2019年1月25日金曜日

【2020年米大統領選】:トランプ大統領の再選の可能性はメデイアの思惑に反して非常に高い!・・・


トランプ大統領の再選の可能性は、意外と高い!~
トランプが好きであろうとなかろうと、トランプ大統領は『社会主義、過激で文化的な移行、社会的な混迷との歴史的な間に位置している!』と有権者は捉えざるをえない!・・・

■【2020年、ドナルド・トランプ大統領の再選の可能性は?】:
 もし、歴史が正しい指針と言えるなら、 
      可能性は非常に高いと思われる。

 その歴史をたどると!〜、


1994年の初め、ビル・クリントン大統領就任2年後の支持率は、
 僅か40%台を行ったり来たりの侘しいものだった!・・・
これにより、… クリントン大統領の初めての中間選挙は無残な結果で終わった。



若くて、より保守的な共和党が!~、


火付け役のニュート・ギングリッチが標榜した『アメリカに忠誠』に率いられて、40年ぶりに下院議会で過半数を占めた!・・・
 共和党は上院でも8議席増やし、上院、下院の両院を制した事で、… 1996年の大統領選挙は共和党の大統領選候補者が勝利を収めるのは当然と思われていた。



然し、共和党は73歳の上院リーダーである、冷静であるが、それ以外になんの取り柄もないワシントンの置物のようなボブ・ドールを大統領選の指名候補者とした。
処が、1996年9月になると、ギャラップ世論調査で支持率は60%台に回復したクリントンは奇跡のカムバックを果たし、反面ドールは※『選挙人団』の支持を得る事ができず、『大統領への夢』は粉砕されて仕舞った。



註:『選挙人団』
アメリカ合衆国大統領選挙の選挙人集会で
     大統領及び副大統領を選出する選挙人(英語:elector)の集合である


2010年の中間選挙で、民主党が下院63議席と上院8議席を失い、…オバマ大統領(当時)にも1996年クリントン大統領と同様な暗い予想が飛び交っていた。
共和党は下院で過半数を占め多数決支配を取り戻したが、… 民主党は辛うじて上院で過半数を維持した。当時のオバマ大統領の支持率は40%のはんばだった。

共和党は、オバマ氏が1期だけの大統領になるだろう!と事態を甘く見すぎて… 、またもや、2012年の選挙時と同様にドールのような候補者を指名する過ちを犯したのだった。

指名されたのは!~、
ミット・ロムニーで、彼はモルモン教徒であり、最初から経験なクリスチャンの多い保守層の心を掴めるか?、の不安があった!・・・
ロムニー氏は共和党の支持母体である保守層には何ら訴える求心力もなく、『時代遅れの左側通行者!』との風刺画で揶揄される有様だった。

 2112年末、大統領選が近づくに連れて、オバマ氏の支持率は50%台を回復、大統領選ではロムニー氏を簡単に打ち破った。

2018年の中間選挙の結果は、ビル・クリントン、バラク・オバマ両大統領よりも良かったが、同様な低い支持率に喘ぐトランプ大統領は、…クリントン、オバマ大統領のような目を見張るカムバックが可能なのだろうか?。

■【世論調査ではなくて有権者が大統領を選ぶ】:
 世論に対してではなくて!~、
大統領は真の対立候補者との対決を求めて選挙に臨むものである!・・・
 メデイアの偏向報道(誇大宣伝)に、… 多くの有権者は惑わされ、立派な候補者ではなくて、少しはましだ!と思われる(メデイアの誘導)者を選ばざるを得なくなる。

 米国民は!~、
2020年の世界経済の動向は皆目見当がつかない!・・・
 況してや、新たに民主党が支配している米国の議会が2年間の間で、いかなる動きをするか?誰もが予測する事は出来ない。


ラシダ・トライブ(民主党、ミシガン州選出)  ☛☛


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アレクサンドリア・オカシオ・コルテス(民主党、NY選出)



アレクサンドリア・オカシオ・コルテス(民主党、NY選出、29歳)やラシダ・トライブ(民主党、ミシガン州選出、42歳)のような、… 新下院議員の過激な言動が全米を揺るがしている。

これらの過激な新議員たちは!~、
 ✦ 全ての人々の為の医療保険!・・・
 ✦ 化石燃料の段階的に廃止!・・・
 ✦ 入国管理局と税関の廃止!・・・
など、とても正気とは思えぬ異常な主張をしている。

ラシダ・トライブは最近!〜
❝❝トランプ大統領を弾劾裁判で失脚させたい!❞❞ との
     不遜な欲望を億面もなく曝け出している!・・・

❝出来たてのほやほや!❞の新人議員が、現職大統領の弾劾裁判を喚き散らすなどは、…
常軌を逸している。 因みに、この❝精神異常者!❞とも言える女性民主党議員は、両親はパレスチナから米国に移民した。
本人はデトロイト市生まれで14人兄弟の最年長者。イスラム教徒であり、如何に米民主党の移民政策が、… 米国を歪めてしまったか?の生きた見本でもある。

しかし、米国民の多くは、トランプの!~、
✦ 規制緩和!・・・
 石油とガスの生産量の増加!・・・
 貿易に関する支那に対する強硬姿勢!・・・
 違法移民の阻止!・・・
などの事案を支持している。

