課題解決になるのか】:
https://newsphere.jp/technology/20230418-2/
3月22日、AI(人工知能)開発の一時停止を要請する公開書簡がリリースされた。イーロン・マスクやスティーブ・ウォズニヤックなどが署名したその書簡が公開された背景とは。
公開書簡では、AIシステムは社会と人類にとって深刻なリスクをもたらす可能性があり、その開発には計画と管理が必要とされるが、現時点ではそのような計画や管理がなされていないと述べたうえで、強力なAIシステムは、効果的なもので、かつリスク管理が可能であると確信できる場合にのみ開発されるべきだと述べられている。さらに、すべてのAI研究所に対し、GPT-4より強力なAIシステムのトレーニングを少なくとも6ヶ月間、直ちに一時停止するようにという要求が記載されている。
昨今開発されているAIは、人間並の能力で一般的なタスクをこなすことができる。こうしたAIの展開は、さらなるプロパガンダやデマを流通させるばかりでなく、やりがいのある仕事をも奪い、いずれは人間の能力を超え、人間に変わる存在になるというリスクがある。書簡は人間の文明のコントロールを失うというリスクを取るべきなのかと問いかける。書簡の内容はAI開発者たちの自問自答であるとともに、政府の介入を要求するものだ。
6ヶ月の休止期間は、AI研究を停止するためのものではなく、AI研究に関する専門家たちが高度なAIの設計と開発に関する安全面でのプロトコルを開発し、実施するための期間だ。書簡の主張は、AIによって、人類が豊かな未来を享受できるということが前提であり、そのためのガバナンスの必要性を訴えている。
昨年11月、AI研究所のオープンAIが手がける「ChatGPT」がリリースされて以来、AIの存在感が急速に増しつつあるとともに、AIの開発競争も加速している。3月には、バージョンアップした「GPT-4」がリリース。マイクロソフトは、オープンAIに対して100億ドルの資金を投入し、自社の検索エンジンである「ビング」をはじめとするアプリケーションにAI技術を採用した。一方、グーグルもChatGPTの競合となる「バード」というAIを発表した。
AI開発一時停止の公開書簡は波紋を呼んでいるものの、この公開書簡のイニシアチブをまとめ上げた主体であるシンクタンク「フューチャー・オブ・ライフ・インスティテュート(The Future of Life Institute)」に対する批判の声や、偽の署名が存在しているという指摘もある。また、終末論的な論調に対しての批判もある。
公開書簡では、AI研究機関が足並みを揃えてプロトコルを開発すべき、政府が介入してAI開発のモラトリアム(一時停止期間)を強制すべきといったような要求があるが、現実的ではないとの見方もある。一方で、AIのさまざまなリスクを回避するには、稼働を停止すべきだという研究者の意見もある。
AI開発に関して、関係者が足並みを揃えること、さらに、人類全体というステークホルダー全員が未来形成に参画するというのは理想でしかない。AI技術に対し、是非の判断を下して思考停止になるのではなく、期待と不安を持ちつつ議論を続けていく必要がありそうだ。
AI開発に関して、関係者が足並みを揃えること、さらに、人類全体というステークホルダー全員が未来形成に参画するというのは理想でしかない。AI技術に対し、是非の判断を下して思考停止になるのではなく、期待と不安を持ちつつ議論を続けていく必要がありそうだ。
感情的な議論はさておいて、一つだけ確かな事は、
人間は、不遜にも限りなく天の領域に土足で踏み込もうとしているのは確かである。
金で神になろうとしている、蛇蝎!、忌むべき存在に成っているのを認識できない哀れな生き物に成り下がったようである。
イーロン・マスクは先日新たにAI企業を立ち上げる事を発表したが、ごの御仁は投資したAI企業の株を売却したばかり。結局は株主では飽き足らず、完全支配(会社を自分の好きな様に動かせる)CEOで君臨したいのでしょう。
結局は金と権力を飽くなき追求する事からのがれられないのでしょう。
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