2014年9月25日木曜日

究極の戦闘機・『F−22ラプター(Raptor)』が初めて実戦シリア空爆に投入される!・・・


シリア空爆、米軍が初めて実戦投入したF-22ラプターとは?



23日に実施された米国主導のシリア空爆で、アメリカ空軍はシリアのイスラム国やアルカイダの拠点施設を空爆する任務にF-22「ラプター」を投入しました。2005年の正式配備後、この作戦が初の実戦投入となります。



主な任務は作戦空域において空対空ミサイルで敵の航空勢力を排除し、航空作戦を優位に進めるための制空権を確保することですが、地上攻撃用に精密誘導爆弾を搭載することも可能です


F-22は米国ロッキード・マーティン社とボーイング社で共同開発された多用途戦闘機で、最高速度はマッハ2を超え、航続距離は約3000キロ。レーダーやミサイルなどに探知されにくいステルス性能が極めて高い機体設計とされているほか、可動式エンジンノズルによる高い運動性能やアフターバーナーを使わずに超音速航行が行える「スーパークルーズ」などの特徴を持っています。


THE PAGE (2014.09.24)
http://thepage.jp/detail/20140924-00000012-wordleaf



                                        

筆者考:

猛禽類の意味を持つラプター(Raptor)⟺1機の価格は何と141億円!・・・。
冷戦下に開発が行われ、アメリカ空軍の試算では1996年からの調達で最終的には750機の配備を予定していたが、・・・開発の遅れや冷戦の終結に伴って、機種転換訓練向けに2003年から配備が開始され、運用を開始したのは2005年12月だった。最終的に生産、配備された機数は187機。
日本は50〜100機を購入して配備する計画だったが、日本政府内には『媚/屈(政・官・財)』がうじゃうじゃ!と存在し、自衛隊内にも支那のスパイが隠れ潜み、加えてスパイ防止法もなく、機密は穴の開いたバケツの如くに漏れる恐れが大で、・・・結局は米国はF−22(ラプター)の日本への売却交渉は破談となった。


多寡反政府武装勢力でゲリラ戦を展開している勢力に対して、何ら関係のないイスラム教同士の戦いに超大国、世界最強の軍事力を有する米国が介入、空爆し、然も所詮はゲリラである武装勢力に究極の戦闘機と言われているF−22(ラプター)を投入するとは!…驚きです。

攻撃する相手はイスラム教過激派で米国の意の侭になる政府への不満が嵩じて、己等の理想の国の建設を夢見ている、謂わば共産ゲリラと同類であり、危険な存在である事は議論の余地はありませんが、何れにしても米国本土からは地球の果てまでも離れており、米国、国民が直接に脅かされる可能性はゼロに等しいでしょう。

恰も ❝米国民が危険に晒されている!❞ と米国防省の高官が主要テレビで大々的に宣伝して、イラク、シリアの空爆を正当化しようと必至になっている。
真の理由はかの米国史上で希代の無能で『外交鈍痴⇔屁たれ』のオバマ大統領が間近に成った11月の中間選挙に向けて、・・・民主党候補者が有利に選挙運動を展開出来るのを狙った『政治的な空爆以外のなにものではない!』と筆者は言わざるを得ません。

何しろ米国の好戦的な意識は特筆出来て、今回の空爆決断で、オバマ大統領の支持率は上昇し連れて中間選挙はオバマが望んだような民主党が勝利を収める可能性が限りなく高いでしょう!。

The Islamic State of Iraq and the Levant (ISIS)とイラク、シリア政府の戦いは内乱であり、内乱に介入するのは国際法違反ですが、国際法を己等の都合で無視するのは米国に限らず、ロシア、支那も同様で弱小国はどうにも成りません。

今回のオバマ大統領の決断は選挙向けであるが、他の大きな要因はイスラエルが近辺に過激イスラム共和国が誕生するのを極度に警戒して、『鉄は熱いうちに打て!』の通りに『米国内のユダヤ人が総力を挙げて己等が支配するするメデイア、財界を動かした!』との穿った見方も出来る。

今回の米国のシリア空爆は、謂わば巨像が蟻を踏みつぶすが如くで米国の醜悪さが発散している観がある。
無い物を ❝有る!❞ と強弁してイラク侵略を開始、圧倒的な軍事力でイラクをあっと!言う間に制圧しサダム・フセインを死に追いやった。
イラクは米軍武器の試験場に成り!、・・・バンカーバスター、デージー、強化型劣化ウラン弾等が使われた。
此れが筆者の脳裏に浮かび、今回のシリア空爆には何が使われるか?、考えるだけで米国の身勝手さには慄然します。


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