2017年5月7日日曜日

世界発の電動垂直離着陸ジエット機がドイツで開発された!・・・

Lilium、世界初の電動垂直離着陸ジェットのテスト飛行に成功



Liliumは世界で初めて完全電動の垂直離着陸(VTOL)ジェット機のテスト飛行に成功した。上のビデオで初飛行の様子が見られる。VTOLの基本コンセプトは、離陸に長大な滑走路を必要としないヘリコプターの利点を持ちながら、空中ではジェット機のような固定翼機の高速性能を実現できることにある。

 Liliumは、その100%再生可能電力が最大の特長だ。VTOLテクノロジーにはDARPA(国防総省国防高等研究事業局)をはじめ数多くの組織が取り組んでいるが、ほとんどが内燃機関とのハイブリッド方式を採用して、電気のみに依存することによるデザインや性能の問題を回避している。

Lilium Jetは垂直離陸と水平飛行時の両方に電力を使用しているのが特徴だ。環境への影響を最小限に抑え市街地で使える維持可能な乗り物を作るために、完全電動化は最大の要素だとLiliumは信じている。

飛行時にジェット推進を利用することは、エネルギー経済的に大きな利点となる。Liliumによると、バッテリーによる連続186マイル(300 km)の飛行と最大速度約186マイル(300 km/h)は、いずれも同程度のバッテリー容量のローター方式を大きく上回っている。

Lilium Jetが市街地の現実的な移動時間にどんな利点をもたらすかについて同社は、マンハッタンからJFK空港へ行く場面を例に挙げた。車でほぼ一時間の移動がLilium Jetなら5分になる。すごい!

空中通勤の約束にはめったなことでは乗らないのだが、Liliumがテスト飛行に成功したビデオを見て私の希望も羽ばたき始めている。


(翻訳:Nob Takahashi / facebook)

                                             


ブログ管理人考:

若き才能溢れる!〜、
ミュンヘン工科大学の学徒が3人が志を分け合い、将来の目的を一つにして!~、
世界発の電動離着陸ジエット機の開発に取り組み!・・・
ベンチャー起業『リリアム航空/Lilium Aviation』を設立した!・・・
 努力が実ってプロトタイプの試作機を完成させ、初飛行に成功して世界を瞠目させた!・・・
❝快挙!❞ の一語に尽きる!・・・

Flying Car: Lilium Jet take its first test flight in Germany:

https://youtu.be/Ru5VEBKY6Wk



The egg-shaped Lilium Jet was designed by German aviation start-up Lilium Aviation, which was established in 2015 by Daniel Wiegand along with three co-founders Patrick Nathen, Sebastian Born and Matthias Meiner. The founders studied together at the Technical University of Munich, Germany.


卵形の『(リリアム・ジェット)』は、ドイツで起業されたばかりのベンチャー企業Lilium Aviation(リリアム航空機)によって設計された。
2015年にLilium Aviation(リリアム航空機)は3人共同に設立者!~、
ダニエル・ウィーガンド(CEO=Daniel Wiegand)、パトリック・ナシェン(Patrick Nathen)、マティアス・マイヤー(Matthias Meiner)と共に設立されました。
創立者たちはドイツのミュンヘン工科大学で一緒に学んだ。






Electric Jet Engines:

 The electric jet engines work like turbofan jet engines in a regular passenger jet. They suck in air, compress it and push it out the back. However, the compressor fan in the front is not turned by a gas turbine, but by a high performance electric motor. Therefore, they run much quieter and completely emission-free.





電動ジエット・エンジン:
電動エンジンは、旅客機に搭載されている通常のターボファンエンジンのように空気を吸い込み、其れを後ろから押し出すが、・・・前面の圧縮機ファンは、ガスタービンによって回転されるのではなく、高性能の電動モータによって回転される。

したがって、電動エンジンはるかに静かで、排気ガスは出ない。


Reliability and Maintenance:
 The Lilium Jet engines have only one moving part - the central shaft of the rotor holding both the fan in the front and the magnets of the electric motor. This ensures highest reliability in operation and low maintenance costs of the propulsion system. The high redundancy of the system allows large inspection intervals to keep costs much lower than for helicopters or reciprocating engines.

