2017年6月9日金曜日

【海外の反応】:日系人部隊《米軍第442連隊戦闘団》に感銘!・・・

海外「本物の侍たちだ」 米陸軍史上最強 日系人部隊に外国人感銘

第二次世界大戦中、日系アメリカ人のみで編成された部隊、第442連隊戦闘団。
442連隊は米陸軍史上最強の部隊との呼び声も高く、実際に、アメリカ合衆国史上もっとも多くの勲章を受けた部隊として知られています。
部隊の標語は、「Go for broke(当たって砕けろ)!」

当時アメリカでは、日系人と日本人移民が収容所に強制的に入れられており、国際世論の反発を恐れたアメリカが、日系人を米国民として扱っている事の証明として、日系人だけの部隊を立ち上げたとされています。

訓練においてもひときわ優秀な成績をあげた442連隊は、1943年に欧州戦線へ。
イタリアで大きな戦果をあげると、1944年9月にはフランスへ移動し、ブリュイエールにてドイツ軍と激戦を繰り広げることになります。
442連隊は5日ほどでブリュイエールをドイツ軍から奪還することに成功。
部隊の活躍を記念して、街の通りには「第442連隊通り」という名称がつけられています。

他にも、米陸軍の10大戦闘の1つに数えられる「テキサス大隊救出作戦」の成功や、ドイツ・ダッハウ強制収容所の解放など、多大な貢献をしています。

前述のとおり、米国史上もっとも多くの勲章を受けたこの部隊は、2010年10月には、民間人に与えられる最高位の勲章である、議会名誉黄金勲章もオバマ大統領から授与されています。


翻訳元動画■■
アメリカ陸軍第442歩兵連隊(US Army 442nd infantry regiment):


■ 私のおじいちゃんはハワイに住む日系人だったの。
  おじいちゃんは第100歩兵大隊に所属していた。
  天国に行ってしまうまで、その事実は知らなかったけれど。 アメリカ
  
  ■ あなたのおじいさんは、アメリカの陸軍において、
     歴代最高最強の部隊で戦っていらしたんだね。 アメリカ

■ 第100歩兵大隊と第442連隊戦闘団を誇りに思う。
  俺も彼らと同じように、国の為に仕えていることを嬉しく思うよ。 アメリカ
  
■ 最も激しい戦いが行われた戦場で、命を賭けなければいけなかったのは悲しいな。
  しかも母国アメリカでは、家族は収容所に入れられてたんだ。 ブラジル

■ 日本人だけが所属するアメリカ陸軍の隊員として、
  自分たちのルーツとなる国と戦ったのか。とても複雑だね……。
  オーストラリアで生まれた僕が、ルーツの国と戦わなきゃいけないとしたら。
  そしたらどんな人生になるんだろうっていつも思うんだ……。 オーストラリア

■ 他の部隊が展開するより前に、彼らが命懸けで進軍した事実はあまり知られてない。
  だからこの部隊は負傷者や死傷者が多かったんだ。
  でも隊員は不平をこぼさず、忠誠心を示した。
  僕の父もイタリアでの戦いで負傷を負ったよ。
  彼らの遺産を継ぐ為に僕も第100大隊に所属していた事は、僕の誇りだ。 アメリカ

■ 第442連隊戦闘団はアメリカ史上最も多くの勲章を授かった組織なんだ。
  日系アメリカ人部隊はとんでもなく強かったんだよ。
  大統領感謝状を8回受賞して、21人がメダル・オブ・オナーを貰ってる
  (※メダル・オブ・オナーは軍人に授与する中でも最高位の勲章)。
  多くの日系アメリカ人の隊員の家族は、収容所に入れられてた。
  それでも彼らは、欧州の地で勇敢に戦ったんだ。 コロンビア
    
■ 200人の白人系アメリカ人を守るために、
  800人の日系アメリカ人が捨て駒のようにして使われたこともある。
  何が一番悲しいって、占領されたフランスを取り戻すために戦ってる間、
  彼らの両親や家族たちは、強制収容所に入れられてたってことだろ。 南アフリカ

■ あなた達の貢献に、アメリカ人として感謝します。 アメリカ

■ 自分は442連隊のホームであるハワイに住んでる。
  俺には日本人の血はまったく流れてないけど、
  彼らのアメリカへの貢献に対して敬意を払ってる。Go For Broke! アメリカ  

