2013年5月30日木曜日

「日本、歴史紛争たびたび起こせば米支援失うことに」…米外交安保シンクタンクCSIS所長(1)

2013年05月28日17時36分 
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]

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ジョン・ハムリ所長
  「日本の安倍晋三首相が“731”訓練機に搭乗したのは全面的に“悪名高い(notorious)”ことだ。日本がたびたび歴史問題を引き起こせばアジア諸国が反発し米国の政治的支援も失う可能性がある」。米国の世界的外交安保シンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)のジョン・ハムリ所長(John Hamre、63)が21日、中央SUNDAYとのインタビューで日本の歴史わい曲について強く批判した。ハムリ所長は「日本は尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題などで国際社会の支援が必要だが、歴史問題を起こし続けていればそうした助けを受けることができなくなるだろう」と強調した。彼は「韓米同盟は、北朝鮮がなくなっても韓国の強力な独立と米国の安保のために必ず必要だ」として韓米同盟を“永久同盟”にしていかなければならないと提案した。 

  ハムリ所長は21日、中央日報とCSISが共同主催した『金正恩(キム・ジョンウン)の賭けと韓半島の危機状況』セミナーで演説したのに続き、23日は青瓦台(チョンワデ、大統領府)で朴槿恵(パク・クネ) 大統領を表敬訪問し24日にソウルを離れた。 

  --韓米首脳会談をどのように評価するか。
  
「とても成功した。就任3カ月にもならない朴大統領を米国の上下院が合同演説に招待したことに驚いた。非常にまれなことだ。北朝鮮の威嚇が高まっていた時で今回の会談は必ずうまくいかなければならなかったのだが、結果を見れば本当にうまくいった。朴大統領とオバマ大統領が個人的にも良い縁を結んだと聞いた。これもまた意味のある結果だ」。 

  --だが韓米原子力協力協定の改正問題については両首脳が異なる見解を解消できないようだ。 

  「そのとおりだ。双方は長期的な解決方法を見出すことができず交渉を2年延長した。だが私が見るに2年をさらに延長してオバマ大統領退任時まで交渉が続くだろう。それでも結論が出るのか疑問だ。それだけ大変(tough)な交渉が続いている。オバマは地球的レベルで、朴大統領は韓国レベルでこの問題を見ているためだ。双方がともに変わることで解決方法を見出すだろう」。 
 --米国が日本には核濃縮・再処理の権利を与えながらなぜ韓国にはそのようにできないのかとの指摘がある。
  
「私は日本にそのような権利が与えられたことを反対しない。日本が(米国の)非拡散政策の強固なパートナーだったためだ。韓国はそうではなかった。韓国は核拡散禁止条約(NPT)加入国としての誠実さを見せた。しかしそれだけでは不足だ。非拡散で世界的リーダーにならなければならない。日本はその役割をしてきた。(韓国が非拡散リーダーになるには何をしなければならないのか?)例えば韓国が米国施設を利用して濃縮活動をすることだ。私が韓国の議員に会ってこういう提案をしたところ彼らは『なぜ韓国で濃縮してはいけないのか』と反問した。今、核エネルギー開発の中心は米・欧州からアジア・中東に移った。こういう変化をした世の中では単純に非拡散を遵守する線から抜け出して、闘士にならなければならない。韓国は今まで国際社会で良い市民だった。しかし大きく伸張した国力を考えれば、これからはリーダーにならなければならない」。 

  --朴大統領の“韓半島信頼プロセス”は、北朝鮮に対し圧迫と対話を並行できるということだ。同意するか。 

  「もちろんだ。米国も旧ソ連にそのような政策を60年間とってきた。緊張関係だったが対話もした。金大中(キム・デジュン)元大統領は北朝鮮にとても融和的であったし、李明博(イ・ミョンバク)前大統領はとても強硬だったので、朴大統領は新しい道を探さなければならないというのが韓国人の考えであるようだ。私も北朝鮮が本当に変わるならば包容することができるという朴大統領の立場に同意する。北朝鮮と対峙だけしていても問題を解消することはできない。しかし北朝鮮の態度を検証するプロセスが必要だ。それが朴大統領のしようとしていることだ」。(中央SANDAY324号)

「日本、歴史紛争たびたび起こせば米支援失うことに」…米外交安保シンクタンクCSIS所長(2)
                                                          

筆者考:

✦CSIS(外交安保シンクタンク戦略国際問題研究所)の概要:

米戦略国際問題研究所(CSIS)は米ワシントンDCにある超党派のシンクタンクです。外交・安全保障分野を中心に重要な政策提言を米政府に対して数多く行い、米政府の政策形成に大きな影響力をもつシンクタンクとして世界的に有名です。日本経済新聞社とは毎年秋のシンポジウム開催を通じて協力関係を築いています。
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 CSISは1962年の発足以来、歴代の米政権に外交・安全保障を中心とする様々な政策提言を実施してきました。キッシンジャー元国務長官、ブレジンスキー元大統領補佐官など政府の元高官を顧問や理事に迎え入れる一方、研究員などから数多くの人材を時の政権に送り込んでいます。現在、200人を超えるスタッフが常勤しているほか、全米に専門学者のネットワークを築き、バーチャルシンクタンク方式で研究・提言活動も推進。日米関係では日本部(Japan Chair)を設置し、二国間関係の強化や日米同盟のグローバルな役割の拡大に向けて研究を続けている。
日経CSICバーチャル・シンクタンク引用


✦2000年、CSIS最高責任者に元国防副長官の「ジョン・J・ヘイムリ氏」が就任し現在に至る
         
ジョン・J・ヘイムリ(John J. Hamre, 1950年7月3日 - )は、国際問題研究の専門家である。元ワシントンの官僚であり、2000年4月からはシンク・タンク「戦略国際問題研究所」の社長兼CEOの地位にある。

母校・・・サウスダコタ州スー・フォールズのオーガスターナ大学から、政治学と経済の学士号を取得した(1972年)。その翌年、ハーヴァード神学校のロックフェラー特別研究員となった。1978年、ジョンズ・ホプキンズ大学のポール・H・ニッツェ高等国際問題研究大学院から博士号を取得した。

1993年から1997年まで、ビル・クリントン大統領政権下で国防次官(経理担当)を務めた。1997年、国防副長官に就任し、1999年まで在職した。

若い頃の写真のようで、記事に掲載されている写真とは別人に思える。

✦1999年、CSIS理事長に元上院議員で上院軍事委員会の民主党重鎮「サム・ナン氏」が就任。

サミュエル・オーガスタス・ナン・ジュニア (Samuel Augustus Nunn, Jr., 1938年9月8日 - ) は、アメリカ合衆国の政治家、法律家。現在は核脅威イニシアティブ (Nuclear Threat Initiative, NTI) の共同議長および最高経営責任者を務める。

母校・・・1956年、ジョージア工科大学に入学する。同校ではファイ・デルタ・シータに加わった。翌年エモリー大学に転籍し、1960年に学位を授与された。1962年にはエモリー大学法科学校からの学位を受ける。

1972年から97年まで民主党のジョージア州選出上院議員として24年間職を務める。2004年アメリカ合衆国大統領選挙ではジョン・ケリーの伴走候補者に名前が上った。現在はバラク・オバマ大統領の非公式アドバイザーでもある。

                        ウイキペディア引用

✦日本人では小泉進次郎や、浜田和幸、渡部恒雄などが一時籍を置いていた。
仰々しく(米国知識人階級)超党派で保守系のシンクタンクと喧伝されているが・・・組織の正確な『人員/構成/運営資金/予算』なども民間組織(会社)でありながら詳細は発表されておらずキナ臭さを発散させている。 国際的な洗脳工作機関(CIAに匹敵する)ではないか?と思える節がある。
所長、理事長、理事陣営、研究員などの顔ぶれを眺めると保守の臭いなどを嗅ぐ事は出来ぬ。

