2024年12月6日金曜日

投資の神様ウォーレン・バフェットは株価大暴落を予想!! …

株価が史上最高値圏にあるなか、ォーレン・バフェット『投資の神様』は株価暴落を予想している?

著名投資家ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハザウェイは、史上もっとも利益を上げたアップル株を売却して手元資金を増やし、… 投資家の疑問を呼んでいる。世界的な株高が続くなか、なぜバフェットは株式の売却を続けているのか。株式相場の暴落のサインなのか?。

 
遥か前方(将来を眺め)バークシャー・ハザウェイが
   手元資金を増やしている理由とは?

■ なぜ保有株を売却したのか?:
オマハの賢人(投資の神様と言われる)こと
        ウォーレン・バフェットは!〜、
史上もっとも利益を上げた株式の売却を進め、バークシャー・ハザウェイの現金保有額を増やしている!〜、
   だが、その巨万の富を用いて大型買収に
     動く用意があるかどうかは不明だ!・・・

バフェットは2024年11月初頭、第3四半期にアップルを含む、複数の保有株式の売却を進め、バークシャー・ハザウェイに970億ドル(約14兆5500億円)もの利益をもたらした事を明らかにした。
1965年から同氏が率いるバークシャー・ハザウェイは、工業から保険まで広範な事業に投資している。

この利益確定で、バークシャーの現金保有高は過去最高を更新した。3250億ドル(約48兆7500億円)というその額は総資産の28%を占め、少なくとも1990年以降で最高の比率となる。
 この状況をめぐり、バフェットの追随者たちの間で売却の意図を探ろうとする動きが広がっている。

一部の投資家やアナリストは、伝説のバリュー投資家であるベンジャミン・グレアムの下で(はじめはコロンビア大学で、次いでグレアム投資会社で)薫陶を受けたバフェットが、その投資原則を堅持しているのだと考えている。
 彼らは、アップルのPER(株価収益率)が予想収益成長率に比べて相対的に高い点に注目している。

アップルは2024年11月初旬、将来の製品がiPhoneほどの収益性を持たない可能性があると投資家に警告した。
 同社は現在、グーグルの親会社アルファベットなどの競合会社に後れを取るまいと、人工知能分野への巨額の投資を進めている。

■ 企業買収の為に現金を増やしている可能性:

一方で、バフェットが長年アップルを称賛してきたことや、94歳の同氏が繰り返し嘆いてきたほかの投資機会の欠乏に鑑みて、別の計画を進めているのだと読む人々もいる。
 彼らは、バフェットが後継者に引き継ぐ準備をしているのか、危機を予見しての現金確保なのか、憶測を巡らせている。


《異常な状況です!… 何故
これほど現金を積み上げているのか?、疑問を禁じ得ません》と、米金融サービス大手『モーニングスター』のアナリスト、グレゴリー・ウォーレンは語る。

同氏は、バフェットがほかの買い手との競争に難航している現状を踏まえると、従来の投資手法を象徴するような大型買収を実現する準備を整えているとは考えにくいと述べる。
また、インテルのように運営資金として数百億ドル規模の資金調達を求めている米国大企業に、バークシャーが資本提供をおこなう可能性も低いと指摘する。

バフェットは2024年に入り、そのほかの株式投資も抑制しており、9月末までの株式購入額は58億ドル(約8700億円)にとどまる。一方で、バークシャーの株式売却額は1332億ドル(約19兆9800億円)に達し、購入額を大きく上回っている。

この売却によりバークシャーの株式リスクは軽減され、過去の危機的状況にも活用した豊富な投資流動性を確保することができた。
だが、一部の投資家はこの転換には別の理由があると感じている。

■ 売却したのは、高齢のためなのか?:

        ジェフ・ムスカテロ

バークシャーに投資しているダグラス・ウィンスロップの
 リサーチアナリスト、ジェフ・ムスカテロは!〜
《バフェットの行動は株価が高すぎるというバリュエーションだけが理由とは考えにくい。避けられない経営交代を前に、次世代に向けた態勢作りの好機と判断したのだろう》同氏は分析する。

モーニングスターのウォーレンも同意見で!〜、
今回の株式売却で得た現金は、バフェットの後継者とされる
グレッグ・エイベルが活用することになるだろうと語る!・・・

《(バフェットは)最近、バークシャーとその将来に関して発言する際、以前より慎重になっている。
自身の在任期間が限られている事を自覚し、後継者に不要な負担を残したくないのだろう》、…と、ウォーレンは指摘。

《グレッグにできる限り投資資金を残したいのだと思う》と彼は付け加えた。バークシャーは常に潤沢な現金を保持しており、これは巨大な保険事業の将来の支払い請求に備えて、投資ポートフォリオに充分な流動性を確保するという規制要件を満たす目的もある。

■ そもそもアップルに投資した理由:

アップルへの投資は2016年に始まり!〜、
当時、約1000万株、11億ドル(約1650億円)相当を取得!・・・
この購入は衝撃的だった。というのも、同社は急成長するIT企業への投資を長年避けてきたからだ。2012年にはバフェット自身が株主に対し、たとえ収益性が向上していても、アップル株を《購入したいと思わない》と明言していた。

              
テッド・ウェスクラー

事情を知る関係者によると、この投資の先鞭をつけたのはバフェットの副官であるテッド・ウェスクラーだったという。
その後の数ヵ月で、バフェット自身もアップルのビジネスモデルを評価するようになり、顧客のiPhone利用時間の長さや、いったんiPhoneユーザーになると競合他社に乗り換える人が少ないことに魅力を感じたという。

バフェットはすぐにウェスクラーに追随して自身も買い増しをおこない、子会社が運営する小規模ファンドと合わせて、バークシャーはアップルの5.9%の株式を保有するに至った。
2023年のピーク時には、保有額は1780億ドル(約26兆7000億円)近くに達していた。英『フィナンシャル・タイムズ』紙が四半期決算を分析したところ、同社の投資総額は約390億ドル(約5兆8500億円)に及ぶとみられる。

■ 結局は、株価が高すぎるから?:

バフェットの信奉者たちは、5月に彼が述べた《株式市場で得られる投資機会よりも、短期米国債の利回りのほうが魅力的だ》という発言を額面通り受け取るべき理由があると言う。
《アップルやバンク・オブ・アメリカを含めて、株価は当時より下がっていない》とグレンビュー・トラストのチーフ投資責任者、ビル・ストーンは述べる。《それくらい単純な理由かもしれない》



金融データ、分析ツールを提供するグローバル企業で、8000社以上、20万人以上の金融プロフェッショナルが利用している。

ファクトセットによると!〜、
  アップル株は今後1年間の予想収益の
     30倍以上の株価で取り引きされている!・・・

投資グループ『シェビ』のファンドマネージャーでバークシャーの株主でもあるダレン・ポロックは、バフェットが買い進めていた当時、その倍率は12〜13倍ほどで、『アップルは現在よりはるかに高い成長率を示していまし』と指摘する。

PER(株価収益率)の30倍以上とはアップル株は異常に高すぎます。これでは、ォーレン・バフェットでなくても売却するでしょう!。
金利が上昇すればたちどころに暴落する恐れがあります。

《株価が割高になると、バフェットの投資対象が限られるため、バークシャーの現金は積み上がっていきます》とポロックは続けた。

《バフェットはマーケットタイミング戦略を取るような投資家ではありません。アップル株を売却し、株価が高騰している市場で莫大な現金を蓄積するのは、バフェットの典型的な手法です》

投資家たちは確実な回答を得るまでさらに3ヵ月待たねばならない。
同社は本紙に対し、『バフェットは2月の年次書簡でこの件について見解を示す予定です』とコメントしている。

                                           


来年は不安要素が余りにも多すぎる!・・・
現在米国の株高は、トランプ効果を多大に期待しているのが反映されている。
株価の大敵は、金利上昇と景気後退により、各企業の収益鈍化、連れて財務悪化です。
これが不透明なのが現状!と言えます。

それと、現在活況を呈している軍需産業界が、戦争の終結と共に、大幅な減益となる。これは過去の紛争後の株式市場を俯瞰すると一目瞭然です。

何れにしても、バークシャー総帥・ウォーレン・バフェットはアップル株だけではなく他の株も静かに売却し、世紀の大暴落を予見しています。
ブログ主も、この予見と同様に悲観的です。

参考文献:

■【ウォーレン・バフェットがアップル株を売却しまくっている理由とは】:

https://courrier.jp/news/archives/383257/utm_source=ranking+item+free+announce&utm_medium=email&utm_content=post-383257&utm_campaign=2024-12-04-14337&courrier_mail_session_id=14337

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