信頼性と整備(メンテナンス):
 リリアム・ジエットエンジンは、動く部分が1つしかなく、回転の中心軸は、フロントファンと電動モータの磁石の両方を支える安定させる事によって、・・・運転における高い信頼性と推進システムの低メンテナンスコストが保証される。

 推進システムが持つ高い代理機能性は、・・・ヘリコプターやレシプロエンジンよりも大幅にコストを抑える事が可能である。

Low Noise & Vibrations:
The large open rotors of a helicopter induce vibrations into the cabin. The whole vehicle vibrates in the frequency of the rotor blades passing. Our electric jet engines, however, run smoothly. This ensures a quality passenger experience during the entire flight. Likewise a big advantage of electric jet engines is their low noise signature for people on the ground.


低騒音と振動:
 ヘリコプターの大型ローターは、操縦室内に振動を誘発され、ロータブレードの回転数で機体が振動するが、・・・リリアム・ジエットエンジンの円滑な動作により、機体の振動もなく、フライト中に快適な旅客体験が保証される。

此の利点と同様に、電気ジェットエンジンの大きな利点は、地上にいる人々が騒音公害から解放されることである。

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未だ、プロトタイプの試作機の飛行試験が成功した段階であり!〜、
今後の課題は研究、開発を一段と進め、実証型のリリアム電動式ジエットを完成する事である!・・・
使われる部品が少ない事から製造コストも通常のターボエンジンよりも大幅に低くなることが想定される!・・・

完成の暁には!〜、
リリアム・ジエット機なら、NY・マンハッタンの中心部からケネデイ国際空港まで僅か15分の飛行である!・・・
垂直離着陸なので、ヘリコプターの様に高層ビルの屋上から発着が可能であり、❝時は金なり!❞ 、ビジネスマンは時間を最も大切にしており、リリアムジエットを利用する。
将来の需要は無限大に広がるでしょう!・・・。

然し、ドイツの若者たちの研究熱心さ、覇気に飛び無一文から採算を度外視してベンチャ企業を起こす、…加えて ❝海の物とも山の物ともつかない!❞ ベンチャー企業に投資するひとびとが存在する。何とも羨ましい羨ましい限りです。

現在の欧米で!〜、
成長著しく産業構造を一変させ、雇用を増やし経済成長の動力となっている企業は何れも若く!・・・
1900年後半から2000年代に入ってからベンチャー企業、投資で今ではそれぞれの国を代表する大手企業に成長している!・・・。
マイクロソフト、アップル、アマゾン、テスラ等などは、米国は逸早くIT産業が経済の主役と成る事を見越して産業構造改革に政官民が一体となり着手して、現在の繁栄を齎した事は周知の事実です。

 翻って日本はバブル崩壊の後遺症に苦しみ不毛の20年間で蠢いていた。
この間!〜、1990年の半ばに突如として、河野談話がだされ、此れを契機として自虐史観が凄まじい勢いで鎌首をもたげて、特亜への配慮ばかりが先行した結果は、・・・日本の国富が支那や南北朝鮮に掠め取られ、結果は惨憺たる有様で、国は次第に活力を失って仕舞った。

日本の『政・官』は己等の使命を忘れ!〜、
最も大切である日本国の将来を担うべきの、若者に希望を与える事などは斟酌せず!・・・
国会を演技場と勘違いして、特に野党は我が身のパフォーマンスの揚げ足取りばかりで建設的な質疑は消え失せて仕舞った!・・・


クラーク博士が教鞭を振るっていた北大の前身であった札幌農学校を去る時に!~、
❝❝Boys, be ambitious(ボーイズ ビー アンビシャス=少年よ大志を抱け)!❞を残したが、
『大志を抱け!』は覇気をもて!と若者に訴えた事です。
欧米の、特に米国の若者が恐れを知らずにベンチャー企業を立ち上げる、すなわち覇気です。
 此れが現今の日本の若者には余り観られません!。
結局は『政・官』の堕落が若者に反映して、・・・将来に希望が持てずに萎縮して仕舞う堂々巡りとなっている。

ドイツの若者が立ち上げたベンチャー企業の世界発の電動垂直離発着ジエット機の初飛行の成功で、羨ましくも思い!〜、日本の若者にも同様な覇気をもって貰いたい!、思いブログに取り上げた次第です。





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