2021年6月2日水曜日

トヨタ新型ミライ(FCV⇔水素自動車)はEV(電気自動車)の最大のライバルとなるか?

フルモデルチェンジが国内で好評を博している!〜、
 2代目トヨタ MIRAIに欧州仕様車が登場した!・・・
すでに北米仕様車がアメリカで好評を得ているが、大きく様変わりした新型に、英国でもきわめてポジティブな評価が寄せられている。


► プラットフォームを改め全面刷新:
 新型は初代から大幅な変化を遂げており!〜、
かなり大型化すると同時にス洗練された外観で好評を博している!・・・

オート・カー誌(5月4日)は!〜、
『間違いなく新型MIRAIを初代と混同することはないだろう』と断言している。
新型はトヨタが推進するTNGAのラインナップのうち、高級モデル向けのGA-Lプラットフォームを新たに採用した。さらに、『パワートレイン』の強化により出力が155psから182psに向上しており、… 『2代目というよりは、完全に新たな一台となった』と記事は評価する。

 註:パワートレイン:
エンジンで発生した回転エネルギーを効率よく駆動輪に伝えるための装置類の総称のこと。

 英テレグラフ紙は!〜、
本モデルに対し、満点の5つ星を与えている!・・・
気持ちよくドライブでき、なおかつ価格も水素自動車としては手頃に設定されている点が良好だという。先駆的な技術を搭載する水素自動車だけに、航続距離が向上した点も嬉しい。現在のところ水素ステーションは、イギリス国内に11ヶ所しか存在しない。それだけに、3つ目の水素燃料タンク搭載と燃費向上で航続距離を伸ばした2代目 MIRAIは、より頼り甲斐のある存在となりそうだ。先代よりも航続レンジが3割向上し、650キロを無補給で走破できる。

► 新奇性を捨て、より親しみやすく:
 2代目は親しみやすさが増したことでも評判だ!〜、
英デイリーメール系の投資情報サイト『ディス・イズ・マネー』は、
初代よりも落ち着きの出た新型 MIRAIを、良い意味で普通の自動車の
       ような水素自動車だと評している!・・・
先代はSF作品の世界から抜け出てきたような個性的なスタイルだったが、2代目は自然な美しさへと方針を転換した。

 同誌が試乗してみたところ!〜、
さすが燃料自動車というだけあって、走行は静寂そのものだったという!・・・
あまりに静かなため、トヨタは好みに応じて作動させられる『アクティブ・サウンド・コントロール』という機能を搭載した。
機能をオンにすると運転状況に応じた模擬的なエンジン音を発生し、走行の状況を
ドライバーに直観的に伝えるしくみだ。

 静音性では段違いのMIRAIだが、燃料補給が必要な場面では!〜、
ガソリン車と同じく手軽に済ませる事ができるようである!・・・
現時点では水素ステーションの数こそ限られているものの、ステーションさえ見つかれば、水素燃料の充填は5分程度で完了する。
まさにガソリンスタンドに立ち寄るような感覚であり、純粋なEVほど長時間の充電を必要としないのは大きなメリットだが、… ただし、燃料補給のコストも現状はガソリン車と同程度となっており、燃費ではEVに及ばない模様だ。
トヨタによると、再生エネルギーを促進するイギリス政府の政策により、今後10年間ほどで燃料価格は半分以下にまで下がる見込みだという。

 テレグラフ紙は結論として!〜、
 水素を充填する場所の問題さえなければ、
      MIRAIはすぐにヒットするだろう!・・・
 間違いなく、燃料電池車は最終目標に到着し、
   今はただこの為のインフラが必要だ!と述べている!・・・

► ライバルはテスラか?:
 新型MIRAIは新たに開発した高出力モーターを搭載!〜、
     0-100キロ加速を9秒にまで縮めた!・・・
初代比で0.6秒の短縮となる。最高速度は時速175キロとした。

 イギリスでの販売価格は!〜、
エントリーモデルのMIRAIデザインが4万4995ポンド
      (約693万円)となっている!・・・ 
英各誌はライバル車種として、純粋に価格で見ればテスラ モデルS、性能も含めた
      評価ではモデル3の名を挙げている。

 新型トヨタ MIRAIは、イギリス国内などですでに販売中だ。

参考文献:
【我々はこの車のためにインフラが必要だ」新型MIRAI、英紙が太鼓判】:

https://newsphere.jp/business/20210521-1/2/


世界の潮流は!〜、
こぞってEV(電気自動車)へと怒涛の如く流れている!・・・
日本企業と言えなくなったホンダは全て生産する車を電気自動車にする!と発表したばかり。
この潮流の中でトヨタはFCV(水素自動車)に
     社運を賭けている!〜、
天晴な心意気!と称賛の言葉を贈らざるを得ません!・・・

勿論トヨタはEVの生産も視野に入れており、要のバッテーリー開発も急ピッチですすめている。
トヨタとパナソニックの新会社がリチウムイオン電池の生産体制を強化したばかりである。
加えて従来から全固体電池の開発、実用化を急いでいる。

水素自動車、電気自動車の両輪で今後も自動車産業界のリダーとしてトヨタは輝き続けるでしょう。

水素自動車は緊急(自然災害)事態が発生した時にポータブル発電所の働きもする。くわえて水が副産物として生まれる。
これを考慮して簡単にプラグインで電力を、水を取り出す設計を視野に入れるべきでしょう。




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