2022年5月10日火曜日

岸田首相の対ロシア強硬姿勢⇔制裁は日本のエネルギー安全保障に吉か凶か!・・・

2月24日の衝撃から既に!〜、
       2ヶ月以上となる!・・・
安全保障と経済の両面から世界的な危機が続いている。



西側主導の対ロ経済制裁が強化されるなか!〜、
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は4日、第6弾となる追加制裁の原案を公表し、ロシアからの石油輸入を6ヶ月以内、石油精製品を年末までに段階的に廃止する計画を明らかにした。!・・・

西側とすれば、経済制裁を強化することでロシアを経済的に締めつけ、それによって軍事的行動、侵攻を食い止める狙いがあるが、とくに欧州はロシア産石油や天然ガスに依存していることから、今後も両者の間で我慢比べが長期化することが予想される。そのようななか、懸念される事象がある。

■ 悪化する日ロ関係!:
 萩生田経産相は4日、フォンデアライエン欧州委員長がロシア産石油の禁輸を提案したことについて、「日本は資源に限界があり、ただちに足並みをそろえてというのは難しい」という意見を示した。

 日本はエネルギー資源に乏しく、石油はほぼすべてを諸外国に依存している。
日本の輸入先シェアでロシアは中東ほど高くないが、日本はロシア政府高官の資産凍結や高級品目の輸出規制、ロシア外交官の国外追放など厳しい対応を貫いており、
ロシア側からの対抗手段に直面することは避けられそうにない。
すでに、日本人外交官たちが国外追放されているが、今後は石油の対日輸出規制など、ロシアから日本のエネルギー安全保障上に影響を与える対抗手段が実施される可能性がある。

■ エネルギー安全保障上、生じる潜在的リスク:
ロシアによる石油の対日輸出規制という選択肢は!〜、
今日の情勢を注視していれば十分に想定がつくだろう!・・・
しかし、現在の日本の対ロ姿勢にはもう一つのリスクがあると筆者は感じている。要は、石油の9割を依存する中東諸国との関係だ。

 西側主導の対ロ制裁に産油国は参加していない。
とくに、産油大国のサウジアラビアは、イラン核合意への復帰や脱炭素など地球温暖化対策を重視するバイデン政権をよく思っておらず、両国関係は冷え込んでいる。

 最近も、バイデン政権がロシア産原油の世界的締めつけを強化するなかで、サウジアラビアに対して原油の増産を打診したが、サウジアラビアはそれに不満を抱きバイデン政権からの電話会談も拒否した経緯がある。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスにみられるようにサウジアラビアとロシアは石油市場で協力関係にあり、この問題をめぐって欧米と産油国には大きな隔たりがある。

 こういった情勢を日本に照らせば!〜、
       一つのリスクが考えられる!・・・

日本が欧米と同じ立場を貫けば!〜、
サウジアラビアなどの産油国から日本も欧米とまったく同じだとして、
今日欧米と産油国の間で顕在化している政治的摩擦が、日本と産油国の間でも
         生じてくる恐れがある!・・・
もちろん、産油国にとっても日本は大事な買い手であることから、すぐに大きな障害が生じることはないだろう。
 しかし、大国間の対立が複雑化、激化する今日の世界情勢においては、上述のようなリスクが拡大する恐れも排除できない。エネルギーに乏しい日本にとっては難しい立ち位置ともいえる。

日本は大局観欠乏症に重症かんじゃであり!〜、
特に、岸田首相の外交能力は恐ろしい程の酷さである!・・・
また、林外相、茂木幹事長も愛国心欠乏症であり、独立主権国家の意義も知らず、岸田総理同様に米国追従しか能がない。

かと、いって、特亜に対しては配慮する事しか考えが及ばず、北方領土処か竹島すら奪還しようとはしない。
支那は尖閣諸島は支那の固有の領土だ!と喧伝に遺憾砲しか撃てぬ木偶の坊である。
自民党が政権の座に薄汚い尻をすえている間は日本国は亡国へとまっしぐらである。
かと、いって野党の体たらくは自民党より酷く!〜、
日本国が現在、突き進んでいる亡国への足取りを止め、正常な軌道に戻せる政党が日本には存在しない。
雪隠詰めの状態に陥っている日本国です。
 
参考文献:
■【強硬な対ロ姿勢が招く、もう一つのエネルギー安全保障リスク】:

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