ながら天晴!と筆者は言わざるを得ず、・・・翻って支那市場に未練がましくへばりつき、尻を嘗めるが如くの日本国の財界の醜悪さが鮮やかに浮き彫りにされる。 

ベトナムはこれまで道路、鉄道、発電所などインフラ建設の多くを中国企業に発注してきた。「安く、早く建設する中国企業」は有り難かったが、・・・5月初旬に中国とベトナムの対立が先鋭化した後、ベトナム政府がいち早く脱支那を計った。
 サムスンの大型投資は先陣を切ると同時に支那企業に変わる企業群 有力な代替企業はどこか?をベトナム政府に強力な印象を与え、後に続く南朝鮮企業の足がかりと成る重大な意義がある。

昨年2013年、サムスングループはベトナム政府と覚え書きを交わして!・・・

✦ 大型インフラ整備を共同で進めることで合意した。
 サムスン側はすでに、火力発電所、空港や造船所、石油化学コンビナートなどに投資する意欲をみせている。
 サムスングループのベトナムにおける累計投資額は13年末で57億ドルにのぼる。
 ベトナム南部では家電工場の建設計画もある。これに加えてインフラ案件も受注すれば、総投資額の100億ドル到達も可能である。

将来を見据えて着実にビジネス展開をしているサムスンと言えるが、経営姿勢に肝心な技術力、品質管理能力が付帯して行くか?、・・・これがサムスン・グループの最大の課題で有り、現状の侭で強引に進めるととんでもない竹篦返しに見舞われる事は必至となるでしょう。

さて、サムスンの1014年、3〜6月四半期の決算報告は!・・・

【韓国サムスン電子が大幅減収減益 4~6月期、スマホなど販売不振にウォン高で】:
2014.7.8 11:54 [家電]
 韓国のサムスン電子が8日発表した2014年4-6月期の連結決算(暫定集計)によると、営業利益は前年同期比で約24・4%減の約7兆2千億ウォン(約7200億円)だった。前年同期比での営業利益減少は3四半期連続。売上高も約9・5%減の約52兆ウォンと減少した。
 減益幅は証券業界などの予想よりも大きかった。聯合ニュースが「サムスンの成長の勢いが、くじかれたのではないかとの憂慮が拡散している」と伝えるなど、韓国輸出産業のけん引車の大幅な業績ダウンが注目されている。

 同ニュースによると、四半期売上高が前年同期を下回ったのは05年4~6月期以来約9年ぶり。
 ウォン高が進んだほか、主力製品のスマートフォンやタブレット端末の販売が減少したことが大きく響いたとみられる。14年4~6月期の部門別の業績は公表していない。(共同)

24.4%の減益でも約7兆2千億ウォン(約7200億円)とは呆れるばかりの利益です。

3四半期連続減益はサムスンは、ウオン安、パクリでは企業の成長は今後は望めず、!・・・既に天井を付けて後は落ちるだけの将来がまっている様です。
ソニーの例もあり、栄枯盛衰は予期しない時(頂点に立った時)にやって来る。
頂上を極めたサムスンは己が斜陽に追い遣った日本国の家電界を他山の石として坂道を転がるのを回避出来るか?。お手並み拝見!と筆者は眺めています。


0 件のコメント: