12球団は当然ながら、それぞれの
143試合のデータを細かく分析する!・・・
来季に向けた戦力編成や戦略戦術の〝たたき台〟として活用する。そうした状況下、ある球団のアナリストから衝撃的なデータ分析が示された。
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《今季のセ・パの打球の飛距離は以前に比べて
10メートル近く落ちている。飛ばない原因は投手の
レベルが上がったこともあるが、公式球の材質に
あると見て間違いはない》…というものだ。
打球が10メートル近く飛ばなくなれば本塁打の数も減り、投手に有利に働き、打者は不利となる。
そう聞かされて今季のセ・パの打者部門と投手部門の成績をそれぞれ5年前と10年前とで比較してみると…。
今季、パ・リーグで唯一の3割打者となったソフトバンクの近藤健介 パはソフトバンクが114本、日本ハムが111本の2球団。10年前の14年はセが広島の153本を筆頭に4球団、パも西武の125本など3球団あった。5年前の19年はセは巨人が183本、ヤクルトは167本を放つなど4球団が3桁に乗せ、パもソフトバンクの183本、西武の174本など5球団が100本を超えた。
逆に投手成績は今季のセ・リーグ防御率1点台は5人、2点台が7人。
逆に投手成績は今季のセ・リーグ防御率1点台は5人、2点台が7人。
パはモイネロ(ソフトバンク)の1・88をトップに2点台以下が9人いる。これが10年前だと、セは防御率1点台はゼロで2点台が4人。
パは金子(オリックス)の1・98がトップで2点台以下は3人。
5年前もセは大野(中日)の2・58がトップで2点台が5人。パは山本(オリックス)の1・95など2点台以下が3人だった。
■ 縫い目の高さが影響か:
やはり過去の数字と比較すると、投高打低の傾向は顕著だ。
〝飛ばないボール疑惑〟はシーズンが始まって1カ月を過ぎたあたりで各球団の関係者が口々に指摘していた。
日本プロ野球選手会も調査に乗り出したが、公式球の反発係数はセ・パ両リーグのアグリーメント(申し合わせ事項)通り、目標の平均値「0・4134」であることが確認されていた。
公式球が統一された11年からの2シーズンは〝飛ばないボール〟が問題となったが、13年以降は打撃成績が向上し、「飛ばない」という声は消えていた。
7年連続30本塁打を逃した
球団のアナリストは原因についても調査結果を伝えていた。
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《説明によると、ボールの縫い目が以前よりも高く、大ざっぱだという。それが原因で飛ばないと結論付けていた》、… と球団関係者は話した。ボールの縫い目が0・1ミリ高くなると、飛距離は2~3メートル短くなるという。つまり『ボールの作りが雑』だから、本塁打が激減したという結論だ。
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《説明によると、ボールの縫い目が以前よりも高く、大ざっぱだという。それが原因で飛ばないと結論付けていた》、… と球団関係者は話した。ボールの縫い目が0・1ミリ高くなると、飛距離は2~3メートル短くなるという。つまり『ボールの作りが雑』だから、本塁打が激減したという結論だ。
■ ファンのニーズは:
今季の3割打者はセが2人、パは1人だけ。
本塁打が出ず、飛距離が伸びないのでヒットの確率も減る。
必然的に投手戦が増えて、今季のセ・パの平均試合時間(九回終了の試合のみ)は3時間2分と、過去20年で最も短かった。
日本野球機構(NPB)は試合進行のスピードアップを目指しているが、10年前の平均試合時間は3時間17分で、5年前は3時間16分。
今季との比較では14~15分の短縮に過ぎず、その見返りとして投手戦ばかりの試合が続く。これが本当に野球ファンのニーズに沿っているのかどうか…。ボールの製造方法の問題も含めて検証してもらいたい。
尤も1960年代、70年代から比較するとプロ野球はすでに衰退していますが。
米国は嘗て衰退の時期があり、存続が危ぶまれていた事がありましたが、いつの間にか危機を乗り越え、今では
人気を取り戻し人気選手の年俸は鰻登りとなっています。
日本が追いつくことは不可能でしょう。
参考記事:
■【飛距離10mダウンで本塁打激減 「飛ばないボール」の真相に迫ったアナリストの衝撃分析】:
https://www.sankei.com/article/20241129C3PZFCL4SNOCVODBJFWYPU54TA
/?utm_source=newsletter&utm_medium=morning&utm_campaign=
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