2018年4月23日月曜日

『トランプ・安倍会談』に対する米専門家の評価!・・・


4月17~19日に米国を訪問した日本の安倍首相とトランプ米大統領による会談が終了した!〜、
 米専門家は米国でのトランプ・安倍会談をどのように
        評価しているのか?!・・・

専門家らは貿易戦争という状況下で!〜、
日米協力の展望と、北朝鮮を巡る問題解決における日本の役割について其々の見解、分析を述べた!・・・


欧州研究国際センター(CIFE)研究員のジョージ・N・ツォゴプロス博士は!〜、
米国と日本の関係における2つの側面を強調することができる!・・・
安全保障上の利益については、『選挙期間中にトランプ大統領によってなされた一部の批評にもかかわらず、双方で共通している』と考えている!・・・

➤ ❮❮トランプ政権は安全保障に関する2国間条約を尊重しており、必要な場合には第5条を適用する用意がある。しかし、経済的利益の分野においては一連の相違点が存在している。トランプ政権は、米国の対日貿易赤字を削減することを目指しているが、将来の協議がどのように発展するのか、そして日本に対して関税を免除する最終合意が承認されるのかどうか、今のところまだはっきりしない。両指導者の会談は、対話を続けるという両者の意向を示しただけで、問題は解決されなかった❯❯・・・

GEORGE N. TZOGOPOULOS:
an expert in media and politics/international relations as well as Chinese affairs. 
He is Senior Research Fellow at the Centre International de Européenne (CIFE) and Visiting Lecturer at the European Institute affiliated with it and is teaching international relations and energy international relations at the Department of Law of the Democritus University of Thrace. 
 George recently joined the Begin Sadat Center for Strategic Studies (BESA) as a Research Associate where he is, inter alia, moderating its recently launched online debates on several international themes. 
 He has been a Fellow at the Hellenic Foundation for European and Foreign Policy since 2010 and is coordinating its Asian Studies Programme.

George is the author of two books: US Foreign Policy in the European Media: Framing the Rise and Fall of Neoconservatism (IB TAURIS) and The Greek Crisis in the Media:


ジョージ・N・ツォゴプロス:
メディアと政治/国際関係と支那問題の専門家。
ヨーロッパ国際センター(CIFE)の上級研究員/ ヨーロッパ研究所の客員講師/ デモクリスト・オブ・トラス大学法学部で国際関係と国際エネルギー関係を教えている。
 Sadat Begin Center for Strategic Studies(BESA)に研究会員としてとして参加、最近開始されたいくつかの国際的なテーマに関するオンライン議論の舵取りをしている。
2010年以来、ヨーロッパと外交政策のためのギリシャ財団の研究員であり、アジア研究プログラムを編成している。
『欧州メディアにおける米国の外交』『新保守主義の台頭と崩壊(IB TAURIS)とメディアにおけるギリシャの危機』の著者。

ツォゴプロス博士は!〜、
✦ ❝❝ 貿易戦争が世界経済にとって深刻な結果をもたらすという意見に、日本と支那は賛成している!❞❞ ・・・
✦ 関税の導入は、双方を協力の発展に駆り立てることになる!・・・
✦ 支那のプロジェクトである『一帯一路』に日本が参加する可能性を
        河野外相が排除しなかったことは、注目に値する!・・・
✦ 『日本ー支那:2国間協力』は象徴的で、間違いなく
            トランプ政権にとってシグナルになる!・・・

然し、日本と中国が異なる陣営にいる以上、安倍首相の主な考えは、TPP(環太平洋パートナーシップ)協定に復帰するよう、そして『目には目を、歯には歯を』という原則で貿易制裁の導入に着手しないよう、トランプ大統領を説得するというものだ!と述べている。
 以上、ツォゴプロス博士が主張している事は、会談の詳細する日米のメデイアは報道しておらず、氏の願望的な心情が淀んでいる。
 名前から覗うと、ギリシャ系であり、ギリシャ系なら、本国ギリシャは既に支那に取り込まれており、米国に対しては親しみを持ってはおらず、日本と支那の協力を強調、特に『一帯一路』はさも日本安倍政権が乗り気である!との印象操作をしている。
氏の主張は参考意見として留め置くだけで、余り重要と言えない。

米ブライアント大学の政治学准教授で、ハーバード大学付属ライシャワー日本研究所(RIJS)研究員のニコール・フライナー氏は!〜、



Nicole Lynn Freiner:

Associate Professor of Political Science at Bryant University where she teaches courses on Asian politics, Politics of Japan, Environmental Politics, Comparative and Global Politics. Ph.D., M.A. Colorado State University B.A. Alfred University.



ニコール・リン・フライナー:
ブライアント大学で政治学の准教授。
アジア政治、日本の政治、環境政治、比較とグローバル政治のコースを教えている。
コロラド州立大学で博士号を取得 / アルフレッド大学で学士号を取得。

➤ ❮❮中国と日本の協力が地域情勢の安定要素となる可能性があると考えているが、…
しかし、仮にそのような事態の発展がトランプ政権にとって好ましくなければ、そして日米関係が冷却化すれば、支那と日本の協力による前向きな効果は大きく減少するだろう❯❯・・・
 フライナー氏は、前述のツォゴプロス博士の主観的、支那よりの見解とことなり、怜悧に『日・米・支』の複雑なパズルを俯瞰して見事な分析をしている。
トランプ大統領は根っからの政治家ではなくて、企業家(不動産屋)の出身であり、利には歴代大統領よりは遥かにり聡い。
日本と支那の経済協力が米国にとっては損切になるなら、米国は日本に以前にもまして、無理難題を吹き付けてくるのが必至である。

 ◼︎【北朝鮮問題の解決】:
米インディアナ大学メディアスクール准教授エミリー・メッツガー氏は!〜、


Emily Metzgar:
A former U.S. diplomat, policy analyst and opinion writer,.
An associate professor and director of the honors program in The Media School at Indiana University.      She is also affiliated faculty with the Department of International Studies in the School of Global and International Studies at the University.    Her research focuses on public diplomacy, international communication and the role of media in society.


エミリー・メッツガー:
 前米国外交官、政策アナリスト、専門的意見書作家。
インディアナ大学・メデイアスクールの准教授で、優待生プログラムの指導者、…
同大学の国際・国際研究科の国際学科と提携している。
研究は、公的外交、国際コミュニケーション、および社会におけるメディアの役割に焦点を当てている。

エミリー・メッツガー氏は!〜、
どうやら日本には、トランプ政権が実行するあらゆる行動を支持する以外に、
    別の選択肢はないらしい!・・・と、述べている。

一方、ツォゴプロス博士は!〜、
❝❝トランプ大統領の北朝鮮指導者との予想される会談についての安倍首相の立場に関して言えば、日本の首相がこの点に関して幻想を抱くことは恐らくないだろう、安倍首相は金正恩氏を信頼していない!❞❞と述べている。

意見を求められた専門家らは!〜、
全体として、露日関係が「良い」、また「深く、多面的な」ものであると評価している。


引用記事:
米専門家は米国でのトランプ・安倍会談をどのように評価しているのか
スプートニク日本:https://sptnkne.ws/htpC



安倍総理=トランプ大統領の会談は成功し、安倍総理の望んでいた結果になったのか!〜、
経済問題は『日・米・支』の
     関係が複雑に絡んでいる!・・・

専門家が指摘しているように、日本は支那との経済協力を優先させるのか?・・・

 此れは、絶対にあり得ない!、そんな対支那経済政策に安倍総理が踏み切る筈がない、もし、支那との経済協力へと舵を切ったら、日本の経済は破滅へと一直線となるでしょう。

北朝鮮問題は!〜、
専門家が指摘しているように、
     日本は米国に同調するしか術がない!・・・
日本の『政・官・財・民』が未だにGHQの負の巨大な遺産である、憲法9条の呪縛から脱出できずに呻吟している現状の日本!・・・

トランプ大統領は!〜、

米朝首脳会議で、もし!、北朝鮮が非核化の恩賞とし、莫大な経済を支援を求めるなら、直ちに席をたつ!と言い切りました!・・・
制裁は緩めない!と断言したが、此れは安倍総理の進言が影響している!と考察できる。

金正恩は一昨日、ミサイル開発、核実験の停止を公表したが、廃棄とは言ってはいない。
然し、米国も日本も金正恩の言葉を全面的には信頼を置いていないのは明らかである。

関税問題は!〜、

今後も米国との協議を重ね、両国が最も納得できる事案に辿り着けば解決するでしょう。

安倍総理が渡米してトランプ大統領との会談に望んだのは、関税問題ではなくて、北朝鮮問題が主眼であったことは確かであり、その点を考慮すれば、安倍総理ートランプ大統領会談は成功裏に終わった!と評価できるでしょう。




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