支那、東シナ海のガス田に新施設 日本に迫る「軍事的脅威」
Iza News イザニュース(2015.07.11)
東シナ海のガス田開発をめぐり、中国が日中中間線の中国側海域に新たな海洋プラットホーム(施設)を建設していることが明らかになった。中谷防衛相は軍事拠点化される可能性に言及。中国の現状変更の試みは、日本の眼前に「軍事的脅威」として迫っている。
《東シナ海のガス田開発》
東シナ海のガス田は日本が日中間の排他的経済水域(EEZ)の境界線と位置付ける「日中中間線」付近に点在。中国は自国のEEZは沖縄トラフまで延びていると主張し、日本と対立している。中国は平成20年の日中共同開発の基本合意を反故にし、一方的にガス田開発を強行。ガス田が中間線をまたいで日本側に広がっている区域では、日本の貴重な資源が中国に奪われているとの懸念が出ている。
中国、東シナ海のガス田に新施設…日本は強く抗議
平成25年6月以降、日中中間線付近で海洋プラットホームを増設
菅義偉官房長官は7月6日の記者会見で、東シナ海のガス田開発をめぐり、中国が平成25年6月以降、日中中間線の中国側海域に、掘削のための新たな海洋プラットホーム(施設)を建設していることを明らかにした。
政府、ガス田開発に抗議 中国が東シナ海に新拠点建設
櫻井よしこ氏が指摘、プラットホームはこの1年間で12カ所に急増
中国側による新たなプラットホーム建設は、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が産経新聞7月6日付朝刊の「美しき勁き国へ」で指摘。それによると、平成10年11月時点で4カ所だった中国のガス田開発は、昨年6月までに6カ所に増え、さらにこの1年間で12カ所に急増しているという。
【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】中国、東シナ海ガス田開発を急加速 机上の空論続ける政治家は猛省せよ
日本政府、中国の一方的な開発に繰り返し抗議…作業中止を求める
菅官房長官は6日、「一方的な開発を進めていることに対し、中国側に繰り返し抗議すると同時に、作業の中止を求めている」と述べた。岸田文雄外相も「繰り返し強く抗議するとともに、作業の中止を求めている」としている。
安倍首相も、昨年11月の首脳会談で習主席に直接抗議していた
安倍晋三首相は、昨年11月に北京で行った初の日中首脳会談で、習近平国家主席に直接、海洋プラットホーム増設について強く抗議していた。産経新聞の取材に複数の政府筋が明らかにした。
中国は反発「中国側の海域でのこと。日本側の抗議は道理がない」
中国外務省の華春瑩報道官は7日の定例の記者会見で、「関連する中国の活動は、完全に争いのない、中国側が管轄する海域でのことだ」と述べた。さらに「日本側が提起しているいわゆる『抗議』は全く道理がなく、中国側は日本側の理不尽な要求に応じることはない」と反発した。
中国 新ガス田開発「日本の抗議 道理なし」〔NHK〕
《日中中間線》
日本と中国それぞれの海岸線から等距離にある東シナ海の境界線。国連海洋法条約は海岸線から200カイリまでは排他的経済水域(EEZ)と認めているが、東シナ海は日中間の最短距離が400カイリ未満のため、日本は国内法に基づき中間線の東側をEEZに設定。中国側は沖縄付近まで張り出した大陸棚全域まで自国の権利が及ぶと主張し、境界は画定していない。
日本、新施設の「軍事拠点化」を懸念
防衛相、レーダー配備の可能性を指摘
中谷元防衛相は10日の衆院平和安全法制特別委員会で、中国が東シナ海のガス田に建設している新たな海洋プラットホームについて「安全保障の観点から利用する可能性は考えられる」と述べ、軍事転用されるケースとして「レーダーを配備する可能性がある」と指摘した。
東シナ海ガス田 中国の軍事転用に言及 防衛相「レーダー配備可能」
無人機やヘリコプターの展開拠点の設置も想定される
中谷防衛相は、想定される軍事利用の事例としてレーダー施設をはじめ、無人機やヘリコプターを運用できるヘリパッドの設置を挙げた。
