2019年4月15日月曜日

ロマンを誘う天空の大宮殿 スリランカ・シーギリヤロック!・・・

世界には数多くの興味深い小国がある!~、
山の頂上に建てられたものもの!・・・、
海底に静かに佇むもの!・・・
此れ等の古代文明のロマンなかでも、スリランカにある世界遺産・シーギリヤロックは天空の宮殿として有名であり、旅情が掻き立てられる。



シーギリヤロックは!~、
スリランカの中部州のマータレーに位置し、
         古都シーギリヤの一部を構成する!・・・

オーストラリアのエアーズロックを彷彿させるオレンジ色の巨石の上には王宮の遺跡があり、当時の技術の高さが窺い知れ、…シーギリヤロックは世界八番目の不思議として数えられている。また、シーギリヤロックはスリランカの「文化三角地帯(アヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディの3都市を結ぶ三角地帯)」内の重要遺跡の一つでもある



王宮への道に築かれたライオンゲート。現在は前足の部分しか残っていないが、元々は巨大なライオンの顔が置かれていた

この巨大な岩の高さは!〜、
            200メートル!・・・
遠くからは平原にうずくまる獅子のようにも見え、・・・ 岩の上には、約2ヘクタールの広さの宮殿跡がある。王の玉座や貯水池、宴会場、議事堂、寝殿などがあり、現代の基準で見ても壮大な宮殿である。

シーギリヤロックは火道内のマグマが硬化して出来た岩頸で、形状は楕円柱、標高約370m、岩頸そのものの高さは約195m、全方位が切り立った崖になっている。


シーギリヤの遺跡は、5世紀にカッサパ1世(英語版)(在位477~495年)によって建造された、要塞化した岩上の王宮跡と、それを取り囲む水路、庭園、貯蔵施設などの都市遺構からなる。岩山の中腹には『シーギリヤ・レディ』として知られるフレスコの女性像が描かれている。当初は500体ともいわれたが、風化が進み現在は18体だけが残る。

               貯水池

貯水池は人工的に作られたもので、宮殿に必要な水を一年分ためることができた。貯水池の水位が高くなりすぎると庭園に流れ込み、大きさの異なる噴水となって見る者を楽しませる。



この空中の宮殿はシンハラ王朝の王子・カッサパ1世によって建てられたもので、カッサパ1世は父親を殺害し、弟を追放したが、クーデターを恐れてシーギリヤに遷都した。そして、18年の時を費やして完成させたのがシーギリヤロック頂上の宮殿だ。しかし、カッサパ1世は弟との戦争に敗れて自害し、宮殿は修道院として14世紀頃まで使われた。
 その後、19世紀にイギリスの猟師によって発見されるまで、宮殿は何世紀にもわたり忘れ去られていた。シーギリヤロックの壁面には500枚以上のカラフルな壁画があったと言われているが、雨風による浸食と人為的な破壊により現在は22枚しか残っていない。




参考文献:
ウィキペディア
天空の宮殿 シーギリヤロック=スリランカ

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