2019年4月25日木曜日

支那の海軍侮れず:米国に迫る超弩級のイージスステルス艦が続々と就役!・・・


デストロイヤー(駆逐艦)デスマッチ!~、
米国の『ズムワルト・ステルス駆逐艦』Vs 支那の駆逐艦『055型』!・・・
      どちらが勝つか?!・・・


イージスの巡洋艦と駆逐艦 - それら100隻が既に就役している米国と同様に支那も駆逐艦『055型』を同数を、または遥かに超える数を建造すると思われる。
 Zumwalt(ズムワルト)の役目は空母を敵ミサイルから守ることであるが、それだけではなくて、沖合から敵地の陸上攻撃が可能になり、此れは支那駆逐艦『055型』の性能を凌駕する。

 2016年10月15日、米東海岸のボルチモアで、米海軍は、費用の増大とともに、開発が長引いていた誘導ミサイル駆逐艦USS Zumwalt(ズムワルト)を就役させた。
『ズムワルト』は!〜、
✦ 全長     180メートル!・・・
 全幅     24.6メートル!・・・
 排水量    1万4798トン!・・・
 最大速度   30.3ノット!・・・
 乗員     106人!・・・

『タンブルホーム型』という、喫水線から上が内側に大きく傾き、平面で構成された形状が特徴だ。ステルス性が高いだけでなく、ESSM対空ミサイルや、トマホーク巡航ミサイルも装備し、攻撃力も高い。

  建造された3隻のステルス敵地攻撃・駆逐艦の中の最初の戦闘艦であり、米国最大で世紀の敵地攻撃能力を備えた駆逐艦である。
しかし、駆逐艦で同クラスの排水量は『ズムワルト』だけではない。
米国民が『ズムワルト』の就役を祝っていた間、米国の反対側に本拠を置く支那海軍は上海の造船所で排水量14,000トンの敵地攻撃軍艦の開発に一心不乱で力を注いでいた。

支那ステルス駆逐艦『055型』:


基準排水量     12,000トン
満載排水量     13,200トン
全長           182.6m
最大幅          20.9m
吃水           7.2m
速度:                        30 ノット(56 km / h; 35 mph)
武装:                       1× H / PJ-38 130 mmデュアルパーパスネイバルガン

現在まで6隻が建造され、当初の計画では8隻。

 支那駆逐艦『 055型』は大規模な建造を始めたばかり!~、
計画されていた2018年以前には就役開始は既に不可能となったが、…
多数が就役、配備された時は、アジアで最大かつ最も強力な艦隊になる可能性は非常に高い。ロシアを超え、米国に次いで強力な海軍力を保有する事になる。

 駆逐艦『055型』の配備、就役の目的は明確ではないが、…現在支那北部の大連で建設中の、支那の新しい国産空母の主な防空護衛を務めるのは明白である。

『055型』の上部構造ファセット(側面)を考察すると、明らかに、アメリカ海軍のイージス艦防空システムの一部である※SPY-1レーダーと同様の機能が備わっている。


※註:AN/SPY-1
アメリカ合衆国がイージスシステム用に開発した艦載多機能レーダー。製造はロッキード・マーティン社。

SPY-1レーダーは!〜、
イージス武器システムの核心となる
     3Dレーダーシステム!・・・

多数目標の同時捜索探知、追尾、評定、および発射されたミサイルの追尾・指令誘導の役目を一手に担う、多機能レーダーである。
 パッシブ・フェーズド・アレイ・タイプの固定式平板アンテナを4枚持ち、これを四方に向けて上部構造物に固定装備することで、全周半球空間の捜索が可能になっている。その特徴的な外見は、イージス艦の特徴ともなっている。極めて優れた探知能力を備えている。

米海軍の※フラットトップ(空母)は、護衛として少なくとも1隻のイージス装備巡洋艦と数隻のイージス駆逐艦なしでは航行しない。 特に、ズムワルトは、イージス駆逐艦なしで任務に就く、30年ぶりの新しい主要な敵地攻撃力を備えた米海軍の戦闘艦である。

※註:フラットトップ:
米国海軍では『ジープキャリア』または『ベビーフラットトップ』、あるいはイギリス海軍では『ウールワースキャリア』とも呼ばれる護衛空母または護衛空母(米国の船体分類記号CVE)は小型で低速。

Type 055はズワルトと直接に海戦することはないだろう。
 米海軍は、『ズムワルト』と2隻の姉妹艦を空母戦闘団に統合するのではなく、おそらく、船舶のレーダー回避型船体と搭載されている対の155ミリメートル砲を活用する為に、… 巨大な駆逐艦を敵地攻撃の単独航海に配備する 。
155ミリメートル砲は、水陸両用着陸や特別な作戦を支援する為に、少なくとも80マイル(約130キロ)の距離からで目標を砲撃、破壊することが可能である。
『055型』と『ズワルト・クラス』違いはの純然たるものがある。

支那駆逐艦『055型』は!~、
かなり伝統的な船体形と上部構造をからなっている!・・・
閉じられた前方デッキ、角度のある前部上部構造と閉じられたメインマストによって
『レーダーシグネチャ(レーダー反射面積)』を減らす為の工夫をしている。