■ "僕はハワイに住んでいる日系二世です。
今日この生活があるのは彼らの勇敢な活躍のためです。"(原文ママ) アメリカ

■ 僕の父はフランスのブリュイエールを解放するために戦った。
  第100歩兵大隊に所属していたんだ。 動画に感謝する。父は先月、
                  天国に旅立っていったよ。 アメリカ 

■ 第442連隊戦闘団に所属していた教師が学校に沢山いた。
  あの人達は、本物の漢って感じだったなぁ。 アメリカ

■ 栄誉と賞賛をこの勇敢な戦士たちに。
  本当に慎み深く、サムライのように強靭だった。 +5 アメリカ

■ 彼らはともすれば日本に住む日本人以上に、
  サムライの誇りと尊厳を示した人たちなんじゃないかと思う。 +3 アメリカ

■ 日系の兵士たちは、家族を強制収容所に入れられながら、
  そして憲法上の権利や財産を奪われた状況下で戦ってたんだよね。
  20世紀に行われたアメリカの過ちの中で、最大級のものだと思う。
  それでも彼らは、奪われた生活を、静かに再生させていった。
  そして多くのアメリカ人よりも高い生活水準を得るまでになったんだ。
                          国籍不明  

■ 名誉と勇敢さを胸に秘めた、本物のサムライだね。 フィリピン

■ 凄いな。高校の歴史の教科書じゃ一度も見たことがなかった。 アメリカ 

■ 日系アメリカ人の兵士の、壮烈な物語を紹介してくれてありがとう。 アメリカ

■ これはすべてのアメリカ人が知らなければいけない。
             そういう類の物語だと私は思う。 アメリカ

■ 素晴らしい男たちだ。日系アメリカ人に敬意を表します……!
  大日本帝国は、忠実な日系人の兵士がアメリカにいることを知らなかった。
  彼らのお陰で、アメリカは暗号とかを解析することが出来たんだ。
  こういった多様性がアメリカの強さなんだろうと思う……。 +5 マレーシア

■ こんなに心を揺さぶる話があったんだね。心の底から感動した。 シンガポール 

■ 第101空挺師団、第82空挺師団、第1海兵師団とかの名前は知ってるのに、
  殆どの人が442連隊のことを聞いたこともないのは皮肉だね。
  彼らは米軍の歴史の中で、最も多くの勲章を授かった部隊なのに…。
                         フィリピン    
■ 私のお父さんがこの有名な部隊に所属してたの!!!! 
  お父さん、今も愛してる! あなたのことが恋しい! アメリカ
 
■ アメリカ国籍のサムライたち。それが彼らだった。 アメリカ

■ この部隊に解放してもらったブリュイエールに住んでる。
  アメリカと442連隊の事が大好きだ! フランス

■ 442連隊は、他のどの部隊よりも賞賛されるに値するよ。 アメリカ

■ 彼ら以上の栄光を掴んだ男たちは他にいない。 オーストラリア

■ つまり442連隊は、基本日本人だけで構成したグルカ兵のような特別部隊なのか。
  日本人の勇気と、アメリカの装備と戦略。
  彼らがその両方を持っていたとしても何ら不思議はないな。 フィリピン

■ 日系アメリカ人は、国に貢献することで人種の壁を崩した。
  人種に関係なく、国に尽くした人は敬意を持たれるべきなんだよ。 国籍不明

■ すべてのアメリカ人が、WW2で活躍した442連隊の存在を知らなきゃいけない!!!
  母国に忠誠を誓い、最大級の貢献をした人たちなのだから! アフガニスタン

■ 決して、絶対に、俺は彼らの事を忘れない。 アメリカ


                                              





アメリカ陸軍第442歩兵連隊(US Army 442nd infantry regiment):







第二次世界大戦における日系二世将兵を称えた議会名誉黄金勲章(表)                       ( 裏  )                                                                                


             名誉勲章受章者:
             ✦ バーニー・F・ハジロ
                                                   ✦ ミキオ・ハセモト
                                                   ✦ ジョー・ハヤシ
                                                   ✦ シズヤ・ハヤシ
                         ✦ ダニエル・イノウエ - ハワイ州選出上院議員、上院仮議長
                                                   ✦ エイキ・コバシガワ
                                                   ✦ ロバート・T・クロダ
                                                   ✦ カオル・モト
                                                   ✦ サダオ・ムネモリ - 初の受章者
                                                   ✦ キヨシ・K・ムラナガ
                                                   ✦ マサト・ナカエ
                                                   ✦ シンエイ・ナカミネ
                                                   ✦ ウィリアム・K・ナカムラ
                                                   ✦ ジョー・M・ニシモト
                                                   ✦ アラン・M・オーハタ
                                                   ✦ ジェームズ・K・オークボ
                                                   ✦ ユキオ・オクツ
                                                   ✦ フランク・H・オノ
                                                   ✦ カズオ・オータニ
                                                   ✦ ジョージ・T・サカト
                                                   ✦ テッド・T・タノウエ