東シナ海ガス田 日本安保揺るがす脅威 南西諸島「丸裸」に
「自衛隊の活動がこれまでより把握される」とも
中谷防衛相は、「東シナ海における中国の監視、警戒能力が向上し、自衛隊の活動がこれまでより把握される可能性があると考えている」とも説明。
日中、再び緊張高まる可能性
中国、一方的に防空識別圏設定も「レーダー届かなかった」
中国は平成25年11月、尖閣諸島の上空を含む東シナ海に一方的に防空識別区を設定。しかし、防衛省幹部によると「彼らはレーダーの届かないところに設定してしまった」といい、中国の地上レーダーが捕捉できる範囲は限定的で、カバーできる範囲に一定の制約があった。
東シナ海ガス田 日本安保揺るがす脅威 南西諸島「丸裸」に
新施設を「レーダー基地」化、軍用機での威嚇を活発化させる恐れ
中国は東シナ海のガス田に建設している新たな海洋プラットホームを「レーダー基地」化することで、監視能力を向上させ、防空識別圏に侵入した航空機に対し、軍用機による緊急発進(スクランブル)などによる威嚇を活発化させる恐れがある。
日中間、再び緊張高まる可能性…東シナ海新施設〔YOMIURI ONLINE〕
日中関係、首脳会談実現で改善傾向も…再び緊張が高まる可能性
日中関係は、昨年11月と今年4月、安倍首相と習近平国家主席の首脳会談が実現するなど、改善傾向にあったが、今回の問題で再び緊張が高まる可能性もある。
日中間、再び緊張高まる可能性…東シナ海新施設〔YOMIURI ONLINE〕
南シナ海でも同様の事例:
中国が岩礁を埋め立て、滑走路を建設するなど軍事拠点化
中国が周辺国と領有権を争う南シナ海のスプラトリー諸島では、中国が岩礁を埋め立て、滑走路を建設するなど軍事拠点化を急いでいる。中国は工事の即時停止を求められながらも、国際ルールに従うことなく埋め立てを強行してきた。
東シナ海ガス田 日本安保揺るがす脅威 南西諸島「丸裸」に
日本は中国の動きについて情報公表へ 国際世論を形成し牽制する狙い
政府は、中国が同じ東シナ海の尖閣諸島周辺で公船による領海侵犯を繰り返していることから、軍事的緊張を高めないよう抗議の公表は控えてきた。しかし、菅官房長官は10日、中国の海洋プラットホーム建設に関し「差し支えない範囲で公表することを考えていきたい」と述べた。国際世論を形成し中国を牽制する(外務省)という。
筆者考:
➤ ❮❮東シナ海のガス田は日本が日支間の排他的経済水域(EEZ)の境界線と位置付ける「日中中間線」付近に点在。支那は自国のEEZは沖縄トラフまで延びていると主張し、日本と対立している。支那は平成20年の日中共同開発の基本合意を反故にし、一方的にガス田開発を強行。ガス田が中間線をまたいで日本側に広がっている区域では、日本の貴重な資源が中国に奪われているとの懸念が出ている❯❯・・・
ひしひし!〜と迫る支那の脅威!・・・
南シナ海!・・・
東シナ海!・・・
止まる事を知らぬ、支那の海洋権益拡大、膨張主義(領土的野心)!・・・
尖閣諸島近海での新たに海洋プラットフォームの建設が進んでいる!・・・
✦ 南シナ海:
日本経済の大動脈であるシーレーンの支配を目論見、・・・南沙諸島フィリッピンが領有権を主張して国連司法裁判所の提訴してるのにも関わらず、サンゴ礁で構成される南沙諸島を埋め立て人工島建設完了、、3000メートルの滑走路も完成、砲台を設置して近くを航行する船舶を砲撃できる浮沈母艦の建設に余念がない。
シーレーンが支那に支配されると日本経済には死活問題となる。
✦ 東シナ海:
新たな海洋プラットフォーム建設は軍事目的(基地)である事は明白であり、・・・ 計画通りに完成するとミサイル発射が可能となり、加えて大型の軍艦が停泊できる、尖閣侵略は電光石化で完遂される。
南シナ海、東シナ海で不沈母艦が出現する異常事態となり、軍事力を背景に支那の野望は牙は鋭敏さを日毎に増してくるは必至となる。
安全保障関連法案は15日昼、衆院平和安全法制特別委員会で自民、公明両党の賛成により可決。法案に対する国民の理解は進んでいるとは言いがたいが、この背景として、1990年代以降、国防費を毎年10%前後増加させている支那の深刻な軍事的脅威について、真正面から論じられていないことを指摘する声がある。
