2024年12月21日土曜日

ロンドン駐在ロシア大使、オレシュニクミサイルの性能は英国の敵意を萎えさせるに役立ったと主張!

駐英ロシア大使アンドレイ・ケリン氏は!〜、
11月にウクライナの標的に極超音速中距離弾道ミサイル『オレシュニク』が配備された事は、英国の対モスクワ政策に大きな影響を与え、ロシアの標的に対する深部攻撃に対してより慎重なアプローチを取らざるを得なくなったと主張した!・・・

    駐英ロシア大使アンドレイ・ケリン

《彼ら(ロンドンの代表者)が恐れていたわけではないが、全体的に彼らは、まったく新しい要因が現場に現れたことを認識していた。
それが第一だ。第二に、ロシア領土の奥深くでストームシャドウ
(長距離巡航ミサイル)が使用されたことに対して報復した》

《これも明らかだ。彼らはこの問題に対するアプローチにおいて、
 より慎重に、よりバランスの取れたものになっているという印象
 がある。そして実際、彼らは今、何が起きているかを注意深く
        見守っている》、⋯と同氏は述べた。

《専門家コミュニティでは、オレシュニクミサイルの性能や機能、
 ベラルーシ領土への配備、つまりヨーロッパのどの地点にも
 到達可能な場所について、間違いなく真剣に研究が行われた》、⋯
  と大使は付け加えた。

 ウクライナのSu-24戦闘機がロシアの標的に向けて
 イギリスのストームシャドウ巡航ミサイルを発射

ロシアは1940年代後半から英国を攻撃する能力を保持してきたが、⋯中距離核戦力全廃条約の条項により、1980年代後半から中距離または中距離の地対地弾道ミサイルまたは巡航ミサイルの配備が禁止された。

然し、2019年に米国が同条約から脱退した事で!〜、
ロシアは核弾頭と通常弾頭の両方を使用して英国の標的に対して戦略攻撃と戦術攻撃の両方を行う事ができる中距離弾道ミサイルの開発を再開する道が開かれた!・・・

英国は、英国が供給するストームシャドウ巡航ミサイルの使用を含む、ウクライナ領土からロシアへの共同攻撃の拡大を認めるよう米国に働きかける上で主導的な役割を果たしてきた欧州諸国の1つである。
 これらの限定的な攻撃は、ロシアが大陸間距離の核抑止力を使用して対応する基準をはるかに下回っている。
然し、オレシュニクは、ウクライナの攻撃に関与している英国やその他のヨーロッパ諸国の標的に対して、比例攻撃を仕掛ける手段を提供する。ロシアのKh-101や3M14Kカリブルなどの空中および海上発射巡航ミサイルはヨーロッパ中の標的を攻撃できるが、オレシュニクは迎撃がほぼ不可能である為、⋯ 多くのアナリストから戦闘に置いて一挙に流れを変えて自軍の形勢を有利にすると看做されている。

     ロバート・マゴワン中将

英国はNATO加盟国の中で!〜、
    ロシアに対するウクライナの戦争努力を
    支援する上で主導的な役割を果たしている!・・・

英国の国防副参謀総長で海兵隊のロバート・マゴワン中将は2022年12月13日、数百人の海兵隊員が4月からウクライナ政府軍とともに危険度の高い作戦を遂行していたことを認めた。
マゴワン中将は、これらの作戦は《極めてデリケートな環境で、高いレベルの政治的、軍事的リスクを伴って》遂行されたと強調した。
彼の声明は、ロシアの幅広い情報源から、海兵隊が作戦行動を起こし、戦域で重要な役割を果たしているとの数か月にわたる報告を受けてのものであったが、これは西側メディアの報道ではこれまで広く否定されていた。これはその後、漏洩した国防総省の文書によってさらに確認された。

     ズビグニエフ・パラフィアノヴィチ

1年後の2023年12月、ポーランドのジャーナリスト、ズビグニエフ・パラフィアノヴィチは、ポーランド当局から英国軍の作戦に関する詳細を知らされたと明かした。その1人は次のように語った。
             ⬇︎⬇︎⬇︎
《ロシア軍がまだブチャに駐留していた時期で、ルートはグレーゾー
 ンであり、ロシア軍に遭遇する可能性があった。
 我々は最後の検問所を通過した。ウクライナ軍は、我々が自己責任
 で進むよう告げた…さて、次に誰に会ったか?
 ウクライナ軍と…英国の特殊部隊だ。制服を着て、
 武器を持っていた。英国軍はまた、紛争の行方とロシア軍の作戦を
 調査するため、砲兵追跡レーダーを装備して走り回っていた》、⋯

最もドイツ人らしくないドイツ首相オラフ・ショルツ
      政治生命は風前の灯火!

その後、2024年2月、ドイツのオラフ・ショルツ首相は!〜、
ウクライナの英国特殊部隊がロシアの標的に対するストームシャドウ巡航ミサイルの発射を支援するために重要な支援を提供している事を確認した。

     ブライアン・フェントン司令官

その後5月、米特殊作戦司令部の
      ブライアン・フェントン司令官は!〜、
国防総省が進行中の戦争について《主に英国の特殊作戦パートナーの目を通して》学んでいたと明かし、彼らが戦場で現代戦争への新たなアプローチをテストしていたと述べた!・・・
彼は例として、《英国の特殊作戦部隊がドローンの使用や『黒海の船舶の航行方法』を観察し、助言していた》とも述べた。

                                           


何の事はない!〜、
英国はウクライナ紛争が勃発した当時からウクライナに兵器だけではなくて、兵卒を直接前線に派遣してウクライナ軍とともに戦闘に参加していたようです。
 ドイツ首相、米バイデン首相もこれらを把握、確認していたのにも拘らず、隠し通して来た。
 この事実をして、西側陣営、勿論メデイアも含めて全て信じる事はできませんね!。

ロシアは勿論、知悉していたでしょうが、目的があるのか、非難はしていません!。

考えられる事は!〜、
和平交渉が開始された時、NATO諸国、とくに英国、ドイツ、フランスの主要国がグタグタ!と言うのを黙らせるに利用する積りなのでしょう!・・・

何れにしても、『オレシュニク』の配備は、ロシアの切り札になる事は確かなようです。

参考文献:

■【Russian Ambassador in London Claims Oreshnik Missile Demonstration Helped Rein In British Hostility】:

https://militarywatchmagazine.com/article/russian-ambassador-oreshnik-rein-in-british



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