左翼を嫌悪する者は全てナチスで!〜、
ヒトラーにそっくりだと非難する事は、腐敗している
ヒトラーにそっくりだと非難する事は、腐敗している
政治的言説の特徴になっている!・・・
しかし、だからといって、現代社会の誰一人としてナチス総統に思想的・実践的に似ている者がいないとは限らない。
ジャスティン・トルドー氏は2月14日!〜、
カナダの非常事態法を発動した!・・・
1933年3月23日、ヒトラーが独裁権力を与える『実行法』でドイツの民主主義にとどめを刺したときと比較するよう呼びかけたのだ。
類似点(と相違点)があり、啓発的である。
トルドー首相は、『フリーダムコンボイ』が『平和的抗議活動ではない』という主張に基づいて裁判を行ったが、これは全くの誤りであり、… 昨夏カナダで起きた教会への放火や銅像の倒壊に対する彼の冷淡な対応を考えると皮肉な事である。
彼は、『フリーダムコンボイ』がカナダ経済に打撃を与えていると主張した。
その主張とは!〜、
◼︎ ❮❮ 国内のさまざまな場所の国境で、封鎖は我々の経済に害を及ぼし、
公共の安全を脅かしている。
重要なサプライチェーンが途絶えている。
これは、家族を養うためにこれらの仕事に依存している
労働者を多大に傷つけている!❯❯、・・・
緊急事態法は!〜、
緊急事態法は!〜、
カナダ政府に 〚平時には適切でない臨時の特別措置をとる 権限を与える!〛、…
これには、〚平和の侵害につながると合理的に予想されるあらゆる公共の集会の規制または禁止〛、・・・ が含まれる。
副首相のクリスティア・フリーランドは!〜、
自由を求めるトラッカー『フリーダムコンボイ』の銀口座凍結!、とトラックの没収!すると発表し、この法律に強烈な人民統制権限を与えた!・・・
カナダ政府は緊急事態法に基づき、カナダの金融機関に対し、口座が違法な封鎖や占拠を助長するために使用されていると疑われる場合、金融サービスの提供を一時的に停止する権限を与える命令を即時に発動した。
トルドー首相は演説の中で!〜、
◼︎ ❮❮ これらの措置の範囲は、時間的、地理的に的を絞ったものであるとともに、それらが対処しようとする脅威に対して合理的かつ比例するものである!〛、・・・
これは、必要とあらば!!〜、
脅威(抗議)に対しての呵責なき制裁を暗示したのである!・・・
アドルフ・ヒトラーは!〜、
独裁的な権力が必要だと主張する際に、
トルード首相と似たような事を数多く発信している!・・・
1933年2月27日、ヒトラーが首相に就任してわずか4週間後!〜、
ベルリンにあるドイツの国会議事堂、
ライヒスタークが火災に見舞われた!・・・
犯人はオランダの共産主義者、マリヌス・ファン・デル・ルッベ(Marinus van der Lubbe)で、どうやら単独犯だったようだが、… 多くの人は、この事件は
ナチスの独裁体制確立の為の偽の旗振り役だった可能性があるとされている。
しかし、ヒトラーは帝国議会で大きな勢力を持っていた共産党が放火したと主張し、ヒンデンブルグ大統領に市民的自由を停止する緊急法の認可を迫った。
共産党員を含む共産党員幹部は追いつめられ、逮捕された。
ヒトラーは帝国議会の承認なしに、かつてトルドーが共産主義支那について賞賛したのと同じような迅速さで法律を制定することができるようになった。
✺ 帝国政府によって制定された法律は、総統によって発行され、
帝国官報に掲載される!・・・
✺ 帝国政府によって制定された法律は、首相によって発行され、
帝国官報で発表される!・・・
✺ 法律は、別の日付が規定されていない限り、発表の翌日に発効する!・・・
カナダの緊急事態法と同様!〜、
この法律は一時的なものに過ぎないはずだった!・・・
有効化法は1937年4月1日に失効する予定だった。しかし、ヒトラーが権力を強化し、野党をすべて壊滅させると、有効法が継続されることに疑問の余地はなかった。
ヒトラーのゴム印を押した国家社会主義者の帝国議会によって1937年と1939年に、政令によって1941年と1943年に更新され、後者は期限を設けずに更新されている。
1933年3月23日の演説で、ヒトラーは!〜、