朝日新聞が同日報じた調査結果では、安倍晋三首相による法案の説明が「丁寧ではない」と答えた人は67%で、「丁寧だ」の15%を大きく上回った。他社の調査でも、軒並み同じような結果が出ている。
➤ ❮❮法案への理解が進まない現状について、評論家の屋山太郎氏は「政府は『中国の軍事的脅威が深刻だ』『沖縄県・尖閣諸島が狙われている』と、はっきり言うべきだ」と指摘する❯❯・・・
これはまさにずばり!〜と正鵠を射ており、日本国民の安保法案の理解が薄いのは、・・・粗大マスゴミが憲法を歪曲(私物化=拡大解釈)して『報道しない自由!』を
謳歌しては国民を聾桟敷に置いているからである。
戦前の帝国議会でも、ロシアを『北の某大国』と呼んでいた。他国を口汚く罵(ののし)ることを潔しとしない、日本の国民性が背景にあるのかもしれないが、実に愚かな配慮だ。 冷静に支那による現在進行形で、野望(シナ海全域の支配、領土拡大)を膨らましては飽くなき軍事的恫喝や挑発を此れを見よがしに繰り返している近来を、・・・日本国に迫っている未曾有の国難を訴えれば、納得する国民も増えると、考察出来る。
これはまさにずばり!〜と正鵠を射ており、日本国民の安保法案の理解が薄いのは、・・・粗大マスゴミが憲法を歪曲(私物化=拡大解釈)して『報道しない自由!』を
謳歌しては国民を聾桟敷に置いているからである。
戦前の帝国議会でも、ロシアを『北の某大国』と呼んでいた。他国を口汚く罵(ののし)ることを潔しとしない、日本の国民性が背景にあるのかもしれないが、実に愚かな配慮だ。 冷静に支那による現在進行形で、野望(シナ海全域の支配、領土拡大)を膨らましては飽くなき軍事的恫喝や挑発を此れを見よがしに繰り返している近来を、・・・日本国に迫っている未曾有の国難を訴えれば、納得する国民も増えると、考察出来る。
国会質疑で『支那の野望は阻止しなければ我が国日本の未来はない!』と明言すれば、は、対内外的にも大きなプラスになる。日本政府が支那に対しては3猿(ミザル!、キカザル!イワザル!を決め込む、不必要な配慮(事を大きくしない)している事が、・・・中華思想の権化(夜郎自大=選民思想)である支那を増長させて逆に軍事的恫喝や挑発が増幅されている。
如何に近来の支那が!、・・・日本国に対して己等の野望を膨らましているか?!は右の図を見れば明らかです。
如何に近来の支那が!、・・・日本国に対して己等の野望を膨らましているか?!は右の図を見れば明らかです。
実際、日本領空に接近した中支那軍機に対する航空自衛隊機の緊急発進(スクランブル)回数は年を追うごとに増えており、2014年度は過去最多の464回になった=別表。1日1・2回以上という尋常ならざる数字です。
支那は東シナ海の日支中間線付近でも、ガス田開発の海洋プラットホームの増設を進めており、この1年間で2倍の12カ所に急増した。中谷元(げん)防衛相が「レーダーを配備する可能性がある」と語るなど、軍事拠点化される恐れもある。レーダー網が日本列島に向けてせり出せば、南西諸島などの防衛体制は丸裸になって仕舞う。
戦後70年、日支那関係改善に向けた外交的計算などはゴミ箱に捨て去り、政府・与党は国難と断言できる支那の牙(野望)の恐ろしさを堂々と国民に訴えるべきである!・・・
冷静に支那による軍事的脅威の事実を粛々と訴えれば、納得する国民も増えるでしょう!・・・
支那の宣伝機関と成り下がった粗大マスゴミは、支那の脅威を絶対に国民にはしらせないでは分かりきっており、政府はマスコミには頼らずに独自の広報期間を新設(特亜の番犬HKは解体)してバイアスを掛けずに粛々と事実のみを国民に伝達する事を是非ともして欲しいものです。
参考文献:
◼︎【中国の深刻な軍事的脅威を明言するときだ 尋常でないスクランブル回数 屋山太郎氏】: ZakZak (2015.07.15)
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