■【〈独自〉連続強盗に「ルフィ」名乗る指示役、
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2023/1/24 17:53配信:
全国で相次ぐ強盗事件を巡り、通信アプリ上で「ルフィ」と名乗る指示役の存在が浮上した。捜査関係者への取材で分かった。指示役は、交流サイト(SNS)で実行犯を募集。一定期間が過ぎると履歴が消去される「テレグラム」や通信が常に暗号化される「シグナル」という通信アプリを使って手口を指示していたことも確認された。強奪した金品に応じ「報酬」を分配する仕組みも明らかとなった。
ルフィと呼ばれる指示役の関与が疑われるのは、狛江事件と中野事件のほか、昨年10月の東京都稲城市の強盗事件、昨年11月の山口県岩国市の強盗未遂事件、昨年12月の広島市西区の強盗殺人未遂事件の少なくとも5事件。中野事件で逮捕された永田陸人容疑者もテレグラムを使用し、ルフィとやりとりしていたとみられる。中野事件で逮捕された別の男もSNSを通じ、高収入をうたう闇バイトから関与。計7人の中野事件の実行メンバー間の面識について「知らない」とも供述している。
一連の強盗で浮かぶ闇サイトの存在は、特殊詐欺での現金の受け取り役「受け子」の募集と重なり、警察当局は、今回の強盗事件も特殊詐欺の犯罪組織が実行犯を募っていた可能性もあるとみている。警視庁幹部は「特殊詐欺よりも手っ取り早く稼げる強盗にシフトしている可能性もある」とする。
防犯カメラに捉えられて、逮捕される「リスク」は特殊詐欺と強盗では大差はないとみられるが、狛江事件のような強盗殺人事件に発展した場合、死刑または無期懲役に問われる可能性もあり、強盗は格段にリスクが高まる。警視庁幹部は、「金が手に入りさえすれば実行犯がどうなってもいい使い捨てだ」と話した。
犯行グループは役割を細分化、さらに秘匿性の高い連絡手段を使うなど、指示役ら上層部には手が及ばないようにしているとみられており、警視庁調布署捜査本部はルフィの特定も急いでいる。
警視庁捜査担当関係者が!〜、
連続強盗に『ルフィ』名乗る指示役の
『ルフィ』の特定も急いでいる!・・・