2023年11月14日火曜日

F-35の欠点が米空軍に新型戦闘機『F-7』の検討をせざるをえない理由!・・・

米空軍は、老朽化したF-16の一部を置き換える為!〜、
   新クラスの軽量戦闘機の
     就役を検討していると報じた!・・・
ボーイングT-7レッドホーク・トレーナーの派生型が
有力候補と見られている。

月に予定より数年遅れて初飛行した新型機T-7を、空軍は11月8日に戦闘試験用として初めて受領した。

非常に小型でシンプルな機体であるにもかかわらず、2018年以降、技術的な問題やその他の性能上の問題に悩まされており、その結果、初期運用能力を達成できるのは2027年までと予想されているが、これは当初の予想より3年遅れている。

     F-35戦闘機(左)とT-7練習機

米空軍は351機のT-7の取得を計画しており!〜、
   軍内での議論は戦闘機の派生型を
      取得する可能性を中心に進められてきた!・・・
これは射程距離がはるかに限られているものの、武器の搭載量やセンサーのコストが大幅に安くなり、運用にかかるメンテナンスの負担も少なくなるだろう

 T-38練習機をベースにしたF-5、T-50練習機をベースにした南朝鮮のFA-50、JL-10練習機をベースにした支那のL-15など、既存の練習機から派生した戦闘機の開発は前例がないわけではない。


米空軍が、現在約500機にのぼる大規模なF-16に代わる新クラスの軽戦闘機を必要としているのは、… 主にF-16の当初予定されていた後継機である第5世代ステルス戦闘機F-35Aに深刻な問題が生じたためである。

F-35は当初、年間約110機ペースで空軍に導入され、運用コストはF-16に匹敵し、保有機のほぼすべてを置き換えることができると予想されていた。

このプログラムは非常に深刻な遅れに直面しているだけでなく、F-35はいまだに約800もの性能バグ(コンピューター・プログラム不具合)に悩まされており、高強度戦闘にはほど遠い。

整備性の低いF-16の稼働率は艦隊の中で最も高いが、F-35は最新機であるにもかかわらず、稼働率は最悪である。

     米空軍F-35およびF-16戦闘機

             ジョセフ・ガステラ:
1965年生まれ(58歳)
米国空軍の退役中将、空軍作戦担当副参謀長を務めた。
1987 年に米国空軍士官学校を卒業すると就役。

昨年(2022年)、57歳で退役しましたが、まだ若くしての退役は、おそらく、バイデン大統領及び無能な国防長官に嫌気をさしたのかも知れません!。

ジョセフ・ガステラ中将は6月、第4世代戦闘機部隊の高齢化が乗組員の飛行時間に深刻な打撃を与えていると警告する複数の空軍高官に加わり、艦隊は「衝突コース」にあり、戦闘態勢は『崖から落ちる』可能性があると強調した。

       ビッド・デプトゥーラ:
ミッチェル航空宇宙力研究所 (https://mitchellaerospacepower.org/)  の所長、米国空軍士官学校の性格およびリーダーシップ開発センターの上級研究員でもある。  34 年以上勤務した後、2010 年に米空軍中将に転身した。

元米太平洋空軍副司令官デビッド・デプトゥーラ中将は当時、その結果、支那のパイロットはアメリカのパイロットよりも飛行時間が長くなっていると強調した。

F-35は年間わずか48機しか取得できず!〜、
 2023年にはソフトウェアの問題で大幅に減少す!・・・
F-16の運用コストは、耐用年数をはるかに過ぎて老朽化するにつれて上昇し続けている。
そのため、老朽化したF-16をそのまま使用し続けるか、あるいは部隊をF-35に移行させるか、いずれにしても稼働率は大幅に低下する。

このため、F-35に代わるよりシンプルな戦闘機を手に入れる魅力が増しており、T-7をベースにした『F-7』戦闘機は、戦闘能力は非常に限られているものの、空軍が現在利用できる数少ない選択肢のひとつとなっている。

米国の第5世代戦闘機隊の規模が深刻な不足に陥ることは、特に深刻な意味を持つ。
支那独自の主要な第5世代戦闘機であるJ-20は、ますます高度な能力を発揮し、米空軍のF-35の250%の割合で空軍に導入される予定だからだ。

米国が敵国認定し、常に軍事衝突を想定しているロシアと支那はバイデン大統領誕生とともに米軍の脆弱化は進んでいるのを尻目に着々と軍事力を強靭化(次ぐ次と新兵器を開発、完成、配備)して世界第一位の軍事大国の米国を脅かし始めた。
すでに、米国はウクライナ!、イスラエル支援で虎の子の兵器が枯渇してきた。
この様な状況の陥った米国はF―35が期待したような性能を発揮できず、… ソフトバグ(実戦プログラム)の解決の糸口すら見えずでは、台湾有事の際に支那軍を打ち破れるか?
その疑問が払拭できません。


参考文献:

■【Why F-35 Shortcomings Are Forcing 

        the U.S. Air Force to Consider the New ‘F-7’ Fighter】:

https://militarywatchmagazine.com/article/f35-shortcomings-USAF-consider-f7








0 件のコメント: