2018年4月7日土曜日

長崎県農林技術開発センター 摘果ミカンと茶を混合した健康茶を開発!・・・


長崎県農林技術開発センターなどの研究グループは!〜、
摘果ミカン(青ミカン)に含まれる機能性成分のヘスペリジンを人が摂取しやすいよう加工することに成功!・・・

長崎県農林技術開発センター





長崎県では!〜、
ビワ(全国1位)、温州ミカン(5位)をはじめ、県内それぞれの地域の特産品としてナシ、ブドウ、中晩生カンキツなどが栽培されている!・・・


果樹・茶研究部門では、長崎県の果樹生産を支援する為に、種々の研究を行っている!〜、

✦ ビワやミカンの新しい品種づくり!・・・
✦ おいしい果物を安定的に生産する技術開発!・・・
✦ 果樹生産における省力・低コスト技術の開発!・・・
✦ 環境へ配慮した果樹生産技術の開発!・・・

これまでに、大きな果実で果肉がやわらかく、甘味が強く、食味がよいビワ新品種『なつたより』の育成や長崎県オリジナル品種で、甘くて美味しい温州ミカン『させぼ温州』の安定生産技術などを開発してた。
 長崎県で生産する地域特産茶種『蒸し製玉緑茶』の高品質安定生産に向け、環境保全型や省力化の栽培法や品種比較、 加工技術改善の試験を行っている。さらに、最近注目をされている機能性成分である『カテキン』を多く含む三番茶を 使った機能性発酵茶の新製品開発を進めている。

今後、安全で、美味しい長崎の果物とお茶を!〜、
消費者の皆様に安心して食べて頂く為に、生産現場と直結した試験研究を行い、生産者に活用される技術開発を進めていきます。

長崎県農林技術開発センターが開発に成功した!〜、

 通常は廃棄する摘果ミカンと茶葉を1対3で混ぜ、製茶時に20分間強くもむと水に溶けやすくなり、吸収性が高まる事が判明。栽培と製茶のマニュアルを作成、新商品『ミカン発酵茶』の試作品が完成した。此れを健康茶として商品化を目指す!・・・。

柑橘類(かんきつ)に特異的に多く含まれているヘスペリジン!〜、

高血圧や動脈硬化の抑制に効果があるとされるフラボノイド類!・・・
『中晩かん』より温州ミカンが安定して多く、直径3センチ未満の摘果ミカンに多く含まれていた事が分かっていたが、…水に溶けず人が吸収しにくく、利用されてこなかった。


『中晩かん』!〜、
中晩柑とは、1月から5月ごろに収穫される、温州みかん以外の柑橘(かんきつ)の総称で、和歌山県では、いろいろな種類の中晩柑が生産されている。


 研究で判明した事は!〜、
製茶時に、肉をミンチするカッターで摘果ミカンと茶葉を一緒に粉砕し、揉捻(じゅうねん)機で強く揉むと、ヘスペリジンと茶のカテキンが反応、水に溶けやすい形に変化!…茶農家とミカン農家の両方が収益を上げられる価格から、1対3の配分を決めた。

 研究によると!〜、
✦ 人が飲むと血管が柔軟になり、血流と冷え性の改善に効果があった!・・・
✦ 一定量のヘスペリジンを含むミカン発酵茶を、夕食時に4週間以上飲み続けると
           効果が期待できる!・・・
とみている。商品化に併せ、機能性表示を目指す。

 研究はJA全農ながさきも参加、農水省の補助事業を活用して行った。

長崎県農林技術開発センターは!〜、
地道に研究を重ね!・・・
地元に密着した農業商品を開発して、日本全国のいたる所で見られる、地方経済の沈滞を打破する為に、地元産業の振興に寄与する姿勢は瞠目に値する!・・・

開発した健康茶の名称を明るく、誰もが試したくなる響きの良い物にして、売り出して大ヒットして欲しいものです。

若者が都会を目指すのではなくて!〜、
地元に!・・・
土(農業)に、愛着を持ち!・・・
地元にとどまり、地域経済の振興に寄与する日が来る事を願う、ブログ管理人です。

引用記事:

摘果ミカン機能性成分 茶と混ぜ吸収よく 商品化めざす 長崎県など研究グループ
日本農業新聞(2018年04月06日):https://www.agrinews.co.jp/p43733.html




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