2013年5月31日金曜日

6月7日に習近平国家主席が訪米。サイバー攻撃問題は表面上の主要議題に過ぎない



 中国の習近平国家主席は米国を訪問し、オバマ大統領と首脳会談を行う。日程は6月7日~8日の2日間。習氏は副主席時代に米国を訪問しオバマ氏と会談しているが、国家主席に就任してからは初めての会談となる。両氏は北朝鮮問題やサイバー攻撃などについて協議する。
 米中首脳会談に先立ち、ホワイトハウスのドニロン補佐官(国家安全保障担当)は5月26日にに北京を訪れており、習氏と会談したほか(写真)、政府高官らと事前の協議を行った。
 オバマ氏は今回の首脳会談の場所として、ワシントンではなく、カリフォルニア州南部のサニーランドと呼ばれるリゾート地を選んだ。
 くつろいだ雰囲気を演出し、形式的ではない突っ込んだ議論を行うことが狙いと考えられる。
 表面的には、北朝鮮問題と中国によるサイバー攻撃問題が首脳会談における主要議題になると思われる。北朝鮮に対しては、双方が連携して対処していくことを確認し、サイバー攻撃については米側が懸念を表明する可能性が高い。米側の主張に対して中国がどのような発言をするのかに注目が集まっている。
 だが表面的な話題とは別に、米中が本当に交渉したいのは、アジア太平洋地域の安全保障の枠組みについてである。
米国は中東に軸足を置いていた従来の安全保障政策を見直し、アジア太平洋地域に軍事力をシフトする、いわゆる「リバランス戦略」を進めている。アジア太平洋地域に軍事力をシフトするといっても、中国を敵国とみなし完全包囲する戦略ではない。米国にとって中国は敵国ではなく交渉相手である。
 また中国も米国と全面的に争うつもりはなく、沿岸地域(尖閣諸島などを含む)の海洋権益の維持が主な狙いである。このため、米中両国は、双方の覇権の線引きをどこにするのかという交渉が必要となっている。
 すでに米中両国は、アジア太平洋地域における両国の軍事バランスに関するロードマップ策定に乗り出している(本誌記事「デンプシー米統合参謀本部議長が習近平と会談。米中のアジア戦略交渉がスタート?」参照)。今回の首脳会談ではこのロードマップに関する交渉も行われる可能性が高い。首脳会談終了後、両氏からこの問題に関する何らかの発言があるのかに注目が集まっている。

                                             
筆者考

さて、さて!~、6月7日に習近平国家主席が訪米で何が出るか?・・・鬼か蛇か?、不安であるが興味は尽きない。

習近平国家主席の訪米は過去の支那の最高指導者のものよりは、ある面では歴史的には最重要な位置に置かれると予想される。
オバマ大統領は支那を最重要と位置づけ、続くケリー国務長官は全く日本は眼中になく、オバマ大統領とはピッタリ!と息があい、米中接近を試みている。この二人は日本国に取っては災いを齎す疫病神と言っても決して過言ではない!と筆者は思う。


✦【オバマ大統領は今回の首脳会談の場所として、ワシントンではなく、カリフォルニア州南部のサニーランドと呼ばれるリゾート地を選んだ。くつろいだ雰囲気を演出し、形式的ではない突っ込んだ議論を行うことが狙いと考えられる】・・・

これは何を意味しているのか?・・・形式的ではなくて、個人の感情を先行させた会談となるか?、オバマ大統領は支那人の性癖を知らぬのか?、寛いだ雰囲気を演出は建設的な議論展開には成らず、中華思想が習近平国家主席の全身から発散されて一方的な議論に終始する事は想像に難くない。
オバ大統領とケリー長官の支那に対する「最重要視姿勢」は既に全世界に駆け巡っており、各国に大きな影響を与え!・・・ドイツ、豪州、隣国のカナダなどは追随(支那を最重要国)しており、特に豪州首相の「支那の台頭は脅威ではない!」の先日の声明は東、南支那海で領土問題で支那の野望の脅威に晒されている日本国、東南アジアの国々に衝撃を与えた。

オバマ大統領は親(媚)支那のケリー国務長官を任命した事で、米中接近を促進する事を世界に告げ、単なる支那に対する配慮ではない意志を示し、CSIC(米戦略国際問題研究所)の
所長、理事長、理事の幹部クラスを総動員して日本国を追い詰めている!。
✦【米国は中東に軸足を置いていた従来の安全保障政策を見直し、アジア太平洋地域に軍事力をシフトする、いわゆる「リバランス戦略」を進めている。アジア太平洋地域に軍事力をシフトするといっても、中国を敵国とみなし完全包囲する戦略ではない。米国にとって中国は敵国ではなく交渉相手である。
 また中国も米国と全面的に争うつもりはなく、沿岸地域(尖閣諸島などを含む)の海洋権益の維持が主な狙いである。このため、米中両国は、双方の覇権の線引きをどこにするのかという交渉が必要となっている。】・・・敵国ではなくて交渉相手とは、流石に香ばしい香り(ユダヤ系)がする人物がを牛耳っているCSISを最大限に活用してアジア諸国の指導者を誘導して米国のアジアの権益を確保が最大の狙いとは、まるで米国と支那は、他のアジアの国を獲物としか見ておらず猟師の立場で両国とも交渉する気とは言葉がない。

※双方の覇権の線引きを、日本、東南アジアの意を汲む事無く交渉されては堪った物ではない!!!・・・
オバマ大統領と習近平国家主席の特別に配慮され寛いだ雰囲気の中で進行する会談では!・・・尖閣諸島の権益を習近平国家主席は主張する事は容易に予想できるが、オバマ大統領に米国は手出しはするな!強要(ダメ押し)する可能性は否定は出来ず、その時、オバマの反応は如何に?
不安が募るオバマ米国大統領と習近平国家主席の首脳会談です。

参考記事

✦米国防費削減、アジアへのリバランス政策に影響 http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324082304578462213192642522.html

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