2013年7月27日土曜日

同盟強化で一致=尖閣、安保条約適用を確認-安倍首相と米副大統領





バイデン米副大統領(左)との会談で握手する安倍晋三首相=26日、シンガポール(代表撮影)

 【シンガポール時事】安倍晋三首相は26日、バイデン米副大統領とシンガポールのホテルで会談した。経済、安全保障両面でアジア太平洋地域の重要性が増す中、日米同盟を強化する必要があるとの認識で一致。バイデン氏は「アジア太平洋地域での日本の役割を重視している」と強調した。


 米ホワイトハウスによると、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中の対立に関し、バイデン氏は「同盟国としての責任を含む米国の立場を再確認する」と述べ、尖閣は日米安全保障条約の適用対象との立場を改めて示した。バイデン氏は、日中双方が緊張緩和に努めるべきだとも語った。

日本が交渉入りした環太平洋連携協定(TPP)について、首相は「経済面に加え、日米同盟や戦略的観点からも重要だ」と強調。バイデン氏は「TPPの成功を重視している」と述べた。 
 首相は、在沖縄海兵隊のグアム移転費の予算要求が米議会で却下されたことについて、「適切な予算確保と資金凍結解除が行われるよう働き掛けてほしい」と要請した。
 また、首相は、防衛大綱の見直しや日本版NSC(国家安全保障会議)の法案提出など、安倍政権が進める安保政策について説明。「日米同盟強化につながるもので、日米で緊密に意思疎通したい」と語った。(2013/07/26-17:54)


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筆者考:


            ジョー・バイデン                  Joseph Robinette Biden, Jr.               
      
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

US Vice President Seal.svg 第47代副大統領
任期: 2009年1月20日 –
元首: バラク・オバマ大統領
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Us senate seal.png 上院議員(デラウェア州選出)
任期: 1973年1月3日 – 2009年1月15日
出生: 1942年11月20日(70歳)
ペンシルベニア州スクラントン
政党: 民主党
配偶者: ネイリア・ハンター(1966-1972、死別)

ジル・トレーシー・ジェイコブズ(1977-)


【経歴】・・・

アイルランド系移民の子孫であり、ローマ・カトリック信徒アメリカ建国以来初のローマ・カトリック教徒の副大統領になると共に、初のデラウェア州出身の副大統領ともなった民主党中道派を代表する大物政治家上院議員としては当選回数7回・議員生活36年を誇ったベテラン上院議員時代には、司法委員長(1987年 - 1995年)や外交委員長(2001年 - 2003年,2007年 - 2009年1月3日,2009年1月3日 - 1月20日)を歴任し上院民主党の“重鎮”として重きをなした。

【外交】・・・

自身が最も得意とする外交分野においては、様々な発言や政策提言を行っている他、各国を訪問するなど行動派の一面も見せている。

【政治的な基本スタンス】・・・

国際自由主義(リベラル・インターナショナリズム)の信奉者であり、これは外交政策スタンスにも反映されている。上院においては、同じくリベラル・インターナショナリズムを掲げる共和党の重鎮、リチャード・ルーガー・ジェシー・ヘルムズ両上院議員(ヘルムズは故人)と投票行動を共にすることが多く、そのため時とて、彼の出身政党である民主党の方針に反することもしばしばあった。

【司法】・・・

司法政策にも精通している⇔司法委員会に連なる5つの小委員会にも在籍している。
✦ 犯罪および麻薬に関する小委員会
✦ 反トラスト競争政策および消費者権利に関する小委員会
✦ 人権および法に関する小委員会
✦ 入国管理・国境警備ならびに難民に関する小委員会

✦ テロ・技術ならびに国土安全保障に関する小委員会

バイデン副大統領は2013年7月18日、ジョージ・ワシントン大学での講演『米国のアジア・シフトに関する』をしましたが、オバマ政権の問題意識が覗え、・・・また中国に強い立場を採っているという意味で興味深いものでした。日本に対しては多くの国の後で、且つ日本を主語にした言及も日本単独で取り上げる言及もまったく無かった事は気掛かりです。

海洋における中国をめぐる問題についても、南シナ海の紛争はASEANを明言して擁護したのに対し、日本についてはあまり言及せず!、・・・・安倍政権樹立以降のオバマ政権の日本軽視あるいは無視の態度は、ちょうど自公政権が参議院選挙で勝利するであろうと言われた選挙中にもかかわらず、副大統領も同様であったことに懸念を抱かざるを得ません。

バイデン副大統領は日本軽視すると思われても仕方がない姿勢を講演で示しながら、急遽安倍首相の東南アジア訪問に合わせるようにして、バイデン氏はインドを訪問し、更に今回のシンガポールのホテルで安倍首相と会談して『同盟強化で一致=尖閣、安保条約適用を確認』の声明を出すとは意外でした。

インド訪問は支那に傾斜し過ぎている米経済構造の歪みの危険さをオバマ政権が察知して、今までインドを冷淡とも言える扱いで重要視はしていなかった米国歴代政権の負の遺産を清算する為の経済的な関係修復が目的とされているが、・・・真の狙いはインドが支那に次ぐ、亦は将来は支那経済を凌駕する可能性を秘めている事で、布石を打つ為のインド訪問だった!と筆者は洞察している。


インド訪問を表面に押し出してはいるが、バイデンの真の目的は、即ちオバマ大統領の意向は・・・日本国を経済的に隷属させるTPPを早急に参加(批准締結)させる事だ!と筆者は考察しています。

バイデン氏は「同盟国としての責任を含む米国の立場を再確認する」と述べ、尖閣は日米安全保障条約の適用対象との立場を改めて示した。バイデン氏は、日中双方が緊張緩和に努めるべきだとも語った。
 ハイデン氏に一言!・・・緊張緩和は日本ではなくて支那共産党に伝えるべき、“挑発しているのは一方的に支那である”と知れ!。

日本が交渉入りした環太平洋連携協定(TPP)について、首相は「経済面に加え、日米同盟や戦略的観点からも重要だ」と強調。バイデン氏は「TPPの成功を重視している」と述べた・・・結局は「同盟国としての責任を含む米国の立場を再確認する」の甘い人参で日本を喜ばせTPPの参加交渉を急きたてている!としか、筆者の目には映りません!。

筆者の目は曇っているのか?・・・何れ時が判定を下すでしょう!!!。


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