2018年7月17日火曜日

鰻の値段が年々鰻登りの高騰!〜、庶民には『高嶺の花』となった!・・・


『土用の丑の日』が近づいて来た!~、
   今年は7月21日~8月2日!・・・
毎年毎年、鰻の稚魚(シラスウナギ)が減少の一途を辿っている!・・・
つれて鰻の成魚の値段が鰻登り(大高騰)!・・・

『土用の丑の日』には、日本人の大半が鰻の蒲焼を食べる習慣があるが、… 此れは、蒲焼の値段の高騰で庶民には高値の花になりつつある。

ある鰻料理専門店を例に取り!~、
10年前と現在の蒲焼定食の値段を比較すると!・・・

定食屋『やよい軒』が蒲焼定食の販売を始めたが!〜、
   肝心の鰻がここ8年間で激減しているのが原因で、
         量が減る&価格が上がるのダブルパンチ!・・・





まずは、2010年の
  様子を御覧ください!〜、
土用丑の日祭りと称して850円が690円に値引きされている!・・・





出てきた鰻は!〜、
かなり食べごたえがありそう!・・・
『やよい軒』はおかわり自由なのでコストパフォーマンスはかなり良い!・・・



続いてこちらは2018年の最新の写真!〜、
1,280円の鰻の蒲焼定食。
もはや驚くほどの違い。こんなに小さな切れ端で千円超えとは…悲しくなる!。





netgeek編集部はさすがに何かの間違いかと思って何度も調べたが、同じ店の同じ商品で間違いなし。
SNSでは『やよい軒』の鰻を食べたと多くの人が写真をアップしているが、…どう見てもすかすかだ。




公式HPの写真!〜、これで1,280円もしてしまうのか…
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より量が多い「特うなぎの蒲焼定食」は1,590円!〜、2010年はこの量が850円(セールで690円)だったのに!・・・


        過去8年間で一体何が起きたのだろうか?!〜、
✦ 物価が上がった!・・・
✦ 鰻の値段が高騰した!・・・
✦ 『やよい軒』の経営が悪化した!・・・
 様々な可能性が頭に浮かぶが、…『やよい軒』は『ほっともっと』を全国展開する株式会社プレナスが経営している。

先ずは、『やよい軒』の親会社であるプレナスの株価の動き!〜、



過去10年の株価推移を見ると!~、
2010年より株価は高いが、最近は不調ということで、引き締めている可能性も
           否定は出来ない!・・・
過去十年間の株価の動きを(チャート)俯瞰すると、10年前より株価が高い!と言っても、… 2014年、2017年の高値(天井値)は典型的なダブルトップである事が分かる。
2018年7月11日、今年の最安値(1,584円)付けられ!、… まだ間ががあるが、2008年3月14日に付けた底値(1,041円)を割り込めば、プレナスの経営状態は可成り悪化している!と見ても差し支えないようです。

株価が一貫して下げ基調である今年は、なんとかして利益を上げよう!とした結果が値段とは釣り合わぬ見窄らしいメニュウーとなったのか?、いずれにしてもお客さんに与える影響は好ましくないでしょう。

うなぎはどこで食べるのがコストパフォーマンスがいいのだろうか?、
もう少し他社の情報が出揃ったらまた記事にしてみたいものです!・・・

私的で、然も65年近くも前の事であり、
           述べるのは躊躇われますが!〜、 

ブログ管理人は、子供頃(小学生)は故郷の栃木県・宇都宮市の郊外に流れている川(二級河川)に、… 当時は河川の汚染(農薬、科学洗剤)はなく、綺麗な水で数多く鰻の稚魚(シラスウナギ)が遡上しており、此の川に、夏休みは叔父と一緒に夜釣りに出かけ、蚊に襲われなが鰻釣りをしたものです。
 一晩に数匹の天然鰻を釣り上げ、釣果がゼロだった事は一度もありませんでした。
釣り上げた鰻を自分で捌き蒲焼にして、食卓に乗せました。鰻は買うものではなくて自分で捕獲するもの!と思っていた子供時代が懐かしく思い出されます。

鰻の値段が年々高騰しているのは!〜、
海に下り(マリアナ諸島と言われている)、産卵して親が育った日本の河川に戻って来る稚魚(シラスウナギ)が壊滅的に少なくなっているのが原因です!・・・
ウナギの稚魚の数が増えれば、自動的に成魚鰻がに値段が下がりますが、此れと言った解決策は未だにありません。

    2010年4月、独立行政法人「水産総合研究センター」が!〜、
     ウナギの完全養殖の実験に成功したと発表!・・・

『天然資源に依存しないウナギの生産に道を開く』のだと、この成果を「悲願」とまで表現していたのだが、いまだ完全養殖ウナギは市場に出回っていない。実用化に向けた研究は今、どこまで進んでいるのだろうか?

               「完全養殖」とは!〜、


✦ (1)受精卵を人工的にふ化!・・・
✦ (2)仔魚(しぎょ)から稚魚のシラスウナギを経て、成魚のウナギに育成!・・・
✦ (3)オスとメスから精子と卵を採取して人工授精!・・・
✦ (4)ふたたび受精卵を人工的にふ化、
  というサイクルを人工飼育で完結させることを意味する!・・・



しかし現在、完全養殖のウナギはまだ市場にでまわっていない!~、
       一体、どうなっているのだろうか?・・・・

✦ ウナギは卵から稚魚に育つまで半年から1年半もかかる!・・・
✦ ウナギの仔魚は水槽内に発生する細菌に弱い為、育てるには水槽を毎日交換しなければならない!・・・
✦  エサも、水槽の底に置くなど独特の手法で与えている!・・・

 ウナギについては世界のどこにも前例はなくまったく未知の世界」と説明。実用化の時期は、現時点ではわからない。

鰻の孵化に成功したからといって!〜、
簡単に養殖に結びつけるは間違っていたようです!・・・
いずれにしても、日本人の勤勉さ、職人気質、日の丸技術で、『鰻の完全養殖』の技術を確立して、土用の丑の日には収入の乏しい庶民に手頃な価格で蒲焼を提供できる時が来るでしょう!。待ち切れません!!!・・・


引用、参考記事:
【悲報】やよい軒のうなぎ、嘘みたいに激減

ウナギ完全養殖の実験成功から6年、いまだ市場に出回らない理由とは





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