2025年3月23日日曜日

外国人観客が殺到する京都 諸物価の値上がり直撃 嬉しい悲鳴か!悲憤が交じる悲鳴か!…


修学旅行先で相次ぐ京都撤退」…
《外国人観光客の増加で各地の学校から
 悲鳴、❝日本人が日本のいい場所を
   巡れないなんて!❞》、…

◼︎  修学旅行の行先の定番である
       京都を避ける学校も増えつつあるという!・・・

◼︎  混雑によって歴史ある名所を
  思うように周るのが困難である事が理由!・・・

◼︎  また、物価高騰やオーバーツーリズムで
    宿泊施設を探すことが困難だという!・・・



学校生活最大の思い出の一つである修学旅行。
行先の定番といえば京都なのだが!〜、
    外国人観光客の増加を理由に、
       避ける学校も増えつつあるという!・・・
それでは、もう一つの大定番である東京はどうなるのだろうか。

➤  京都の宿泊施設は6割が外国人旅行客:
京都の観光客の増加はデータを見る明白。
公益社団法人・京都市観光協会の調査によると!〜
   2000年時点では4051万人だったのが、
       2023年時点では5028万人!・・・

この増加の大きな要因の一つが外国人観光客で、2000年時点で外国人宿泊客数は40万人だったのが、2023年時点では536万人と、13倍以上に膨れ上がっている。
一方で日本人宿泊客数は2000年時点で902万人、2023年時点でも939万人とそれほど大きな変化はない。さらに2024年の京都市内主要ホテルの月別客室稼働率を見ると、宿泊客のおよそ6割が外国人だった。

そして、問題になっている、修学旅行で京都に行った生徒数だが、2000年時点で99万人、2017年がピークの113万人。その後、コロナ禍で激減し、最新の2023年は81万人。修学旅行の生徒数の減少は少子化も関係しているとみられるが、減少傾向にあるのは確かだ。

修学旅行で京都を避ける学校は!〜、
    その理由として混雑によって歴史ある名所を
    思うように周ることができないことをあげている!・・・
また物価の高騰やオーバーツーリズムによって、宿泊施設を探すことが困難になっていることも原因の一つであるようだ。

修学旅行では通常、1、2年前から新幹線や宿泊先を予約するが、…
この数年で一気に物価が上がった影響で、2年前に確定した値段で客を受け入れる宿泊先が赤字になっているケースもあると言われている。

SNSを見ると、修学旅行先が京都から変更になったという投稿が複数散見され、この先もますます修学旅行生数は減少していくとみられる。

《え、ちょっと待って、
 修学旅行京都とかじゃなくて北陸になるぽ……むり》、…

《うちの上の子(中学)が去年修学旅行でしたが、京都の修学旅行は
 最後になるとの話でした。物価高とインバウンドのせいで、
    行き先を北陸に変更するとかって話でした》、…

《うちの子の学校、いままでずっと京都だった修学旅行先が
 別の場所になった。子ども達は怒ってたらしいけど…》、…

《日本人が日本のいい場所を巡れないなんておかしいよ》、…

➤  それでも東京を修学旅行先から変えられない理由:
では、同じく観光客数が増加している東京を修学旅行先に選んでいる学校はどうなのだろうか。

中部地方の現役小学校教諭に話を聞くと!〜、
           ⬇︎⬇︎⬇︎
《旅行先を東京から変更するという案は、私の学校でも周りの学校でもあまり話は聞きませんね。まず修学旅行の目的として、政治や経済の中心である日本の首都・東京を見学し、肌で感じることがあげられるので、、東京は選択肢からなかなか外せません》、…

《また、外国人観光客の存在自体はむしろプラスに考えられていて、…日本には外国人から見て魅力ある観光地がある事を、生徒が身をもって体感できる要因になります。電車や観光地で外国人から声を掛けられた際、外国語の学習が生かされることもあるかもしれません》、…

ただ、旅行先は変えずとも時期をズラすという案は出ているという。全国的に5月と11月が小中学校の修学旅行のピークの為、…バスの運転手の確保と新幹線の予約がかなり難しくなっている!との事。

《修学旅行の予定は一度決めたら変更がほぼできないので、来年からすぐに変更とはいきませんが、2、3年後には大きく変わっている可能性はあるでしょうね。ちょうど、去年頃から法律でバス運転手の拘束時間の制限が厳しくなり、移動の利便性と荷物の運搬を兼ねて長時間活用していたバスが使いづらくなりました》、…

《お土産を買うと帰りは荷物が多くなるので、これまでは行きは
 新幹線、帰りはバスというかたちをとっていましたが、…11月は
 高速道路の集中工事の時期と被っていて渋滞にハマってしまい、
 帰校時刻が遅れることが多いです。
 これによって、運転手の拘束時間の問題で追加料金が発生する
 ケースもあるため、時期の変更は検討されています》、…


➤  外国人観光客の問題を学ぶよい機会に?
一方で、インバウンドの影響でお土産の値段も高騰している事については、修学旅行先の変更の理由にはならないという。
 というのも小学校の修学旅行では学校側がお小遣いの上限を決めていることが多く、その中でいかに賢く買いたい物を買うことができるか計画を立てることもまた、一つの学習になる面があるからだ。

《ただ、お土産を買う場所で、高価なものしかない取扱いのない所は避けるようにしていますね。例えば東京スカイツリーなんかはいい例で、観光地として知名度が高く、展望台にいきたい子どもも多いですが、いかんせんお土産代がバカにならない。それに比べて東京タワーは、『これぞ東京』的なお土産が比較的安く買えるし、展望台も悪くないので、そちらにしようとなったりしています》、…

《これから先、日本にはますます外国人観光客が増えていき、
 彼らとどのように共生するのかが課題にもなっている。
 そういう意味では、子どものころからそうした問題を直に体験して
 おくという理由で、インバウンド需要が高い場所へ行くのはいい
     勉強になるかも知れません!》、・・・

                                           


外国人観光客のメッカ!〜、
京都市は諸物価の値上がりに悩まされている!・・・

市内の宿泊施設客は60%が外国人観光客。
ツアーでくるので宿泊料は余り気にしない。
諸物価の値上がりも激しく、宿泊施設やレストラン、拝観料を取る寺社、などの業界が潤うのは結構だが、地元一般の住民が潤うのか!、甚だ疑問です。
かと言っても、外国人観光客が来なくなると、京都市は金蔓を失う事になるので、痛し痒し!の微妙な問題となります。
速攻で解決する妙案はなさそうです。

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