身近な食品の生姜(しょうが)は!〜、
スパイスとして料理に香りを添えたり肉の臭みを抑えたりするなど、食卓に欠かせない存在だ!・・・
■(2).感染症のリスクを減らす:
■(3).酸化ストレスが軽減する:
その薬効に着目した活用法も多く、殺菌作用のあるガリとして寿司に添えられたり、風邪のときに生姜が湯として喉を守ったりと、さまざまなシーンで重宝されている。そのパワーはこれに留まらない。
体重のコントロールからがんのリスクの低減まで!〜、 生姜が持つと言われている
16の効果と注意点を見てみよう!・・・
■(1).体重増加を抑える:
お腹の肉が少し気になってきたという方は!〜、
生姜をメニューに取り入れると良いかもしれない!・・・
体重過多の女性80名が参加した2016年の実験では!〜、
生姜がBMI指数を低下させ、血中のインスリン濃度を下げるという効果が確認されている!・・・
呼吸器系の感染症を引き起こす代表的なウイルスにRSウイルスがあるが、生の生姜はこれに対して有効だと言われている。
また、呼吸器系を保護する一般的な作用もあるようだ。
含有成分のジンゲロールが生んでいる!・・・
ジンゲロールは体の機能を調節してくれる生理活性物質だ。
その作用のひとつとして、体内の活性酸素を抑え、酸化ストレスを軽減してくれる。生姜はザクロと特定の種類のベリーに次いで多くの抗酸化物質を含んでいると言われる。
DNAの損傷を引き起こす酸化ストレスを軽減することで、細胞を健康に保つ効果があるようだ。
■(4).炎症が抑制される:
免疫の過剰反応を招き、炎症の原因になることがある!・・・
これを抑えてくれる生姜がは、炎症を抑制するうえでも有効だ。
また、生姜は炎症性サイトカインの産生を抑止するが、これも炎症の進行を抑える作用につながる。16の臨床試験を評価した2017年のレビューでは、生姜に含まれる薬効成分に炎症に対抗する作用があることが認められた。
■(5).血糖値が低下する:
生姜に血糖値を抑える
働きがあるという考え方が出てきている!・・・
2型糖尿病の41名を対象とした2015年の実験では、1日あた
り2グラムの生姜パウダーを摂取したところ、空腹時の血糖値が12%低下したという。2018年の研究では、妊娠性糖尿病にも効果があった。現在、より大規模な実験が待たれる状態だ。
■(6).血圧が下がる:
生姜には、これを抑制してくれる効果があると言われている。
生姜100gあたりカリウムが415mg含まれており!〜、
代表的なカリウム含有食品であるバナナよりも多い!・・・
カリウムにはナトリウムの排泄を促して血圧を下げる作用がある。
2008年の研究では、1日3グラム分の生姜カプセルを投与された人は、45日でLDL値が10%低下したという。
より近年の研究でも、1日5グラムの生姜を3ヶ月間摂取することでLDL値が大幅に低下することがわかっている。
■(8).心血管疾患のリスクが低減する:
心血管の疾患に効果を示すという研究もある!・・・
ある研究レビューでは、5グラム以上を摂取すると、血栓を予防する抗血小板作用の向上が確認された。
ただし、マウスを使った実験などはある程度例があるものの、人間を対象としたさらなる研究が待たれている段階だ。
■(9).口内が清潔に:
口のなかの細菌を抑えるのにも効果的だ!・・・
2008年の研究では、口内細菌の繁殖を抑止し、歯肉炎と歯周病を予防する効果が確認された。薬効成分のジンゲロールが細菌に対して効果を発揮する。
お腹の張りが気になる場合も!〜、
生姜が解消に一役買ってくれそうだ!・・・
研究により生姜に含まれる酵素がガスの分解・排出を助け、不快感を緩和することがわかった。
また、2008年にヨーロッパの学術誌に掲載された研究では、…
生姜カプセル3つ(合計1200mg)を摂取すると、消化に必要な胃腸の動きが活性化することが確認されている。
■(11).変形性関節症の痛みが和らぐ:
生姜を投与した研究では!〜、
高齢者に多いこの症状について、
痛みと腫れの緩和が見られた!・・・
関節が炎症を起こす関節リウマチの痛みにも効果があるとされる。
■(12).筋肉痛に悩みにくくなる:
複数の研究で、生姜を摂取した人々は!〜、
運動後の筋肉痛が少ないことが確認されている!・・・
食後すぐに効くわけではないが、長期間摂取することで効果が表れるようだ。
■(13).生理痛が軽くなる:
生姜は味方になってくれる!・・・
2009年の研究では、生理の3日間に生姜成分を服用することで、非ステロイド性抗炎症薬と同等の痛みを抑える効果が確認された。
2015年にも同様の研究が発表されているほか、生理直前の痛みにも効果があるとされている。
■(14).吐き気・つわりが軽減する:
吐き気を抑えることにもつながると見られている!・・・
複数の研究により、腸の収縮運動を助け、ガスを効果的に排出する作用が確認された。さらには、乗り物酔いにも効くという。
つわりにも効果的で、1200名以上の妊婦を対象にした計12の研究のレビューでは、1.1〜1.5グラムの生姜により嘔吐感が大幅に軽減すると報告されている。
■(15).脳機能が改善する:
脳内の炎症を防止し、アルツハイマー病を
予防する効果があるとされる!・・・
健康な人々の脳機能の向上にも有効で、中年の女性を対象にした2012年の研究では、反応速度と一時記憶能力が改善するという結果が出ている。加齢による処理能力の低下を抑える働きもあるようだ。
■(16).がんのリスクが減少する:
生の生姜に多く含まれるジンゲロールが
がんに有効との報告もある!・・・
ある研究では、1日2グラムの生姜エキスを摂取することで、健康な人の大腸がんのリスクを示す物質が減少した。
同様の効果は、リンパ腫、膵臓がん、肝臓がん、乳がん、膀胱がんなど、さまざまな種類のがんで検証されている。
効果を確定するにはさらなる研究が必要だが、抗酸化作用や増殖抑制作用が抗がん効果を生んでいると考えられている。
➤ 注意すべきことは?:
生姜は多くのメリットがあり!〜、
➤ 注意すべきことは?:
生姜は多くのメリットがあり!〜、
副作用も比較的見られにくい健康食品である!・・・
しかし、体に害を及ぼすリスクもゼロではないので注意したい。
食物アレルギーを示す人もなかにはいるほか、食べすぎると粘膜への刺激となる。とくに妊娠中の方は食べる前に医師に相談したい。
血が止まりにくくなる血液凝固障害や膣内出血などの既往症がある人も、生姜は禁忌とされている。また、本稿で挙げた効能は研究中のものも含まれるほか、必ずしもすべての人に効果が保証されるわけでもない。体調に注意しながら適切に摂取して、生姜のパワーを役立てよう。
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