2024年12月7日土曜日

ロシア最新超音速対艦巡航ミサイル『ジルコン』を初公開!! …

ロシア国防省が
ジルコン極超音速対艦巡航ミサイルを初公開!〜、
   ロシア海軍に何をもたらすのか?!・・・




ロシア国防省は、演習中に発射された!〜、
3M22ジルコン極超音速巡航ミサイルの映像を初めて公開した!・・・

この新兵器の性能を公開で披露したことは、同国海軍の近代化における大きな節目になるとみられている。
このミサイルクラスは2018年3月に初めて発表され、1000キロメートルという長い交戦距離とマッハ9の速度を併せ持ち、その運動エネルギーはほとんどの軍艦を真っ二つにできると考えられている。
 
主に対艦ミサイルとして設計されたジルコンは!〜、
     二次的な対地攻撃能力も備えている!・・・
その速度、機動性、低高度の終末段階の組み合わせにより、既存の防空システムによる迎撃は事実上不可能と考えられている。
このミサイルはロシアのいくつかの軍艦クラスに配備されており、…最初の戦闘任務は2023年1月に開始された。

ロシア海軍の戦力増強装置としてのジルコンの価値は、当時国防大臣だったセルゲイ・ショイグによって以前次のように要約されていた。
               ⬇︎⬇︎⬇︎
ジルコンを搭載した艦艇は、海上および陸上で敵に対して高精度
 かつ強力な攻撃を行うことができます...ジルコン極超音速ミサイル
 のユニークな特徴は、既存または将来の防空システムを回避できる
        事が保証されていることです】、・・・

ロシア海軍の水上艦隊の大半は小型フリゲート艦とコルベット艦で
 構成されており、同国はソビエト時代以来艦隊に新しい駆逐艦や
 巡洋艦を配備していない為、…ミサイルの優位性は西側諸国の艦隊
 に対して非対称的な優位性をもたらすために不可欠で、ロシアが
 より多くのミサイルをより安価に配備できるように、現在、ジルコ
 ンミサイル用の地上移動式発射車両も開発中です。
 空中発射型の開発も広く推測されており、主にキンジャールミサイ
 ルのより高度な後継としてMiG-31I攻撃戦闘機に配備される
 予定である】、・・・


参考文献:

■【Russian MoD Provides First Look at Zircon Hypersonic Anti-Ship Cruise Missile: What Can It Do For the Navy?】:

https://militarywatchmagazine.com/article/first-look-zircon-hypersonic-cruise-missile


■ 3M22、ツィルコン (ジルコン):

タイプ: 
対艦ミサイル/極超音速巡航ミサイル/潜水艦発射巡航
ミサイル/対地攻撃ミサイル
製造元 ⟹         ロシア

就役(運用)歴: 
就役    ⟹   (2023年1月4日)
運用中   ⟹   (2023年1月4日)ロシア海軍で使用
戦争    ⟹   ロシアのウクライナ侵攻

生産歴:
設計者  ⟹       NPO法人マシノストロイエニヤ
製造元  ⟹       NPO法人マシノストロイエニヤ
単価   ⟹      不明、非公式、推定1000万ドル
生産   ⟹      2021年~現在

仕様:
長さ          9 m (30 フィート)
直径          60 cm (24 インチ)
有効射程距離  ⟹ 1,000 km (620 マイル)
最大射程距離  ⟹ 1,000 km (620 マイル)
エンジンス      ⟹ クラムジェット
推進剤             ⟹        液体 - Detsilin-M
運用範囲         ⟹    1,000 km (540 nmi; 620 mi)
飛行高度         ⟹    28 km (92,000 ft)
最高速度         ⟹  マッハ9 (時速6,900マイル、時速11,000キロメート
                               ル、秒速3.1キロメートル) (最大)
発射.               ⟹   プラットフォーム/ 潜水艦/水上艦、陸上型(開発中)

旧ソの崩壊後の新生ロシア海軍の大半は小型フリゲート艦とコルベット艦で構成されており、… ソビエト時代以来、艦隊に新しい駆逐艦や巡洋艦を配備していないのでは、海軍力は無きに等しい!と言わざるを得ません。
劣勢を挽回する為の海軍兵卒も将校も乏しく、それで小型艦艇から発射できるミサイル開発に心血を注ぎ、完成されたのが3M22、ツィルコン (ジルコン)であり、威力には凄まじいものがある、恐らく空母キラーとなるでしょう。
ロシアは米国のように長駆攻撃型の艦隊を保有してはおらず、海戦は不得手である。
何れにしても、今後の戦いは電子戦、ミサイル、ドローン、サタライトキラーを駆使しての戦いとなるでしょう。空母などは時代遅れ!となる可能性があります。


 

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