2022年11月10日木曜日

共和党の支持者 答えと説明責任を共和党のリーダーに求める!



中間選挙で共和党はまんまと騙された!〜、
共和党の候補者が選挙戦の最終週に
    躍進したという世論調査!・・・
『Cook Political Report』によるレース評価、そして共和党指導者の自信過剰な発言はすべて、我々が火曜日の夜に見たものを大幅に楽観視しすぎていたのだ。




フロリダ州のロン・デサンティスやマルコ・ルビオ、オハイオ州のJ・D・バンス、ノースカロライナ州のテッド・バッド、ジョージア州のブライアン・ケンプ、バージニア州のジェン・キガンズなど、共和党の勝利はあったが、… 保守派は、共和党の過半数を実現する任務を担うリーダーから偽りの札を売りつけられたのである。

 共和党の新議席で指導的立場に立つことを期待し、ドレープ計測のような方法で、権力を強化するために大きな成功を約束した人々は、共和党の有権者に最も答えを出さなければならない最悪の犯罪者かもしれない。

その中には、ロナ・マクダニエル委員長をはじめとする共和党全国委員会の指導部、全米共和党議会委員会のトム・エマー下院議員(ミネソタ州)および全米共和党上院委員会のリック・スコット上院議員(フロリダ州)、下院共和党指導部のケビン・マッカーシー下院議員(カリフォルニア州)などが含まれている。

バイデン政権初の中間選挙というタイミングだけで共和党に有利な選挙年であり、慢性的な支持率低下、8%を超えるインフレ、急増する犯罪と麻薬過剰摂取の危機、大きく開かれた国境など多くの理由を持つ大統領に助けられたはずで、共和党候補がこれほど不調であるはずはないのである。

 
          マイラ・フローレス:
           1986年1月1日生まれ(36歳)
           米下院議員(テキサス州選出)
                共和党


では、何が原因なのか?共和党全国委員会は!〜、
  ヒスパニック系有権者を獲得するための戦いを
 地域レベルで展開するため、資金とスタッフを投入した!・・・
然し、2022年初めに特別選挙で勝利を収め、歴史に名を残したマイラ・フローレス下院議員のような共和党員が、総選挙で敗北してしまった。

下院共和党のマッカーシー党首は次期下院議長として!〜、
自らを位置づけながら、赤い津波(共和党の波状攻撃)を起こそうとキャンペーンを張っていたが、それは実現しなかった!・・・

               トム・エマー:
           1961年3月3日生まれ(61歳)
          弁護士、ミネソタ州下院議会議員
           全米共和党下院委員会委員長
               共和党

NRCC委員長トム・エマーは!〜、
   共和党主導の議会で下院多数派幹事となるべく
       自らを位置づけていた!・・・
然し、彼と彼が率いる委員会は、政権党として鞭を打つべき人がいるほどの議席をほとんど獲得していない。

また、全米のGOP政治機構をドナルド・トランプ前大統領から切り離すことは不可能で、彼は選挙前、自分の責任だと主張する集会、候補者推薦、資金調達数、予備選挙の勝利数を誇張したメモを回覧していたのである。
 トランプにとって、選挙当日の最大の勝利は、間違いなくオハイオ州でのJ.D.バンスの勝利であった。
しかし、オズ、ウォーカー、ボルドー、その他多数の候補者が敗れたことで、候補者を選び、予備選のゴールを通過させるという、彼が延々と自慢してきた役割に疑問符がつく。

 結局、トランプが推薦した予備選候補が総選挙に進出したレースには、他のGOP機構が金と時間を注ぎ込むことになったが、…    それはすべてトランプの下流(場合によっては、同じ候補を支持した民主党も、それらの候補は倒しやすいという今では実証済みの理論で支持)である。

これは、トランプだけが悪いとか、共和党の体制が悪いとかいう問題ではなく、この二つは切り離すことができないのである。
 とはいえ、トランプは火曜日に起こったことの責任を取るつもりはなく、特に来週火曜日に予定されている発表が2024年の選挙戦の発表になると考えられている。
 例えば、ドン・ボルデュの敗戦について、トランプはニューハンプシャーでの結果に対する責任を否定し、代わりにボルデュ自身が 『2020年の大統領予備選におけるElection Fraud(選挙違反)についての長年の姿勢を、予備選での大勝利後に否定して今夜敗れた 』と責めている。

では、本当の答えはどこから来るのか!
     そして誰が説明責任を負うのか?!・・・
 トランプは明らかに、自分の指名から生じたかもしれない問題を認めず、結果に対するいかなる責任も取らないつもりである。

◼︎  RNCは、2012年以降のように、党が失敗したと感じた部分を
   指摘する事後報告書を作成するのだろうか?・・・

◼︎  トム・エマーは、共和党の議席をひっくり返すべきサイクルで、
  何が起きたのか、なぜ強力な共和党の過半数を実現
  できなかったのか、幼児でも理解できるように
              説明するだろうか?・・・

◼︎  リック・スコットは、なぜ上院の地図が最後の数週間で世論調査の示すとおりにならなかったのか説明するだろうか?・・・

◼︎  選挙日の1週間前に共和党の候補者が予想していた52議席の
   過半数に達しなかったのはなぜだろうか?・・・

◼︎  ケビン・マッカーシー氏は、ギングリッチ風の
 『アメリカへのコミットメント』が主張したように有権者の
 心をつかめなかった理由を説明するのでだろうか?・・・
 下院共和党のリーダーとして、また選挙運動家としての彼の
 仕事が、党が過半数を獲得するための準備にならなかった
              理由は何だろうか?・・・

選挙当夜のパーティに何時間も姿を見せなかったのは、何が起きたのか答える用意がないことを示唆している。
 これらはすべて、火曜日の深く失望させられる結果を受けて、共和党の有権者が負うべき質問である。

 バイデン大統領と民主党が主張した『民主主義は投票用紙の上にある』という言葉が勝利の決め手になるとは誰も思っていなかったが、… その主張は共和党が最終弁論として投げかけたものよりも勝っているように見えるのは皮肉と言える。

 主要州の出口調査で、バイデン大統領の政策に深い不満を抱いている有権者が挙げた争点の上位には、『民主主義』すら入っていなかったのである。しかし、共和党が訴えた経済、国家安全保障、法と秩序は勝利につながらなかった。

選挙が終わった今、共和党の有権者は何が起こったのか、その答えを知るときが来たが、… 共和党支持者の大半が世論調査の結果には懐疑心を持ち、一抹の不安を払拭できなかった。
最後の土壇場で民主党支配のスイング州(激戦州)が州法をに抵触する選挙法、特に郵便投票に関する規制を緩めるなどの不穏な動きをした事も、ペンシルバニア州で共和党が敗れた最大の要因だったのではなかろうか?

 何れにしても、情報元は共和党及びトランプさんが民主党に敗れた!との辛辣な評価とトランプさん共和党を非難しているが、…これはお門違い!と言わざるを得ません。
上院は敗れたが、下院は辛勝とは言え、勝利には間違いない!。

 共和党が上院で過半数を
   獲得できなかった最大の理由は!〜、
共和党内の反トランプ(RINO)が手を替え品を替えの悪辣な手段を講じてトランプさんが推薦した候補者を貶める策略で印象を悪くした事である!・・・

結局、共和党は一枚岩ではなかった。
然し、それでも下院で過半数を獲得した事は欣快事!とブログ管理人は喜びに包まれています。

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