2013年7月17日水曜日

子宮頸がんワクチンで有名なグラクソが、中国で大規模な贈賄事件

 中国の公安当局は7月15日、英国の大手製薬会社グラクソ・スミスクラインが、政府高官や医師に多額の賄賂を贈り、不正に薬価をつり上げていたと公表した。すでに先月末に同社の中国人社員4人を拘束しているという。
 公安当局によれば、同社は旅行代理店を通じて医師や政府高官に賄賂を贈っていたという。同社が医師などを招いた学術会議を各地で招集し、旅行代理店に経費を水増しして発注。旅行代理店は会議に参加した医師や政府高官に賄賂を配っていたという。
 こうした接待旅行と贈賄を専門に行うための実態のない旅行会社が多数設立されており、贈賄に使われた金額は過去5年間で数億ドルにのぼるといわれる。これは同社の売上げの2割にも達する金額だ。中国で販売される同社の薬の価格は原価の10倍を超えているという。
同社は世界的な製薬会社の1社だが、このところ各地でトラブルを起こしている。同社の米国法人は2012年7月、抗うつ剤の処方をめぐって、当局が許可していない使用法を宣伝したり、糖尿病薬のデータを一部改ざんしていたとして合計2400億円の罰金を科されている。
 また2013年6月には、同社の子宮頸がんワクチンであるサーバリックスに重篤な副作用が報告されたとして、日本の厚生労働省が接種の呼びかけを一時中止する事態となっている(本誌記事「副作用続出で子宮頸がんワクチンの推奨中止へ。なぜ拙速にことは進められたか?」参照。
 新薬の開発には多額の投資が必要なだけでなく、失敗する可能性も高く製薬会社にとっては頭痛の種となっている。多額の投資を回収するため、製薬会社はひとたび開発に成功すると、その製品を強引に販売してしまいがちだ。
 製薬会社のこうした体質は以前から指摘されているが、患者の側にも新薬に対する強いニーズがあり、根本的な解決策は見いだされていない。特に中国は賄賂が横行する商習慣であることや、現代的な医療制度を導入してからあまり時間が経っていないこともあり、こうした事件が起こりやすい体質にあるといえる。


                                      

筆者考:

グラクソスミスクライン・ピーエルシー
GlaxoSmithKline plc


 グラクソ・スミスクライン本社

種類 public limited company
(英会社法に基づく公開株式会社)
市場情報
LSE GSK
NYSE GSK
略称 GSK


● 本社所在地・・・イギリスの旗 イギリスミドルセックス州ブレントフォード、グレート・ウエスト・ロード 980
● 設立 ・・・1999年12月6日

● 業種 ・・・化学

● 事業内容 ・・・医療用医薬品および一般医療関連製品の創造、発見、開発、製造および販売

● 代表者・・・ en:Andrew Witty (CEO) en:Chris Gent (Chairman)

● 資本金・・・ 8,032 Million Pound(2011年12月31日時点)

● 売上高・・・ 連結: 27,387 Million Pound(2011年12月期)

● 営業利益 ・・・ 連結:7,807 Million Pound(2011年12月期)

● 純利益・・・ 連結:5,458 Million Pound(2011年12月期)

● 純資産・・・ 連結:8,827 Million Pound(2011年12月末時点)

● 総資産・・・ 連結:41,080 Million Pound(2011年12月末時点)

● 従業員数・・・ 97,389人(2011年12月末時点)

● 決算期・・・ 12月末日

● 主要株主 ・・・リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメント・リミテッド 5.29%
バークレイズ・ピーエルシー 3.63%(2008年2月22日現在)

       
            Sir Andrew Witty



Born(生年月日)・・・ August 22, 1964

Occupation(職業)・・・CEO, GlaxoSmithKline(ラクソ・スミスクライン株式会社会長)/Chancellor, University of Nottingham (2013)(ノッティンガム大学学長)

Salary(年収)・・・GB£948,000[1]

Spouse(s)(配偶者) Caroline M. Witty )キャロライン・M・ウイッティ)

Children(子供)・・・2人




製薬大手の英グラクソスミスクラインの日本法人
略称 GSK
本社所在地 日本の旗 日本
〒151-8566
東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 GSKビル
設立 1953年(昭和28年)8月18日
代表者 フィリップ・フォシェ

(代表取締役社長)
売上高 2,191億9,000万円(2007年度)
従業員数 約3,200人

主要株主 グラクソ・スミスクライン・グループ 100%

以上がグラクソ・スミスクライン社の概要です。

グラクソ・スミスクライン社は今回の支那での贈賄事件だけではなくて世界各国で不祥事件を起こしており、加えて子宮頸がんワクチンは副作用で多くの若い女性達が苦しめられている。
 日本国政府もやっと!、重い腰を上げて日本の厚生労働省が接種の呼びかけを一時中止する事態となっている。

支那で贈賄に使われた金額は過去5年間で数億ドルにのぼるといわれる。これは同社の売上げの2割にも達する金額だ。中国で販売される同社の薬の価格は原価の10倍を超えているという】・・・5年間で数億ドルを賄賂に使うとは、驚きです。
 昔から日本でも 薬は丸儲け(利潤が大)で薬九層倍や揶揄されていたが、現今は
 厚生労働省の監視が厳しく適正価格とは言えませんが、それに近いものになっている!と筆者は推測するが、果たして?。

何れにしても、GSKグラクソ・スミスクラインの不祥事は支那での発生数が突出しており!、・・・
GSK中国法人の支那人社員が支那人特有の性癖を抑えられず、当局の共産党幹部に賄賂攻勢をかけたのでしょう。
現在の処は拘束されているのはGSK中国法人の支那人幹部だけです。

日本でも子宮頸がんワクチンの副作用を指摘する声が大であるにも拘わらず★【国会で子宮頸がんワクチンを定期接種化する予防接種法改正案が2013年3月29日に可決『*投票結果:賛成230、反対1(はた ともこ)、無記名4(山谷えり子・西田昌司・水戸将史・川田龍平)』】・・・多くの方々の反対や懇願も無視され、期待していた安倍第2次内閣も結局は既得権の甘い蜜に群がる、医師会、官僚、政治屋の強大な力には為す術もなかった!言えて、此れでは支那共産党の役人と遜色がなく暗澹たる思いです

 その後、副作用の被害者が増加することで、厚生労働省はやっと!、重い腰を上げて接種の呼びかけを一時中止した事は救いですが。


【関連記事】

 英製薬大手グラクソ・スミスクラインに罰金2400億円…米で過去最高額
 予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

 豚の背後に暗躍する狐と狸?
 http://blog.goo.ne.jp/photon1122/e/9901fea1377664e3fa30ff05e9486ef1

 中国で実施の前臨床試験データ改ざんで中国R&Dヘッド解雇

● 世界第4位の英製薬グラクソ・スミスクライン/中国 贈収賄で値上げ GSK

 日本の国会で子宮頸がんワクチンを定期接種化する予防接種法改正案可決
http://truth-will-out.jimdo.com/2013/03/31/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E3%81%A7%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%92%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E6%8E%A5%E7%A8%AE%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%88%E9%98%B2%E6%8E%A5%E7%A8%AE%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3%E6%A1%88%E5%8F%AF%E6%B1%BA/

● 副作用続出で子宮頸がんワクチンの推奨中止へ。なぜ拙速に事は進められたのか?http://news.kyokasho.biz/archives/13702



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