2018年9月11日火曜日

米国が支那の圧力で台湾と断交したカリブ海3カ国から米大使を召喚!・・・


9月4日、米国のコリー・ガードナー上院議員とマルコ・ルビオ上院議員は民主党のエド・マーキー議員とボブ・メネンデス議員とともに、❮❮『台北法(Taiwan Allies International Protection and Enhancement Initiative Act、略称:TAIPEI Act)』❯❯を議会に提出した。


法案(TAIPEI Act)は!~、
『台湾に不利となる行動をとった国に対し、外交関係のレベルの引き下げや、軍事的
融資などの支援の一時停止または変更などの措置をとる権限を米国務省に与える』の内容となっている!・・・。
台湾とエルサドバトルが断交した8月21日、『エルサルバドルとの関係を見直している』と表明した国務省と足並みがそろっている。

        まさに風林火山!~、
      疾きこと風の如くの国務省!・・・


米国務省のヘザー・ナウアート報道官は7日!〜、
昨年から今年にかけ台湾との断交に踏み切った中米カリブ地域の3カ国!、… ドミニカ共和国、エルサルバドル共和国、パナマ共和国の3国に赴任する米大使や代理大使を本国に召還したと発表した。

断交決定後の情勢などを協議するためとしている。



米国務省は大使らの本国召還の目的について!~

中米とカリブ地域で強力かつ独立した民主体制と経済の支援策について米政府首脳陣と話し合うためと説明したているが、… 大使召還とはただごとではない。

 一時的に外交を断絶させることを相手国に通告し、断交も辞さないとする強い抗議の姿勢を表明し、国務省が「深い遺憾」を行動で現したことに他ならない。
『台北法』を先取りして、米国はその本気度を、米国の国益をも侵そうとして台湾との断交を仕掛けた支那に強烈な牽制球を投げた!といえる。
 今後、米国はこの3国への経済制裁など圧力を強めることも含め、支那になびく傾向に歯止めをかける措置を取ってくると思われる。


米国は『1つの支那』原則を尊重しているが!〜、
支那が望む形での政策は進めていない!・・・
台湾の将来的な位置付けについては一方的な変化に反対するとの立場しか公式に表明していないが、… ただ、米国は台湾との同盟関係を事実上続けている。
特にトランプ政権の発足以降、米台関係は緊密化を増している。


トランプ政権は!〜、
支那が巨大経済圏構想『一帯一路』の一環として、巨額のインフラ投資や経済支援を手がかりに『米国の裏庭』である中南米やカリブ海諸国で影響力を拡大するのを警戒!・・・
 特に、今年に入って台湾と外交関係を結んでいた国々が相次いで中国と国交を結んだことに強い危機感を抱いている。

ナウアート氏によると!〜
大使らは、米政府の首脳部と『中米とカリブ海一帯での強力かつ独立した民主体制と経済の支援に向けた方策について話し合う』としており、… 支那に対抗した中南米諸国と
の連携強化策を探るとみられる。

現在、台湾と外交関係がある中南米諸国は!〜、
グアテマラ、ニカラグア、ホンジュラス、ハイチ、パラグアイなど9カ国!・・・

トランプ政権の対支那外交は!〜、
制裁関税など経済摩擦だけではなくて、米国の安全保障へと移行しつつある!・・・
単なる経済軋轢と思って対応する諸外国の政府、… 
特に日本の国体運営を司る『政・官』は大火傷を負う恐れが限りなく高い。

今まで、腫れ物に触るような対応しか出来なかった米国は、… トランプ政権が厳しい姿勢で支那の少数民族の弾圧、人権問題に切り込んで来た結果は!〜、
ウイグル人数百万人を拘束、収容所で政治的な洗脳(弾圧、人権蹂躙)に対して支那共産党幹部の資産凍結!・・・

✦ スパイと見なされて国際的な支那人研究者が学術会議の参加のためのビザ発給停止で米国に入国出来ず。

✦ 諜報機関と断定され、米国内にある孔子学院の閉鎖に拍車が掛かっている。

✦ 米国主導の支那包囲網に英国参戦、… 英海軍海軍揚陸艦『アルビオン』が南シナ海航行。

今回、法案(TAIPEI Act)の提出、… 時を置かずして、台湾と断交したカリブ海3カ国から米大使や代理大使を本国に召還などは、トランプ政権の支那締め付けの本気度が明確に現れている。

安倍総理は過剰な支那への配慮を止め幟の色を鮮明にしなければ、米国との関係に罅が入ることになる。
国体運営の舵取りが微妙になって来たようです。

参考文献:
【メルマガ日台共栄:第3296号】 台湾と断 交した中南米3カ国の大使を召還した米国の本気度

米政府、台湾と断交の3カ国の大使召還 情勢を協議



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