アメリカ軍兵士の監視の下、強制収容所に連行される日系アメリカ人(1942年4月5日)






強制収容所に収監される母親を手伝う日系人兵士(1942年5月11日)








第442連隊戦闘団は!〜、
第二次世界大戦中のアメリカ合衆国陸軍において日系アメリカ人のみで編成された部隊。ヨーロッパ戦線に投入され、枢軸国相手に勇戦敢闘した。その激闘ぶりはのべ死傷率314%(のべ死傷者数9,486人)という数字が示している。アメリカ合衆国史上もっとも多くの勲章を受けた部隊としても知られる。

その結成までには様々な紆余曲折があった!〜、
大統領令9066号により強制収容された日系人たちは、アメリカ政府のあまりの仕打ちに怒り、傷ついていた。敵性外国人のレッテルを貼られて人里はなれた荒野に隔離され、そのうえ息子たちを兵隊にとるなど理解できるわけがないが、大半の親の意見であった。
 たとえアメリカ兵になりたくとも、日系二世たちは「不適正」として兵役資格を与えられてはおらず、…日本軍の真珠湾攻撃の後、本土の日系アメリカ人たちは「敵性外国人」の分類を受けて兵役資格を取り消されていた。

日系アメリカ人が「アメリカ人」であることを証明したい!〜、
収容所に入れられても、排斥を受けても、それでも「自分の国」に対する忠誠を示したい!、…1942年11月24日、マイク・マサオカらを中心とする二世グループのJACLはソルトレイクシティーで大会を開く。二世の志願兵を募り日系人部隊をつくろうという決議がなされ、陸軍省に建白書が提出された。この進言は、実は2回目のものであった。強制収容が現実のものとなる直前に、アメリカ市民である二世までが収容されることを否としてこの決死の案が提出されたのだが、無情にも却下されていたのである。

日系二世は、もとから「アメリカ人」と認識されている他の兵士たちとは違う!〜、
彼らは自らがアメリカに忠誠を抱いていることを、命を張って証明しなければならなかった。ばらばらに活躍しても意味がない。日系二世の働きを際だたせるために、その犠牲を数字であらわし、アメリカ市民たちに見せつけるために、彼らは単独で行動しなければならなかったのである。
出典:ウィキペディア(第442連隊)

親族への想い、国への想う手紙!~、
御父母様、僕達のことは心配して下さるな。何事にも気をつけますから、どうぞ御安心下さいませ。かならず犬じにはしません。御母様の言ったとおりしぬる事はだれでも出来ます。ほんとうのてがらはよく国のためにつくし、その上、いきてかえるのがてがらです。えんがあれば又僕達兄弟は御父母様のこいしきあいをうける事が出来ますでしょう。ではめでたい日まで。さようなら

出典:ブリエラの解放者たち



President Barack Obama and his guests applaud after signing S.1055, a bill to grant the Congressional Gold Medal, collectively, to the 100th Infantry Battalion and the 442nd Regimental Combat Team, in recognition of their dedicated service during World War II, in the Oval Office, October 5, 2010. (Official White House Photo by Pete Souza)



2010年10月にオバマ大統領は、442連隊戦闘団と陸軍情報部に、アメリカ合衆国において最高位の勲章である議会名誉黄金勲章を授与する法案に署名した。
現在のアメリカ陸軍では、442連隊戦闘団の歴史を学ぶ授業は必修課程となっている。


                                              


如何でしたか!?〜、
アメリカ陸軍第442歩兵連隊(US Army 442nd infantry regiment) が米国と日本との板挟みになりながらも、米国としして、父母の国・日本人として誇りを持ち、大戦中!・・・
欧州戦線で多大な犠牲者を出しながらも獅子奮迅の活躍で歴史の一ページを飾った!・・・
 今では、米国陸軍では442連隊戦闘団の歴史を学ぶ授業は必修課程になっている!・・・
現今の日本人が、疾うの昔に失って仕舞った『日本人の矜持と誇り』が見事なまでに輝いています!・・・

現在に生きる私たちは!〜、
『失った日本人の誇りと矜持を取り戻さなければ成らない!』と思わずにはいられません!・・・。