✦ ❮❮ われわれの衰退の根本原因を徐々に正しく認識し始めた
思想、組織、人間を徹底的に拒絶する必要がある!❯❯・・・
そして、
✦ ❮❮ フォルク(ドイツ国民)と帝国の再建のためのプログラムは、 われわれの政治的、道徳的、経済的生活を不自由にしている
苦痛の大きさによって決定される!❯❯・・・
✦ ❮❮ この崩壊の原因は、わが民族の身体の内部損傷にあるという確信に
満ちており、民族革命政府は、将来にわたって、真の復興を阻み続けるで
あろう苦悩を、わが民族の生活から排除することを目的としている!❯❯・・・
と述べている。
✦ ❮❮ 共産主義者を「略奪、放火、鉄道襲撃、暗殺未遂など、これらのことはすべて共産主義理論によって道徳的に承認されている!❯❯・・・と非難した。
ヒトラーは、ドイツの経済復興の為には!〜、
鉄拳制裁が必要だと主張した!・・・
「経済的破局に対処するためには、次のことが必要である。
鉄拳制裁が必要だと主張した!・・・
「経済的破局に対処するためには、次のことが必要である。
1)国内では絶対的な権威主義的指導力を発揮して、
安定した状況に対する信頼を得ること!・・・
2)主要国の側で今後長期にわたって平和を守り、
それによって国民の相互信頼を回復すること!・・・
3)経済の組織と指導における常識の原則の最後の勝利、
および賠償金と負債および利子の無理な負債からの一般解放!・・・
ヒトラーは、トルドー同様!〜、
実行法の使用は限定的なものにすると約束した!・・・
〚政府は、重要な措置の実施に必要な限りにおいてのみ、この認可を使用する〛。
ヒトラーの実行法とトルドーの緊急事態法が同じものであると言うのは、安直で不公平であろう。ビル・マー氏の指摘はもっともだが、トルドーはヒトラーではないし、血に飢えた専制君主になる可能性もないだろう。
しかし、Enabling Act『実行法』は、トルドーが今カナダで行っていることの落とし穴、そして市民の権利を守るために設計された通常の手続きを政府が回避する事を可能にする法律が、いかに簡単に乱用されうるかを示しているのである。
ヒトラーもトルドーも、その法律の必要性を、他の方法では対処できない差し迫った国家的緊急事態という文脈で位置づけている。
クリスティア・フリーランド(カナダ副首相)は!〜、
✦〚これらの違法なバリケードは、カナダの経済と、信頼できる貿易相手国としての評判に大きな損害を与えている!〛と主張した。
トルドーとフリーランドは明確だった。『フリーダムコンボイ』はこれらの経済的後退の全責任を負っており、したがって人々の利益のために終わらせる必要があったのだ。一方、ヒトラーは、ドイツの経済的・文化的生活を破壊している『犯罪者」』の力を断ち切るために、『自由権獲得法』が必要だと主張した。
フリーランドもヒトラーも、人民の敵とみなした相手には無慈悲な行動をとることを約束した。
カナダが国家社会主義ドイツのような冷酷な行動を取るとは誰も思っていないが、… トルドーとフリーランドが極めて危険な道に踏み出したことは間違いなく、ナチスドイツの歴史が決定的に証明しているように、あらゆる種類の人権侵害につながる道である。
政敵が国家が苦しんでいるすべての悪の元凶とされ、裁判所の命令を得たり正当な手続きを尊重したりする必要から解放されたら、権力者(トルード/フリーランド)を抑制する為に
いかなる手段が残っているのだろうか?
しかし、ジャスティン・トルドーが本当にそのような権限を乱
用するかどうかは別として、誰かがそれを行う可能性があり、彼を抑制するものは何もないだろう。こうして共和国は滅びるのだ。
2月14日、〚実行法〛、〚緊急事態法〛が発動されてから!〜、
僅か3日後、自由を求めるトラッカー『フリーダムコンボイ』の
組織の中心人物の二人が警察に拘束され、銀行の口座が凍結された、所有しているトラックも没収された!との風聞が飛び交っている。
トルード首相/フリーランド副首相は決して開けてはならないパンドラの箱を開けたようである。
これは、カナダにとって吉か凶か!・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