2013年6月15日土曜日

超党派議員、米上院に「中国非難決議」を提出 尖閣などへの威圧行動問題視



オバマ米大統領(右)から侵略的野心にクギを刺された中国の習近平国家主席(ロイター)【拡大】
 中国が東シナ海や南シナ海で繰り返す威圧的な行動が周辺地域の「緊張を高めている」として、米上院外交委のメネンデス委員長(民主党)やルビオ上院議員(共和党)ら超党派3議員は13日までに、同院に非難決議案を提出した。また、オバマ大統領が米中首脳会談で、習近平国家主席に対し「同盟国である日本が中国から脅迫されることを、われわれは絶対に受け入れない」と、強い口調で警告していたことが分かった。

 注目の決議案は、中国の軍事挑発を非難し、対話による平和的な領有権問題の解決を促す内容。米議会としてオバマ大統領の対中姿勢を後押しする狙いがある。米上院は2011年にも南シナ海問題で、中国非難決議を全会一致で採択しており、今回も可決される可能性が高い。

 軍事挑発の具体例として、決議案では、今年1月の中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射や、4月の中国公船8隻による沖縄県・尖閣諸島の周辺領海への侵入、ベトナム調査船の探査ケーブル切断、フィリピンと領有権を争うスカボロー礁の封鎖-などを例示した。

 また、中国が尖閣諸島を「核心的利益」と位置づけ、周辺海域で軍事力を誇示するなど「一方的な手段」を取っていると批判している。
 一方、オバマ大統領の強い発言は、米中首脳会談2日目の8日朝、習主席と通訳だけを伴って散歩した際に出たという。

 これまでも、オバマ大統領が「中国側は、日本が米国の同盟国であることを認識する必要がある」「米国は、日本と日本の民主主義を完全に信頼している」といい、習主席に「戦略的自制が必要だ」と求めたことが明らかになっているが、さらに強い“恫喝”をしていたことになる。

 これに対し、習主席は「これまで自重してきている」「今後も自重していく」と応じたが、首脳会談終了後も、尖閣周辺海域への中国公船の侵入は続き、14日午前には日本領海内に中国の海洋監視船3隻が侵入した。

 中国への警戒を怠ってはならない。

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筆者考:

此れは朗報です!!!・・・。

オバマ大統領と習近平国家主席の会談の前は、種々の憶測(尖閣問題=日本側に不利)が飛び交い危惧の念を抱いていたが、取越し苦労だったことで一安心。

流石は上院議員で、ロビー活動の温床である米議会(下院)とは一線を画しているようで、何とも心強い。然し上院議員の非難決議案の提出は制裁条項が付帯しておらず、支那にとっては痛くも痒くもないだろうが、今後のロビー活動に影響!・・・、特に尖閣問題で公然と日本を追い詰める事が困難となるは必定です。

上院議員の中でも禁断の木の実(ロビー活動家が翳す甘い人参、金)にダボハゼの如く喰らい付く品性下劣な人物が存在するが!・・・下院議員ほどに汚染されている者は少ない。

記事では3人の上院議員と発表されているが、記されている議員は二人で、残りの一人が誰なのか、検索したが、発見できず仕舞いだった。

記事に明記されている二人の議員(ロバート・メネンデス委員長(民主党)、マルコ・ルビオ委員(共和党)の簡単な略歴を以下に記述致します。




マルコ・アントニオ・ルビオMarco Antonio Rubio

生年月日1971年5月28日(42歳)
出生地フロリダ州マイアミ
所属政党共和党
配偶者ジャネット・ドゥスデベス

父母はキューバからの亡命キューバ人で宗教はカトリック。ジャネット・ドゥスデベス夫人との間にアマンダ・ローレン、ダニエラ、アンソニー、ドミニクの4人の子供がいる。






ロバート・ボッブ・メネンデス(Robert "Bob" Menendez)


生年月日  1954年一月1日
出生地     ニューヨーク市・ニューヨーク州
所属政党 民主党

父母は1953年キューバからの亡命、父は大工、母は縫い子。
家族はニュージャージュー州に移り、ユニオン市で育つ。




偶然にも二人はキューバからの亡命(移民)者の子供です。両者とも南朝鮮系住民が跋扈する選挙区とは如何なる暗号なのか?、不思議です。

ロバート・メネンデスは知韓派として名を馳せているが、此れは選挙区に南朝鮮系の住民が多いためで、パラセイ市で慰安婦像が設置されたのもメネンデスの影響が大であったことは容易に想像が付く。
性奴隷!と機会ある毎に表現し「日本国を毀損する典型的なロビー活動!」に汚染されているメネンデス議員が今回超党派上院議員として支那の尖閣諸島近海での日本国への挑発を非難する決議案を提出したとは!・・・どういう風のふきまわしか?、興味深深である。

✦【「Senkaku」の表記で統一、「Diaoyu」見当たらず!】・・・

 なお、この決議文案は、日本側が主張する「Senkaku Islands」の表記で統一されており、中国側のが主張する「Diaoyu Islands」という表記は見当たらない。

共同通信によると、6月7日と8日に行われた米中首脳会談で、オバマ大統領は習近平国家主席に対して「米国の同盟国である日本が中国から脅迫されることをわれわれは絶対に受け入れない」とくぎを刺したとされる。決議案が採択されれば、大統領と議会とが足並みをそろえて中国をけん制する形になる。
 
ただし、米国を含めて決議案に対する各国メディアの関心は高くないようで、ほとんど報じられていない。中国との領土問題をかかえているフィリピンの大手民放局「ABS-CBN」が報じているのを確認できる程度だ(Jcastニュース)

http://www.j-cast.com/2013/06/14177333.html?p=1

✦【米外交委員長に上下院とも知韓派議員就任-メネンデス議員は慰安婦問題に熱心で日本非難も】・・・


米議会の上院外交委員長に、知韓派が就任した。 米国議会筋や外交筋などによると、オバマ政権で国務長官に就任するジョン・ケリー上院外交委員長の後任に、 ロバート・メネンデス上院議員(民主党・ニュージャージー州選出)が指名された。 

民主党で唯一のヒスパニック系上院議員でもあるメネンデス氏は、地元に韓国系が数多く居住しているため、韓国人社会の懸案や韓半島(朝鮮半島)問題に比較的関心が高いとされている。
昨年10月末に地元のニュージャージー州パリセイズパーク市にある慰安婦記念碑に反対する杭が立てられた際、 メネンデス議員は現場を訪れ「強い怒りを覚える。過ちを認めない国は完全な自由がない国だ」などと日本を強く非難した。 


知韓派で慰安婦問題で事ある毎に声を大にして日本国を非難するメネンデス議会外交委員長が支那に対して強烈な非難決議案を提出するとは!・・・如何に先の米支首脳会談で展開されたオバマ大統領と国家主席習近平の遣り取り、散策しながら側近(両国政府高官)を連れず通訳だけでかなり突っ込んだ議論を交わした事が浮かびあがる。

此れはオバマの作戦勝ちと言える!・・・側近がいなければ本音がぶつかりあうは当然で本音を出した後は力関係で会談は終わる。
米民主党内や政府高官に人(有能)がいる証しであり、此れは日本国にとっては信頼出来る人物といえ!・・・風向きが変わり、此れを察知した風見鳥議員達が風の吹くまま幟を立てた結果が米上院の支那への非難決議へと繋がったのだ!と筆者は勝手に独善的(楽観的)な解釈をしている。

日本国を毀損する支那、南朝鮮のロビー活動への警鐘と成る事を筆者は祈るばかりです。


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