■【トランプ大統領の弾劾裁判の可能性!】:
 共和党が制する上院が、絶対にトランプ大統領を有罪にしない!と知りながら、下院で民主党がトランプ大統領弾劾裁判を可決したらどうなるか?、… 皮肉な事に、共和党がビル・クリントンを弾劾した後は、…クリントン大統領の支持率は奇跡的に回復した。弾劾裁判が、死にかけていたクリントン大統領を生き返らせたといえる。
 クリントン大統領を無罪にする為に!〜、
   一部の共和党議員は民主党に加勢したのだった!・・・
 弾劾を推し進めた報いとして共和党は!~、
1998年と2000年の下院選挙で議席を失い過半数を割って議決権をうしなった!・・・


 ナショナル・リビュー編集誌の記事は触れてはいないが、… 
クリントン大統領は弾劾裁判の2日前に、アフガニスタンのオサマ・ビン・ラディンのアルカイダ訓練基地を空爆し、此れが米国民のブライド、危機意識を呼び起こして、クリントン大統領は弾劾裁判の有罪判決を免れた訳です。

共和党の一部の議員が民主党の加勢したのはクリントンの気概ある、… アフガニスタン空爆でした。


民主党がトランプ大統領と対決できる誰を選ぶか?は定かではない。
 2020年選挙後ほどなくして78歳になる元副大統領・ジョー・バイデンのような人物を選び、… 1996年と2012年に共和党が辿ったのと同様な道を民主党は進むのか?。




 知名度が高く有力な候補者!~、
 1984年、ウオーター・モンデール(民主党、元副大統領)!・・・
 1996年、ボブ・ドール(共和党、元上院共和党のリーダー・重鎮》!・・・
 2004年、ジョン・ケリー(民主党、元国務長官)!・・・
 2008年、ジョン・マッケイン(元共和党の重鎮議員)!・・・
 2016年、ヒラリー・クリントン(民主党、元国務長官)!・・・
   などの、大統領選挙の実績は無残な結果となった!。

大統領選指名選の候補者は!~、
熱情溢れる草の根的な展開ではなくて、予選と政治的な思惑で選ばれるのが常である。

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カラマ・ハリス!〜、

父親はジャマイカ人とインド・タミル系の母親を持つ、54歳、民主党

エリザベス・ウォーレン!〜、☛☛
マサチューセッツ州代表上院議員、69歳



民主党は、極左的な漂流を続けている社会主義者バーニー・サンダースを選ぶことが出来るが、… どちらも左翼を代表し、ヒラリー・クリントンと同様に、最初の女性大統領の誕生を期待して、過激なカラマ・ハリスか、エリザベス・ウォーレンかを選ぶ事も出来る。



然し、極端な状況(強烈な左翼色)となる事は!~、
1972年、民主党左派のジョージ・マクガバン氏が選ばれ、… 現職の大統領・リチャード・ニクソンと大統領選で対決した時は、無残にも敗れ去った過去がある。




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ジョージ・マクガバン氏(民主党左派)


リチャード・ニクソン(当時現職大統領)
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共和党は、1964年に過激(右翼)なバリーゴールドウォーター上院議員を指名して極端な状況で大統領選に臨み、地滑り的な敗北を被った過去があり、… 此の過程からいち早く学んだ!といえる。
 トランプが好きであろうとなかろうと、… 現今の米国が、『社会主義、過激で文化的な移行、社会的な混迷との歴史的な間に、トランプ大統領が位置している!』と有権者は捉えている。

多くの米国民は!~、
 周知の事実となったBrett Kavanaugh(ブレット・カバノー (裁判官)の指名公聴会での粗暴な喚き声に満ち溢れた狂騒劇!・・・

 Ocasio-Cortez(オカシオ・コルテス)の常軌を逸したトランプ大統領を退陣させようと果てしない狂気の喚き!・・・
これよりも、トランプ氏が頻繁に発する突飛なツイートを!心地よく噛み締めるだろう。

通常、一期だけの大統領で終わるのは!~、
 国民が反対(厭戦気分が蔓延)する戦争をしている!・・・
 経済が沈滞(景気後退、失業者が溢れる)している!・・・
これらの理由である

もし、トランプ大統領がこの2つを回避できれば、…
おそらく大多数の有権者は、胸がムカつくだろうが、それでも効果的に政治的な癌の転移防止するトランプ大統領を評価するであろう。そしてトランプ大統領は再選を果たす。

参考記事:
Trump’s Reelection Chances May Be Better Than You Think


今日のブログ更新記事は!〜、

米メデイア・『ナショナル・リビュー編集誌(月に2回発行)』にコラムニストのビクター・デービッド・ハンセン氏が寄稿した記事を和訳したものです!・・・

直訳すると、難解な文脈になるので、解りやすく意訳して編集致しました。
因みに、『ナショナル・リビュー編集誌』は米国では数少ない保守メデイアの一つです。

政治の世界は予想することは困難である!〜、
ましてや、2年近くも先の米国大統領選でトランプ大統領が民主党対立候補者を撃破して再選なるか?、・・・
あるいは敗れ去り一期だけの大統領として歴史の片隅に追いやられるか?、・・・
❝神のみぞ知る!❞となるが、あえてブログ管理人は予測しました。確信を持ってトランプ大統領の再選がある!との結論に達しました。
勿論、願望が先行していますが、現在、大統領選への出馬を発表した民主党候補の顔ぶれでは、トランプ大統領を葬り去る事は不可能に近く、…来年の大統領選までに新鮮でリベラル中道の若い候補者が現れない限り、トランプ大統領は
盤石でしょう。
歴史上、トランプ大統領ほど打たれ強い政治家は戦後は初めてです。ブログ管理人はこの打て強さに賭けています。





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