★CSIS日本支部渡部恒雄は現在CIAエージェントであった笹川良一の笹川財団(現日本財団)が設立したCSIS日本支部である東京財団の主席研究員などと、巷間に伝わっている))、全く雲を掴む話で調べようとてしても掴み処がない。
米戦略国際問題研究所(CSIS)の最高責任者のジョン・J・ヘイムリ氏や理事長のサミュエル・オーガスタス・ナン・ジュニア氏が組織を牛耳り、・・・然もジョン・ヘイムリ氏は狂気の如く日本バッシングに血道を上げたビル・クリントン政権したで国防次官、国防副長官に就任たのでは、日本に対して事実にそぐわない事を平気で言うのは当然です。何せテレビの前でセックス・スキャンダル(モニカ・ルインスキー嬢)の件で堂々と世紀の大嘘を吐いた男の下で働いていたのでは恥知らずの言動は自然体と言えるでしょう。

サミュエル・オーガスタス・ナン・ジュニアCSIS理事長も民主党の重鎮として活躍した経験を生かして、現在はバラク・オバマ大統領の非公式アドバイザーとし✦『アジア、特にアジア政策には鈍痴である、オバマ大統領・ケリー国務長官のコンビに明後日でトンチンカン(己の感情移入)な知恵をつけているは、想像に難くない!】

【理事陣営】・・・数多の元米政府の高官の顔が並ぶ!

ヘンリー・キッシンジャー(Henry Kissinger) /ズビグネフ・カジミエシュ・ブレジンスキー(Zbigniew Kazimierz Brzeziński)/ウィリアム・コーヘン(William Cohen/ジョージ・アギュロス(George Argyros/ブレント・スコークロフト(Brent Scowcroft

ざっと眺めても香ばしい(ユダヤ系)の人物が顔を並べ、然も民主党との繋がりが深い、これでは日本国に対して冷淡な姿勢を見せるは当然だ!と言える。

CSIS最高責任者のジョン・J・ヘイムリの歴史的な暴言!・・・

★【「日本は尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題などで国際社会の支援が必要だが、歴史問題を起こし続けていればそうした助けを受けることができなくなるだろう」と強調した。彼は「韓米同盟は、北朝鮮がなくなっても韓国の強力な独立と米国の安保のために必ず必要だ」として韓米同盟を“永久同盟”にしていかなければならない!】・・・これは世紀の暴言(愚言)であり、歴史上に特筆される、穿った見方をすれば、戦前、日本国を開戦へと導いた※「ハルノート」の再現ではないか!と思えて仕舞う、筆者は妄想狂なのか?。

仮にも同盟国にたいして投げ付ける言葉ではなく、断じて許される物ではない!。

ジョン・J・ヘイムリ氏の南朝鮮大統領パク・クネの持ち上げ方は異常(媚態)としか思えぬ!・・・パク・クネの訪米ではオバマ大統領や議会で氏が夢見るが如くに語ったように歓待された報道はされず、それ処か随行した報道官のセックス・スキャンダルで世界に恥をさらした印象が強かった。
今回のヘイムリ氏の日本国に投げ付けた歴史的な暴言は日本国、民を大きく傷つけ、日米関係(同盟)を毀損した!と言えるでしょう。
日本国が歴史を捏造している!と断言して、まるで特アのスポークスマン的な役割を見事に果たしたヘイムリ氏は、己が束ねるCSISの尊厳、威厳を自ら地に落とした!。

日米同盟に亀裂が走り始めた現状の日本国が今後に選択する道!・・・この鍵を握っているのロシアだ!と筆者は推測せざるを得ない。
米中韓!、日本国抜きで東アジアを動かそうとする姦策に米国が嵌まり、狙い通りに米中接近が実現すると、日本は同じ東アジアの隣国のロシアと同盟を結び、経済協力を推し進め米国を牽制せざるを得ない。必要ならなら有事の際(支那との)ロシアとの核リース契約を実現させる。
筆者の父は旧ソの日本兵捕虜収容所で強制労働と粗末な食事で体力を消耗して憤死し、ロシア人は蛇蝎の如きに嫌悪しているが、・・・日本国が米中接近で存続の危機に直面した場合は悪魔とでも手を結んで国を守ることは厭わない。

今回のCSIS所長ヘイムリ氏の暴言で図らずも日本国に、特に安倍政権に圧力(TPP、歴史問題)をかけている黒幕(香ばしいグループ)が誰か?が白日の下に晒されたようです。

安倍首相の心中は如何に?・・・・。

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