英国民は早くも大混乱…ついには“ロンドン独立論” トランプ氏にも余波直撃
ZakZak(2016.06.27)
EU離脱の反対デモに参加する人々。ついにはロンドン独立論まで飛び出した
☛ ☛ ☛
英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利したことが波紋を広げている。残留派が多数を占めたロンドンでは、英国からの独立を求める動きが加速し、投票のやり直しを求める署名も320万人を超えた。英国民は早くも不安に襲われている。
国民投票で投票者の6割が残留に投じたロンドンでは、離脱反対デモも行われた。さらにインターネット上では首都ロンドンの独立を求める署名活動が展開され、25日夜までに約15万の署名が集まった。署名ではロンドンのカーン市長に独立を宣言させて、ロンドンのEU加盟を求めている。
カーン氏は残留派の一員として活動し、投票結果が明らかになった後もEUの単一市場から離れるべきではないとの立場を示し、「私は今もEUに残留したほうがいいと信じている」と声明を出している。
英下院の請願サイトに殺到している投票のやり直しを求める署名は26日午後までに320万人を超えた。請願は投票前から出され、投票率が75%未満で、多数だった方の得票率が60%未満だった場合、やり直しを求めるとの内容。実際の投票率は約72%、離脱支持は約52%だった。
いずれも実現可能性はほとんどないが、僅差の結果だったことで、EU残留派の反発が強まっている。
英国のEU離脱ショックは、海の向こうにも波及しているのか、米国民も冷静さを取り戻しつつあるようだ。
米大統領選をめぐる世論調査では、民主党のクリントン前国務長官の支持率が51%に上昇し、共和党の実業家、トランプ氏は39%に下落したと米紙ワシントン・ポスト電子版が26日伝えた。5月の前回調査では、クリントン氏44%、トランプ氏は46%だった。
フロリダで12日起きた銃乱射事件を受け、トランプ氏はイスラム教徒の入国禁止を訴え、クリントン氏は銃規制強化を主張。この対応について、クリントン氏支持が46%に対し、トランプ氏支持は28%にとどまった。
ブログ管理人考:
産経新聞はときおり?符が着く記事を流しますが〜、
◼︎【英国民は早くも大混乱…ついには“ロンドン独立論” トランプ氏にも余波直撃】、この記事は?符が付く記事の範疇に入るようです!。
勿論、此れはブログ管理人の『独善的なレベル張り!』ですので悪しからず。
産経新聞の記事はセンセーショナルな見出しで!〜、
恰も、今回の国民投票で英国のEU離脱が決定し、・・・齎された混迷、混乱の中でロンドン独立の動きが芽生えた様に記事を書いていますが、何もロンドン独立の動きはEU離脱とは全く関係なく2年前から顕著です。
以下の2年前のウイーク・ビジネス紙記事の中で既にロンドン独立の動きが書かれています。
◼︎【Could London declare independence?】:
THE WEEK Business(Sep 12, 2014)
1 in 5 Londoners would vote for independence and a city-state might even benefit the rest of the UK
According to a recent survey, one in five Londoners would vote for London to become independent from the rest of the UK, with support strongest among young people.
With such regional disparities in wealth across the UK, "the reality is that London is a separate country," writes the Guardian's Larry Elliot. "Perhaps we should make it official".
An American working in the capital's financial district once described London as "a first-rate city with a second-rate country attached," so with less than a week to go until Scotland decides, could an independence movement be brewing further south?
都市国家としての恩恵を英国から受けられる事を期待して、・・・1/5のロンドンっ子は独立を望んでいる。 最新の調査では5人に1人は!〜、ロンドン市が英国からの独立に投票するとの結果がでたが、特に若者は圧倒的に独立賛成である。
英国での富の地域格差が拡大するに連れて、・・・❝現実には、ロンドンは別の国である、独立運動を公式な物にするべき!❞ とガーディアン紙のラリー・エリオット氏は記事に書き込んだ!。
ロンドンの首都と言われる金融街で職に就いている米国人は、・・・❝ロンドンは二流国(英国)がぶら下がっているファーストクラスの都市!❞であり、・・・スコットランド国民投票《独立の可否》が2周間に迫っている今、独立運動は南下(ロンドン)するのか!?と。
此れは2年前にスコットランドが、独立の是非を巡って国民投票した時の記事です。