『055型』とは対照的に、『ズムワルト』は竜骨から上はステルス性であり、…独特の下り傾斜の※『タンブルホーム』船体と完全に密閉されたセンサーと砲塔を備えている。




※ 註:『タンブル・ホーム』
舷側の下方が張り出している形をいい、重心を下げるための措置である。






支那駆逐艦『055型』が実際に主に防空艦であると仮定すると、空母、他の護衛艦、さらには軍用貨物船などステルス艦でない、空母、他の護衛艦、軍事貨物船と一緒に近距離で移動する事ができる。

 『055型』にステルス機能を持たせる事は、支那の軍艦設計技術者が『ズムワルト』と同様なステルス艦を密かに建造可能と仮定すると、これは人的資源の無駄使いの恐れがある。

■【垂直ミサイル発射セル】:

『055型』は、対空ミサイルやその他の弾薬用の128個の※垂直発射セルを誇っている。 アメリカ海軍が所有する最も重武装した由緒あるTiconderoga(タイコンデローガ級)クラスの巡洋艦よりも6個多い。

『ズムワルト』は垂直発射セル80 搭載されており、…これらはの船体の端に沿って配列されている - ミサイルセルは『装甲』としても機能することができ、ミサイルやガンのヒットの力を部分的に吸収することができる。
『055型』は、Ticonderoga(タイコンデローガ)や他のほとんどの軍艦のように、中央に設置された収納庫にミサイルを搭載していると分析されている。

『ズムワルト』の設計チームは耐久性、強靭性を優先し、…、ミサイルの格納数を少なくした。翻って、『055型』のオリジネーター(発案者)は、伝統的な基本設計に拘り、強靭性を犠牲にして火器(ミサイル)を最大化した。
多くの点で、『055型』は革命的ではなく進化的(改造型=劣化コピー?)であり、…技術革新は船体と機能は通常型で、簡単に言えば船体の大きさである。

一方、『ズムワルト』は軍艦設計の限界を極限まで拡大し、…新たな作戦の概念を切り開く可能性がる。
戦艦の出現以来、海軍は陸上の目標を砲撃する目的で敵の海岸近くに、巨大な軍艦を遊弋させていた。
 レーダーと誘導ミサイルの進化で、… 今日の脆弱で探知しやすい地上戦闘員にとって、任務遂行は非常に危険となっている。

『055型』は、おそらく90隻のイージス巡洋艦と駆逐艦 の展開で、… 米国のイジーシ艦が国防を担う働きを既にしているのと同様な働きをするであろう。
然し、それは空母の護衛である。
しかし、『ズムワルト』は敵地での砲撃支援が可能だが、…『型055』の性能の面で無理である。
アメリカと支那が保有するそれぞれ14,000トンの軍艦が共通して持っている唯一の意味のある特徴は、その巨大なサイズである。

参考文献:
■【Destroyer Death Match: America's Zumwalt Stealth Warship vs. China's Type 055 Destroyer: Who wins that battle?】


                                                   

米国は現在、超弩級の原子力空母10隻が就役しており、…2隻が建造中(ジェラルド・R・フォード級)である。

此の空母を守るためにイージス艦が!〜、
 アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦     66隻就役中
 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦      22隻就役中
 ズムワルト級ミサイル巡洋艦          2隻就役中

総計                     90隻

 空母護衛艦の努めを果たしているが、ズムワルト級は防空護衛艦を遥かに超えて敵地攻撃に凄まじい威力を発揮する。


支那『055型駆逐艦』:
建造計画    8隻 
船名 101『Nanchang(南昌)』  1隻 就役中
艤装中                        3隻
建造中                     2隻 

米海軍が隻就役させた2隻のズムワルト級巡洋艦と限りなく、近付こうと設計されている。
 改良型の055B型では、VLSの128セルへの増強や155mm砲(或いは開発中のレールガンやレーザー砲)へ換装が行われるのではないかと支那メディアは予測している。支那は既にレールガンを試作して実験を重ねている。
共産党支那が計画通りにイージス・ステルス駆逐艦『055型』を建造し就役させると、南東シナ海での支那海軍の優位性が確立されて仕舞う。
毎年、8〜10隻を建造すれば、10年以内で大イージス駆逐艦隊が誕生となり、…台湾、尖閣諸島、沖縄は共産支那の野望の餌食となるかも知れない。

先日、米トランプ政権が!〜、
台湾への軍事支援で約5億ドルの兵器輸出を許可したののも、支那が凄まじい勢いで海軍力を強化を、連れてひしひし!と迫る危険さを、… 現実のものと察知したからでしょう。

翻って、日本の『政・官』は!〜、
本来なら支那の野望が凝縮されている海軍力の強化で、尖閣諸島、沖縄が支那に侵略の危険にさらされているのを、国会で発議して、与野党が協力して対応策を講じるのが政治家の努めである。
残念ながら、日本の国会は愚かで、独立主権国家とは何を意味するか?、気が及ばない腐れ議員の醜悪な演技場と化している。
まさに、此れは『亡国の舞台』と言えるでしょう。




0 件のコメント: