2014年9月4日木曜日

内閣改造の全舞台裏!!!・・・


内閣改造の全舞台裏 中国攻略&長老分断で長期政権の足場固め




安倍晋三首相は3日、内閣改造・自民党役員人事を断行した。総裁経験者として異例の起用となった谷垣禎一幹事長や、2度目の就任となった二階俊博総務会長など、中国とのパイプが太い人材を党や閣内の要所に配置し、習近平国家主席率いる中国を攻略するシフトを敷いた。さらに、青木幹雄元参院議員会長や古賀誠元幹事長ら、不穏な動きを見せていた長老グループを分断する意図も感じられ、長期政権に向けた足場固めを狙った人事といえる。
 「安倍首相の下、一致結束して課題に適切に応えていく」

 安倍首相が、党ナンバー2として白羽の矢を立てた谷垣氏は3日午前、新執行部発足を受けた記者会見で、こう意気込みを語った。

 永田町周辺では、幹事長候補として、小渕優子元少子化担当相や小泉進次郎内閣府政務官の名前まで挙がっていたが、安倍首相は早い段階から谷垣氏に狙いを定めていた。盟友の麻生太郎副総裁兼財務相に調整役を依頼し、今週に入って谷垣氏に直接打診した。
「来年4月の統一地方選を乗り切るためには、野党時代に党をまとめた谷垣さんの力を貸してほしい」

 安倍首相はこう言って谷垣氏を口説いた。谷垣氏の起用には「2つの計算」が見え隠れする。

 1つは、党・内閣に親中派をちりばめ、中国に関係改善を迫るという計算だ。対中関係を重視してきた谷垣、二階両氏が党四役入りするのに加え、高村正彦副総裁も日中友好議員連盟会長を務めている。経産相として入閣する小渕氏や、復興担当相の竹下亘党組織運動本部長も中国共産党内に人脈を持つ。

 政治評論家の浅川博忠氏は「今回の人事は中国シフトだ。経済再生のためにも対中関係改善は必要で、親中派を要職に就けることで中国にメッセージを送っている」と語る。
二階氏も就任会見で「(日中が)お互いに信頼感を醸成することが大事だ」と語り、日中外交筋は「中国側とすれば、これだけ中国人脈を起用されてしまえば、関係改善せざるを得ない」と述べる。

 一方で、日韓議員連盟会長の額賀福志郎元財務相や、同議連幹事長の河村建夫選対委員長、副幹事長の船田元憲法改正推進本部長らは処遇されなかった。日韓外交筋は「日韓関係は米国が間に入って改善に動いているし、日中関係が良くなったら韓国も焦る」と指摘する。韓国は脇に置いて中国を優先する姿勢を鮮明にした形だ。

 谷垣氏起用の、もう1つの計算とは何か。前出の浅川氏は「長老分断の思惑が込められている」と語る。

 今回の人事の背後では、青木氏と森喜朗元首相が石破茂氏の幹事長留任を求め、これに古賀氏が加わる長老グループが、党内での影響力を取り戻そうとする動きを見せていた。

 特に古賀氏は、特定秘密保護法や、安倍首相が進める集団的自衛権の行使容認を公然と批判していた。野田聖子総務会長を裏で操り、「反安倍」の広がりを画策した。

 実は、幹事長の谷垣氏にとっても、古賀氏は仇敵中の仇敵なのだ。

 2012年9月の総裁選では、古賀氏が「谷垣降ろし」を策動して総裁選不出馬に追い込み、宏池会(現岸田派)が再び分裂するきっかけとなった。その谷垣氏を党ナンバー2に起用することで、古賀氏の動きを封じ込めるというわけだ。

 半面、安倍首相は、青木氏や森氏には一定の配慮を見せた。

 小渕氏は、青木氏が「将来の首相候補」として大事に育てている人材で、竹下氏は、青木氏が秘書として仕えた竹下登元首相の実弟。この2人が内閣に入れば青木氏は「反安倍」の動きを取りづらくなる。

 森氏に関しても、お気に入りの松島みどり氏を初入閣させることでメンツを保つことができた。経産相からスライドした茂木敏充選対委員長は、青木氏が実質支配する額賀派出身だが、「ジジ殺し」の異名を持ち、森氏との関係も良好だ。

 「中国攻略」と「長老分断」という2つの計算が込められた今回の人事。佐藤栄作元首相は巧妙な人材配置で「人事の佐藤」と呼ばれたが、「人事の安倍」と呼ばれるきっかけとなるかもしれない。
ZakZak(2014.09.03)
                                                                                                                     

筆者考:

先ずは失望感に包まれた内閣改造でしたが!、・・・党執行部の顔ぶれが変わったのは評価できます。これで以前の様に党の方針がぶれる事は少なくなる事が期待出来る。

失望感は!・・・

➤ 古屋圭司公安委員長が外された事です!・・・
地味ながら特亞系の不逞外国人の犯罪を摘発した回数は一年8ヶ月の短い期間で驚く程に多く、瞠目する実績を上げていたのに、外され無役となるとは、腹立だしい限りです。

靖国参拝を定期的に実践しており、今回の内閣改造は支那との関係修復を重きを置いたもので、閣僚も芳ばしい(媚/屈=支那)匂いがする人物が多い。
 恐らく支那に配慮して古屋圭司氏を外したのでは?と筆者は穿った見方をしています。

➤ 公明党連立を組まざるを得ない事情は理解出来ても、国交相・大田昭宏の留任!には怒りを押さえる事は出来ません。
重要な閣僚の椅子であり、利権も満載で、外国資本の土地取得にも微妙に絡む国交省のトップが日本国破壊を企むカルト教団の傀儡・公明党議員に、一度目は連立与党・公明党に配慮して与えられた事は納得出来ても留任には言葉が有りません。
 内閣改造で太田昭宏はどうでもよいマイナーな閣僚の椅子が与えられる事を多大に期待していましたが、・・・期待は見事に雲散霧消して仕舞いました。


➤ 総務相に抜擢された高市早苗!・・・

軽薄さが衣を来て歩いている観に包まれており、加えて、勉強不足が過去の発言の数々で露出されている。

汚い言葉でののしるのは、誇りある日本国民として大変恥ずかしい。人種差別的な言論は(国際的に)法規制の流れになっている!❞ 
此れなどは典型的な勉強不足で国際社会の流れを全く把握はしていません。

【安全保障土地法案(仮称)の起草作業に入っています】・・・
2011年03月01日)
https://www.sanae.gr.jp/column_details501.html
高市早苗氏が自分のコラムで:
第1に、外国人や外国法人に限って日本での土地取得を禁止することは、複数の2国間投資協定に違反する上、WTOのGATS違反にもなります】・・・

高市氏は間違っており、違反には成りません!、・・・国の安全保障が脅かされる可能性が有る場合は例外として規制は掛けられます。加えて日本国には『外国人土地法:
大正14年4月1日法律第42号)とは、1925年(大正14年)に制定された法律』があり、此れは今でも有効である事は法学者の間で確認されています。
米国は外国からの米国内直接投資を歓迎するが、国家安全保障を保護するための例外を設けている。外国投資委員会(CFIUS)が審査を行い、投資内容が米安全保障にかかわるものと大統領が判断した場合には究極的には買収案件を拒否できる。

高市氏は物事を深く調査して究極的な報告をせず中途半端な結論を出す嫌いがある。
此れは粗大マスゴミ対策を練る時には致命的な欠陥となるでしょう。

以上の理由で!、・・・総務大臣の椅子に座る器量ではない事は確かです。此れからの安倍政権はマスコミ対策をしなければならず、・・・マスコミは総務省の管轄であり、高市早苗氏の器量では荷が重過ぎる観は否めない!。

小渕優子の経産相!父親が首相だった、詰まり親の七光りで勝ち取った経産相の椅子であり、座り心地は如何に?
現在の処は政治家としての際立った実績は何もなし!と言っても決して過言ではないでしょう。
国家観、歴史観は未だに闇の中で、閣僚ともなれば、然も経産相の重要な地位に身を置けば、何れは国民に開陳しなければならなくなり、・・・其の時に正体が白日の下に晒される。
一つだけ、確かな事は『媚/屈⇒支那』で有る事です。
結論:以上の人事は落第となります。

➤ 谷垣禎一氏の幹事長!・・・
谷垣禎一の幹事長は前任者の石破茂よりは遥かに真っ当!と言えると筆者は思います。
指導力、求心力、カリマス性にはかけますが、如何なる職務も無難にこなす能力を持っており、名幹事長になる可能性が非常に高いと思われる。
前職の法務大臣として死刑執行の判を躊躇わずに押した実績は評価に値する。
欠点は親支那(媚/屈)であり、近来は安倍総理の対支那の姿勢を批判する事が目立ち、加えて消費税増税で消費者を虚仮にした発言があるのが不安の種です。
能史である事は間違いありませんが、・・・党を纏めて来年の統一地方選挙で目を見張る実績を上げる事ができるか?。此れは公認候補を決定する権限を有している幹事長の手腕に懸かっていますので、谷垣幹事長の能力が明らかにされるでしょう。

 背景が違い比較する事は出来ませんが、自民党が野に下り野党の悲哀を味わっていた時に総理となり地味ながら自民党の崩壊を阻止(民主党敵失が酷過ぎた幸運)して地方選挙は連戦連勝で、この勢いを一昨年総選挙の結果に繋げた手腕は選挙下手の石破茂などは足下にも及びません。
谷垣禎一氏の幹事長起用は安倍総理は考えに考え抜いて判断を下して谷垣氏が承諾したのだと思います。これは安倍総理が長期政権を掛けた乾坤一擲の勝負!と言えるでしょう。

他の閣僚の評価は追々、自然と明らかになると思いますので、本日は此れで内閣改造のページを閉じます。



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