2024年1月15日月曜日

刃物で襲われた時‼… あなたはどう、身を守る❗・・・

刃物で強襲されたとき、生死を分けるのは『初動』。
極限の状況で取るべき行動は何か〜、
知らないか人の方が多いのではないだろうか!・・・

1月3日に山手線内で発生した殺傷事件は!〜、
  いつどこで起こるかわからない!・・・

自分や大切な人の命を守る為には!〜、
事前に身を守る知識を持っておくことが肝心!・・・
刃物から身を守る方法〛/〚犯人から逃げるときの注意点をこの記事で確認してほしい。
    (防犯コンサルタント 松丸俊彦)




➤  事件に巻き込まれない為の心構え!:

刃物で強襲された時の対処法や犯人と距離を取る方法は、…
 勿論、大事ですが不審者をいち早く見つけ、至近距離で事件
      直接巻き込まれないよう留意する!〛・・・

肝要なのは、周りに注意を配る、…当然の事と言えるが、
 スマートフォンを使ったり、イヤホンをして音を遮断していたり
 する人が多く散見できる。これでは、不審者に襲われた時に
      どうしても初動が遅れて仕舞う〛・・・

実際に、21年10月31日に京王線内で起きた殺傷事件の映像で、
  乗客が隣の車両から走って逃げてきているにもかかわらず、
 ヘッドホンをしていて逃げ遅れている人が映っていた。
 イヤホンをするにしても片耳は空けた状態にしたり、
 スマホをずっと眺めるのではなくて頻繁に顔を起こしたりする
 事で、… 初動への反速度を上げる事が可能である〛・・・

➤  不審な人物の見分かたか?:

第六感を使う(勘ばたらき)多くの人々は電車内などで
 『何かが変だ!』と感じる人と遭遇した事があると思います。
    そうした、言葉には表せない直感が非常に重要です。
  思い込みや差別に基づいた判断はせず、
   感覚的な意識が得られよう周囲に気を配る〛・・・

不審な人物を見つけた場合は、その人物を意識に留めて置き、
  可能であれば距離を取るようする。いつも乗るお気に入りの
 車両を諦めて、少し離れた車両に移るも良策である。
 この方法は、突然襲われた時だけではなく、ストーカーや痴漢と
 いった継続的な犯罪を防止することにもつながる。
 家や職場を出る時に違和感を感じた人物や普段見かけない車が
       あれば、それらを気に留めておく〛・・・

以上のこうした習慣を継続する事で日常に潜む違和感への感度を徐々に高める事ができるので、… 皆さんの生活にも是非とも取り入れてみてください。まずは日頃から被害を未然に防ぐための心の準備が肝心です。

➤  戦っては絶対に駄目‼:

普段から気を配っていても!〜、
殺傷事件に巻き込まれない可能性はゼロとは言えない!・・・
刃物を振りかざす人間に遭遇した時、どのような対応を取ればよいのだろうか!。最も大切なのは初動で、その後の結果が大きく変わる。

 警察官は至近距離から刃物で急襲された時の対処法の訓練を徹底的に初動の動きなが叩き込まれる。
犯人の刃物を叩く落とす事!。外出先では身につけているバッグや買い物袋などを使う。
交番では、机の上にメモ板が置いてある事が多いのでそれらが使える。

初動で最優先されるのは、相手の第一撃を防ぐ事です。
従ってし、ここでの叩くという動作は攻撃ではなく防御を目的としており、その際に、攻撃の軌道から自分の体を逸らのが重要!となる。
 凶器を叩きながら自分の体を犯人に対して閉じて正面を見せないようにできると攻撃を受ける確率を下げる事が出来る。

 相手の第一撃を交わしてもまた襲ってくる場合、基本的にはこの動きを繰り返すことになります。よほど武道の修練を積んでいる人でない限り、打突や投げで相手を制止しようとしないほうがいいでしょう。かえって危険!となる。

 いざとなったらタックルなどで相手を制止することも考えますが、一般の方は控えた方が無難である。
米国の国務省が出しているテロ対策では『ラン(Run)・ハイド(Hide)・ファイト(Fight)』という原則が掲げられている。
まず、走って逃げる、次に隠れて身の安全を確保する、そして、最終手段として戦うとしている。
 犯人検挙や正義の為に戦う事は、絶対に止めるべき‼・・・
飽く迄も、何もしなければ座して死を待つのみという状況に身が置かれた場合の為の戦いです。
欧州の国々では、『ファイト』を勘違いする人がいることを懸念して、『ラン・ハイド・テル(Tell)』と通報を呼びかけている。
 攻撃は推奨していない。まずは逃げることを考えてください。
つまり逃げるが勝ち!となる。

➤  犯人から『伏せろ』と言われたらどうする?:

犯人に遭遇した瞬間!〜、
     絶対に為してはならない事2つがある!・・・

1つ目は、声をあげることです。悲鳴は押し殺してください。
犯人のターゲットになりやすくなるからです。犯人を刺激することだけは絶対に避けてください。
例えば、こう着状態になったときに説得を試みることも犯人にとって刺激となる恐れがありますので、やめてください。
 逆に犯人からの指示には従ってください。
『床に伏せろ』と言われたら伏せてください。
指示に反抗して犯人にストレスをかけることは避けましょう。 

 監禁状態で犯人と人質との間に信頼関係が発生する現象をストックホルム症候群といいます。
 電車内ではあまり起きないと思いますが、監禁状態で人質になってしまったときは、ストックホルム症候群を積極的に起こすようにしましょう。生存確率を上げることができるからです。
 しかし、その際も自分から信頼関係を築こうとしてはいけません。犯人を怒らせる可能性があります。ひたすら犯人の言うことを聞き、話しかけられたときだけ話すようにしてください。
 2つ目は、背中を向けて逃げること。
目の前に刃物を持った人間がいて一目散に逃げ出したくなるのは理解できるが、… それでは犯人の攻撃からも目を逸らす事になる。
 背後から襲われると初動で最も重要な防御をする事が出来ない。
凶器による攻撃が届く範囲にいる場合は犯人のほうを見ながら、後ずさりしてください。常に犯人を視界に留めていてください。
 犯人の攻撃範囲から出て、距離を取る事ができて、なおかつ犯人が背中を見せたタイミングで逆方向に全速力で走ってください。

刃物を持った人間に遭遇する可能性はかなり低いと思われるが、…
いざという時に備えておかないと、適切な対応を取ることができず、命を落とすことに繋がる可能性を否定は出来ない。
犯人に遭遇しない為の予防と遭遇した場合の対処法を心に刻み、
自分の命を守る行動をとってください。

参考文献:
■【刃物を持った人間と遭遇したとき、生死を分ける「初動」とは?】:

       https://diamond.jp/articles/-/337017



                                          



    1月3日に山手線内で発生した殺傷事件:

           ⬇︎⬇︎⬇︎


東京都千代田区 のJR 秋葉原 駅の 山手線 内で3日深夜、複数の人が刃物で切りつけられた事件で、警視庁は3日、20代の女を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
 〚殺そうと思って人を傷つけたことに間違いありませんと話しているという。 
 万世橋 署によると、女は3日午後11時ごろ、走行中のJR山手線の車内で複数の乗客らを刃物で切りつけ、けがを負わ 疑いがある。

このような襲撃犯人に遭遇したときなどは、
参考記事に述べられているような対応は困難です。
直ぐに、可能なら他の車両に逃げ出すのが良さそうです!。

確かに第六感は日頃から磨いて置く必要がありますが、… 平穏な日々が続くと第六感も鈍くなって仕舞います。儘ならぬものです!。





0 件のコメント: